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2013年2月28日木曜日

廃屋対策 前進答弁

 老朽化した空き家(廃屋)が長い期間、放置されていることがあります。
 ご近所にとっては、気持ちいいものではありません。
 建物が損壊したり、強風で屋根のトタンが飛ばされたり、見知らぬ人が侵入しないか、放火されることはないかと、気がかりです。

 しかし、建物の所有者がいる場合、勝手に撤去するわけにはいきません。
 住んでいた人が亡くなった場合には、相続者がいるはずです。

 所有者(相続者)が撤去しようとしても、住宅の解体費用は100万円以上かかることが多く、その負担の重さのために、解体できず、長年放置されることがあるのです。

 私は、市議会予算特別委員会で、この問題を取り上げて質問しました。

 特に、北海道内の豪雪地域では、雪の重さで建物が倒壊することもあり、市町村で対策をたてるところが出てきました。

 解体費用の一部補助を出すことで、撤去を促進したり、行政が撤去の代執行(※)をできるように条例で定めたところもあります。
    ※行政が建物を撤去し、その費用を所有者に請求する

 このような動きがあることを示し、札幌市での具体的な対策を求めたのです。

 札幌市は、新年度から、空き家対策を検討する組織をつくり、係長を配置する、条例制定についても検討する」という前向きな答弁を引き出すことができました。

 ぜひ、住民にとっても、所有者にとっても、いい方向で、問題を解決できるようにしたいです。

2013年2月27日水曜日

市住家賃減免改悪反対陳情 賛成討論

 市営住宅に住んでいる人で、所得が少ない人は、家賃を安くする制度があります。
 この家賃減免制度を、市は、改悪しようとしています。
 市民や市営住宅自治会から、反対する議会陳情が出されていますが、市議会本会議で、自民・民主・公明・市民ネットが反対して否決されました。

 私が、陳情に賛成する討論を行ないました。

 =====その全文を掲載します=====

 私は、日本共産党を代表して、陳情第45号から第47号につきまして、採択すべき、すなわち市営住宅の家賃減免制度の改悪、値上げはやめるべきとの立場で討論します。

 家賃減免制度の改悪に反対する理由の第1は、公営住宅法の規定に関する問題です。

 公営住宅法第1条には、このように書かれています。

 「この法律は、国および地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とする」

 憲法第25条の具体化、国民の生存権の保障として位置づけられたのが公営住宅であります。
 民間賃貸住宅と同じように見えても、法的位置づけが違います。

 理事者は、「市営住宅に入居できない市民との公平性の確保」などとされていますが、「市民の声を聞く課」でも、オンブズマンも、「不公平であり、公平性が確保されていない」という苦情・意見は1件もないと報告しています。

 「利用している人と、していない人の公平性の確保」とは、値上げをしようとするときに、市が決まって持ち出す「受益者負担論」です。
 判断基準のない「公平性」なるものを設定し、「値上げをすれば公平性が確保される」と言って値上げを合理化するようなことは、もうやめるべきです。

 市営住宅の場合は、公営住宅法で、「低額所得者に低廉な家賃で賃貸する」ことが決められています。

 委員会で、理事者は、市営住宅の家賃は、近くの似たような住宅、すなわち近傍同種の民間賃貸住宅の家賃以下にしないと「違法である」ことをお認めになりました。

 最初から、「入居できない市民」すなわち、近傍同種家賃との比較をしようとすることが間違いであります。

 理由の第2は、弱い者いじめの値上げだからです。

 市営住宅は、低所得者のためにつくられているので、高額所得の入居者はいませんが、その中でも家賃減免制度の利用者は、つましく暮らしています。

 この家賃減免は、生活保護基準をもとにして作られているため、制度利用者の所得は、保護基準とほぼ同等か、それ以下です。
 最低生活費を下回っていても、生活保護を受けていない人が、この制度に助けられて、暮らしているのです。

