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2011年9月26日月曜日

学童保育、6年生まで対象にすべき

 「学童保育」をご存知ですか?
 学校から家に帰った時に、誰もいなくて、ひとりぼっちで過ごさなくてはならない家庭(両親共働き、ひとり親家庭の場合など・・・昔は「鍵っ子」と言いました。今は「留守家庭」と言います)だと、寂しい思いをしますね。


 そこで、学校からまっすぐ行くのが、「学童保育」です。そこで、指導員や友達と一緒に遊んだり、おやつを食べたりして、夕方に帰宅します。


 働く親たちが、お金を出し合って、指導員の給与など必要な経費にあてて、子どもが放課後に過ごす場所を作ったのがはじまりです。親たちの共同でつくったので「共同学童保育」とも言います。


 共同学童保育では、運営のための会議=父母会があります。そして、夏休みには、全世帯の子どもも親も参加してキャンプなどをやります。


 そうしたことを通じて、親同士も仲良くなります。


 このほかに、札幌市には、児童会館で行われている児童クラブというものもあります。
 児童クラブは市の事業としてやっているため、無料です。しかし、児童会館で行なっているので、「留守家庭」でない一般児童も大勢遊びに来るなかで、実施されています。専任指導員はいません。おやつは出ません。父母会もありません。行事はやっていますが、キャンプまでやっているかどうかは不明です。


 札幌市では、長らく、共同学童保育も、児童クラブも、3年生までしか対象にしていませんでした。


 共同学童保育では、自主的に、6年生まで通えるようにしているところが多いです。
 私の2人の娘も、共同学童保育で、6年生までお世話になりました。
 しかし、市から共同学童保育に出される補助金が、3年生までの児童の人数に応じる仕組みなのです。高学年の児童ばかりになると、共同学童保育は赤字で運営できなくなります。


 「実態は6年生まで通っている」と何度も、市に訴えて、対象児童の拡大を求め続けてきました。


 そして、今年度から4年生までが対象となったのです。


 さらに、拡充して、6年生までを対象にさせていくようにもとめます。


 低学年の児童は、高学年のお兄ちゃん、お姉ちゃんを見て憧れ、成長の力になります。
 高学年の児童は、小さい子の面倒をみて、優しい心を育てます。


 学童保育のため、子どもたちのために、今度の議会でがんばります。





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