 今回の値上げは、市営住宅入居者全員にかかわるものではありません。
 減免制度を利用していない人は、値上げにはなりません。
 所得の少ない人にだけ、値上げするものです。
 しかも、本市の制度は1割減免から8割減免までありますが、今回の改悪は、制度利用者の中でも、もっとも所得の少ない人たち、8割減免と7割減免を廃止し、最大でも6割減免にしようとするものです。
 減免制度利用者の70%が、8割減免となっているため、ここで値上げすることで、財政効果を上げようとしているのであります。
 低所得者を狙い撃ちする悪質な値上げであり、到底容認できません。

 第3は、値上げの理由に合理性がないことです。

 その1点目は、修繕費との関係です。

 理事者は、家賃減免制度について諮問した「住まいの協議会」で、「今後、ますます維持修繕費や建て替え費用が増大することが見込まれてございます。これらに必要な財源を確保するため」と言って、見直し、値上げの必要性を訴えています。

 家賃を上げると、修繕費を増額できるかのように聞こえます。

 畳表の交換やふすまの張り替えなど、計画修繕が遅れており、「計画修繕を進めてもらいたい」という要望は、非常に強くなっています。
 「修繕してもらえるなら、値上げもやむを得ない」と、考える入居者もいると思われます。

 しかし、家賃収入と修繕費との間に因果関係はありません
 前年度と比較して、家賃収入が増えても、修繕費は減額になったり、あるいはその逆だったりしています。

 修繕費の財源は、家賃収入ではなく一般財源が充てられているからです。
 必要な事業費は、一般会計の中から予算付けされることになっています。

 家賃を上げれば、修繕費が増額されるかのような誤解を与える説明を、住まいの協議会に行なったことは問題です。

 その2点目は、医療費控除の関係です。

 市営住宅には、高齢者が多いため、病院通いをしている方も多く、年金など自分の収入から病院代を引いて、所得を算出して、減免家賃の計算をしている方も多いはずです。

 ところが、住まいの協議会の答申では、「医療費控除について、現行制度では還付額が適正に申告されているか、捕捉および確認が困難な場合があるなど、公平性の観点から控除額の認定に疑問があるため、控除のあり方を含め見直す必要がある」ということです。

 委員会で、この答申をどう解釈しているのか質問したところ、理事者の答弁は「高額療養費の支給を受けた場合や、生命保険の給付金を受けた場合に、それらが正しく申告されない」問題だとされました。

 たしかに、高額療養費の支給を受けたことが申告されないと、実際よりも高額な医療費がかかったことになり、所得が少なく計算されて、本来の家賃よりも安くなることになります。

 しかし、委員会で、「そういう不正の実例はあるのか」と質問したところ、「ない」とのことでした。

 「ない」のでしたら、「控除額の認定に疑問がある」などと、不正が行われていることを前提にすべきではありません。

 さらに、改悪制度では、入院医療費の控除を認める一方、外来医療費の控除を認めないとしています。

 高額療養費の対象の大半が入院医療費だと考えられます。

 本当に、高額療養費を問題にしているのであれば、入院医療費を控除からはずし、外来医療費のみ控除を認めるはずですが、市がやろうとしていることは逆です。

 本市は、最初から、実例もない高額療養費にかかわる不正を問題にしているのではなく、「適当な財政効果」と、「利用者の負担増」の落とし所の瀬踏みをして、入院のみ控除を認めるようにしたとしか思えません。

 理由の第4は、市民と制度利用者が強く反対していることです。

 値上げ反対の議会陳情は、191件に上っています。
 そのうち、市営住宅自治会が提出したものが31件になっており、このようなことは本市議会始まって以来のことです。

 「行財政改革推進プラン」のパブリックコメントでは、家賃値上げについて、賛成1、反対9と、圧倒的な反対でした。

 入居者アンケートでも、制度利用者の回答は、「やむを得ない」17.9%、「反対」51.1%と、過半数を占めています。

 市民と制度を利用している当事者の声を尊重すべきであります。

 「市民自治」を本当に実現するためには、弱い立場に置かれている人たちを守ることが必要ではないでしょうか。

 低所得者に対して、最低生活費を割り込むような値上げを強いることはやめるべきであることを申し上げ、討論といたします。



2013年2月25日月曜日

新春交流会を開きました

 新春(ちょっと遅めの新春)交流会を開き、多数の方々にご参加いただきました。


 漬物をどっさり持ってきてくれる人、お酒を持ってきてくれる人、早くから来てオードブルを手作りしてくれる人など、みなさんのおかげで、安い会費で、たくさんのごちそう、お酒が出ました。
 三味線の演奏もあり、歌を歌う(カラオケテープ持参の)人もいて、最高に盛り上がりました!


 「地域のみなさんに支えられている」ことを、あらためて実感しました。
 みなさんのため、市民のために、はたらきます!!

2013年2月23日土曜日

市住家賃減免反対の陳情が否決

 市営住宅には、所得の少ない人(おおむね生活保護以下なのに、生活保護を受けていない人)には、家賃を引き下げる減免制度があります。

 札幌市が、市営住宅の家賃減免制度を改悪・縮小(家賃値上げ)しようとしており、市民団体や市営住宅自治会から、「家賃減免制度を改悪しないでほしい」という趣旨の議会陳情が出されました。

 市議会建設常任委員会で議会陳情の審査を行ないました。
 私は、「市の家賃減免制度縮小計画には道理がない。議会陳情に賛成」の立場で、45分間、全力で質問を行ないました。



 質問した議員は、私の他にもう一人で、2人だけでした。

 そして、採決。

 自民・民主・公明の議員は、質問もせず、討論もせずに反対し、賛成したのは、2人だけ。否決されてしまいました。

 所得が少なくて苦労して、頑張っている人たちの応援をするのが、議会の役割ではないでしょうか。

 私は、弱い立場に置かれている人の味方になって、これからも頑張っていきます。

2013年2月22日金曜日

ラジオ収録裏話(35)はらみづほさんの電6生活!

 札幌市東区中心に放送しているコミュニティFM・さっぽろ村ラジオ(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日 午後2時から放送)の収録を行ないました。

 ゲストは、フリーライターはらみづほさん。


左から、はらさん、私、アシスタント兼ミキサーのジュンカちゃん

 はらさんは、環境に優しいエコ生活を実践していています。
 暮らしの中の無駄なエネルギーを削り、それを本にしました。

 
 『できた!電気代600円生活』(略して電6生活)北海道新聞社1300円+税 好評発売中!!!
 ・・・ 「ホントに、1カ月の電気代600円にできるのかよぉ?」と、思っていらっしゃるアナタ!
 本当の電気代は、1か月300~400円になっているそうです!!

 北電との契約は5アンペア!
 待機電力OFFは、効果あるそうです!
 お出かけと寝る時には、ブレーカー切っちゃいましょう!

 家電で、もってない(必要ない)もの
 △テレビ
 △冷蔵庫
 △掃除機
 △電子レンジ
 △炊飯器
 △ヘアードライヤー など。

 ムダなものは持たない、ムダなエネルギーは使わない、シンプルで地球につながる生き方 ・・・ 共感できます!!!

2013年2月21日木曜日

渡部前副市長の退職金と天下り問題

 札幌市議会第1回定例議会の代表質問で、日本共産党の伊藤理智子議員が、市政の問題点を追及しました。

 市立児童心療センター(子どもの精神科)の医師5人中、4人が3月末で同時退職する問題で、渡部前副市長の責任が問われています。

 「渡部副市長は、2月14日に、900万2200円の退職手当(退職金)を受け取りましたが、市の関連団体に天下りすることはないだろうな」と質問しました。

 市長が答弁しました。
 その趣旨は「退職後のことは本人の考えによるが、(天下りは)本人も想定していない」とのことでした。

2013年2月20日水曜日

代表質問 児童心療センター問題など

 19日、市議会第1回定例会で、日本共産党の伊藤りち子さん(白石区)が代表質問をしました。

1 市長の政治姿勢について
2 新年度予算について
3 児童心療センターの問題について
4 生活保護基準の引き下げと貧困の問題について
5 防災計画について
6 官製ワーキングプアと公契約条例について
7 白石区の学校建設について
という内容です。

 もっとも注目されたのは、「児童心療センターの問題について」ではないかと思います。


 児童心療センターの問題は、このブログで何回か書いてきましたが、渡部副市長が「更迭」されてから、とくに注目を集めました。
 しかし、日本共産党札幌市議団は、「更迭」問題が表面化する前から、厳しく追及してきました。

 代表質問では、医師5人のうち、4人が3月末に同時退職するために、
 ☆診療体制を維持できない、
 ☆現場は患者の転院や引き継ぎ業務なども加わり混乱している、
 ☆医師の確保と当面の診療体制をどうするのか、と質問。

 答弁は、(赤字は答弁、黒字は私の考え)

 ★現入院患者の処遇を最優先に考え、市内部の医師の人事異動による対応を含め、少なくとも常勤医師は3名確保できる見通し。

 (3名では足りないのである。しかも、3名のうち1名はもともと児童心療センターの医師だが、2名は市役所内部の人事異動。外部から補充できないのだ)

 ★常勤医師5名による現診療体制の確保は、現時点では厳しい状況であるが、北海道大学、札幌医科大学および市内民間医療機関などに協力をお願いし、今のところ数名程度は非常勤医師として確保できる見通しとなっている。

 (非常勤の医師を確保できることはありがたいが、今までのように、常勤の専門医が5名いるのとは段違いで、体制が弱まる)

 ★今後も引き続き、診療体制の維持のため、医師の確保に努めてまいりたい。

 う~ん、非常に厳しい体制になると言うことですね。
 前副市長と、児童心療センターとの間で、不信感が生まれたために、医師5人のうち4人が辞めたということであれば、前副市長の責任は重大ですし、子どもたちが被害者になることに強い怒りを感じます。
 児童心療センターの体制を守ることが、市の責任だと思います。

2013年2月15日金曜日

東区の「低栄養による衰弱死」は餓死ではないのか

  昨年の11月、東区で88歳の母が老衰、61歳の息子が「低栄養による衰弱死」で、2人が孤立死するという事件がありました。

 新聞報道で「低栄養による衰弱死」と書かれていたのが気になり、「要するに餓死のことではないのか? 餓死とどう違うのか?」と思い、新聞社に電話をかけて聞きました。

 電話に出た新聞社の人は、いくら聞いても、はっきりしません。「低栄養による衰弱死と、餓死とは違うのか」という質問にこたえられずに、四の五の言っていたというのが、私の印象です。
 そして、ようやく本当のことを言いました。
 「違いはよくわからない。要するに、警察発表で、そうなっていたから、その通り新聞に書いた」
 ・・・ 最初からそう言えばいいのに ・・・

 発表した警察署に電話をして、同じ質問をしました。
 いろいろ言うのですが、突き詰めると「低栄養による衰弱死」と「餓死」の違いはわかりません。
 そして、ようやく本当のことを言いました。
 「違いはよくわからない。要するに、医師が書いた死体検案書で、そうなっていたから、その通り発表した」
 ・・・ 最初からそう言えばいいのに ・・・

  「それでは、その医師に聞いてみたいので、名前と電話番号を教えてください」と言うと、「教えられない」ということでした。

 ここで行き詰まりましたが、保健所が、市民の死亡原因(病名)を分類していたのを思い出し、「一般論として、お尋ねします。『低栄養による衰弱死』と『餓死』は違うのですか」

 保健所の方は、「『低栄養による衰弱死』の中に、『餓死』も含まれる場合もあります。しかし、あえて『低栄養による衰弱死』と書いているのですから、やせ細って亡くなったのでしょうが、胃の中にわずかに食べ物が残っていたのではないかと想定されます。体力が落ちていくなかで、持病が悪化して亡くなった場合も考えられます」
 ようやく、まともな回答を得られました。ありがとうございます。

 それにしても、ただ、他の人の言ったことを鵜呑みして、「餓死」との違いも考えず、「低栄養による・・・」と公表することは、無責任ではないのかなぁ↓↓と感じました。

2013年2月14日木曜日

身障トイレのドアはゆっくり閉まるのだ!

 先日、私は、強い便意をもよおし、危機的最悪状況になっていました。
 早くトイレに駆け込まなければ大変なことになってしまいます。

 市役所の北口玄関に駆け込みました。… 間に合うかもしれない!

 北口玄関から入ると、
 最初にあるのは、①女子トイレです。
 そこに入ると、犯罪ですから、いくら危機的状況でも、そこを通り過ぎ、
 次にあるのは ②多目的(身体障がい者用)トイレで、
 その先に ③男子トイレがあります。

 少し遠いだけでも致命傷になりかねない状況でしたから、迷うことなく多目的(障がい者用)トイレに駆け込みました。

 このトイレは、自動ドアです。
 ボタンを押して、ドアを開ける!


 中に飛び込むと同時に、ドアを閉めるためのボタンを押す!

 ズボンとパンツを一緒に下ろし、便器に向かってお尻が急降下!
 間に合った!!!
 よかった!!!
 神よ!あなたに感謝します!!!


 ・・・ ? アレ!! 




 まだ、ドアが半分あいている! 
 外からまる見えじゃん!!

 多目的(身障者用)トイレの自動ドアは、ゆっくり閉まるのか↓↓
 ・・・ 神よ、あなたは少し意地悪だったのですね↓↓

2013年2月13日水曜日

拡大読書器、全盲の人にも支給実現!

 本や手紙などの文字を、拡大して映しだし、弱視の人でも読めるようにする器械「拡大読書器」というものがあります。

 文字を拡大するだけでなく、音声で読み上げることもできます。
 ところが、全盲の人には支給されないのです。

 私は、全盲の方が「支給してほしい」と、市に要望しているのを知り、昨年の議会で取り上げました。



 お待たせしました!
 今年の4月から、全盲の方にも拡大読書器を支給できるようになります!!!

 障がいのある方のために働けて、幸せを感じます。

2013年2月12日火曜日

ラジオ収録裏話(34)外断熱で暖房費30%減

 札幌市東区を中心に放送している「札幌村ラジオ」(FM 81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日 午後2時から)の収録を行ないました。

 今回のゲストは、1級建築士の大橋周二さんです。


左から、大橋さん、私、ジュンカちゃん

 実は、大橋さんは、かなり前から「ゲスト出演してほしい」とお願いしていた方です。
 とても忙しい方で、日程が合わずに、なかなか出演してもらえなかったのですが、今回やっと実現しました。

 マンションなどの改築の際の、外断熱にする工事について話していただきました。

 通常の内断熱は、各部屋を断熱材でおおう方法。
 それだと、建物から外に突き出しているバルコニーが冷え、その冷たさが部屋に伝わってしまうそうです。

 外断熱は、建物全体を断熱材で包んでしまう方法です。
 これだと、建物の外壁とバルコニーの接続部分を切断して、そこに断熱材を挟み込むので、バルコニーの冷たさを建物に伝えないそうです。

 外断熱にすると、暖房費が30%~40%も少なくて済むそうです。
 暖房費の節約はもちろんですが、少ない暖房で済むことは、二酸化炭素の量も減らすことになり、地球温暖化を防止することになります。

 環境にやさしい技術です。
 ぜひ、普及させていただきたいと思います。

 

2013年2月11日月曜日

札幌市長と共産党の懇談会

 年に4回の定例市議会に先立って、議会各会派と市長との懇談会(30分間)が行なわれています。


 
 まず、生島副市長から、新年度予算案の説明があり、議員側から、質問や意見など、率直に意見交換します。

 私は、「お辞めになった渡部副市長(2009年4月から市職員、2011年7月から副市長)に、900万円の退職金が出るそうですが、本人から辞退の申し出はないのか。市の関係団体に天下りするようなことはないのか」と、キツイ質問をしました。

 今のところは、退職金辞退の申し出はなく、天下りもないとのことでした。

 キツイことばかり言ったので、「市長、元気を出してください」とも言いました。

2013年2月10日日曜日

石油高騰対策を札幌市長に申し入れ

 石油価格が高騰し、市民も業者も大変です。
 1月25日現在ですが、札幌市消費者センターの調査では、
灯油1リットル 98.7円(多量配達)
ガソリン1リットル 152円(セルフスタンド) です。

 市長に対策を申し入れました。


左から、上田市長、井上、私、小形、伊藤、坂本の各議員

 おもな内容は、
①福祉灯油制度を実施すること。
 低所得者などに、灯油高騰分の補てんとして、ひと冬1万円程度の現金支給(道内の多くの市町村で、すでに実施しています)
②あったか応援資金を再開すること。
 低所得者、高齢者、障がい者に、5万円を、無利子・無担保・無保証人で貸し出す。
③作業所、保育所、介護事業所など、福祉施設に補助金を出すこと。
④中小企業向けに、無利子・無担保・無保証人で融資する制度をつくること。

 市長は、「今から準備しても、実施が3月になってしまうし ・・・」と弱気です。

 3月でもいいから、石油高騰で苦しんでいる市民や業者のために決断すべきです。

2013年2月8日金曜日

市政懇談会 たくさんの要望が

 日本共産党札幌市議団と様々な市民団体の方々と、「市政懇談会」を行ないました。



 毎年、春の第1回定例会、秋の第3回定例会に先立って、開催しています。

 今回は、井上市議団長の挨拶にはじまり、私から、新年度予算の概要と問題点の報告。
 そして、参加していただいたみなさんから、発言してもらいます。

 「継続審議中の公契約条例案は、どういう見通しか」
 「いじめ自殺の報告書を、教員が読み、議論している。いじめの調査をやろうとしても、教員は多忙なため、思うようにできない」
 「生活保護切り下げについての市長の考えをただしてほしい」
 「国民健康保険料を滞納している人に対する差し押さえなどの処分が厳しすぎる。学資保険の差し押さえはやめるべき」
 「子どもの権利条例について、検証すべき」
など、たくさんの意見が出されました。

 これらの意見を受け止めて、議会活動に生かしていきます。

2013年2月7日木曜日

自由貿易と領土問題

 日本のTPP交渉参加が問題になっていますが、韓国とアメリカの自由貿易協定は、どういう問題をもたらしているのでしょうか?

 大田広域市の市議会議員と交流できたときに質問してみました。
 やはり「農業はダメージをうけている」とのことでした。

 「一般の方々は、日本との領土問題について、どのように受け止めていますか?」との質問もしてみました。

 「(日本語で)タケシマ?」
 「はい、そうです」
 「タケシマと従軍慰安婦については、非常にかたくなな考え方をする人が多いです」とのことです。

 「大田市は気温は低いが、ほとんど雪は降らない」とのことでしたので、
 「どんな靴を履いてきましたか? 私の靴底は(靴底を見せて)こんなギザギザがついています」と言うと、
 「つるつるです」
 「それでは危ないので、あまり外は歩かない方がいいですよ」と言いました。

 交流の準備を進める日本側は、滑らない靴を用意してあげるといいですね。

2013年2月5日火曜日

韓国大田市議会歓迎会

 札幌市と姉妹都市の韓国大田広域市議会の訪問団が札幌市にいらっしゃいました。
 札幌市議会議長の主催で、歓迎昼食会を行ないました。


大田広域市議会議長の挨拶

駐札幌大韓民国総領事の挨拶

全員で記念写真

私がつけたネームプレートです。

2013年2月3日日曜日

札幌市学童保育連絡協議会40周年記念祝賀会

 共働きなどで、小学生が家に帰っても留守の家庭では、いわゆる「鍵っ子」にさせると、子どもが寂しい思いをします。

 そこで、学校が終わるとまっすぐ「学童保育」に行き、1年生から6年生まで一緒に、楽しく過ごし、親が帰ってくる頃に自宅に帰ります。

 働く親たちが、共同で、建物を借り、子どもたちをみてくれる指導員を雇い、作り上げてきたのが共同学童保育です。

 共同学童保育所が何か所もできてくると、連絡を取り合い、知恵を出し合って、共通する課題に取り組もうと「連絡協議会」ができました。

 札幌市学童保育連絡協議会(略称・市連協)ができて、40周年の祝賀会を行なったのです。


オープニングは、子どもたちのヨーヨーとけん玉

 私の2人の娘たちも6年間通った学童保育所。
 同じ学年の父さん同士が友達になれる学童保育所。
 親子ともどもお世話になりました。

 祝賀会には、多くの会派の市議会議員もお祝いにかけつけました(自民党5人、公明党3人、共産党5人、市民ネット1人、みんなの党1人)。