さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2013年6月30日日曜日

丘珠空港 FDAジェットの説明会

 札幌市東区にある丘珠空港は、1500メートル滑走路で、自衛隊機と、HAC(北海道エアシステム)が就航しています。
 HACは、釧路や函館、利尻と丘珠を結んでいます。
 SAAB340Bというプロペラ機で、三十数人乗ることができる機種です。

 静岡県に本社をおくFDA(フジドリームエアラインズ)が、7月7日に、丘珠空港でテストフライトを行なうことについて、住民説明会が行なわれました。

 会場には、いっぱいの住民が押し寄せ、用意した資料が足りなくなって、あわててコピーで増刷していました。




 FDAは、エンブラエル社のERJ170というジェット機を使用するそうです。

 丘珠空港では、かつて、ジェット機を導入するため、2000メートル滑走路にする計画があり、住民の猛反対で断念。
 以前の1400メートル滑走路を、100メートルだけ延長した経緯があるのです。

 交通が便利になるのはいいことです。
 しかし、住民から、騒音の問題、事故の危険など様々な意見や疑問が出されました。

〈7月7日 以下の資料(リンク)を追加します〉


2013年6月29日土曜日

東京都議会議員選挙 民主、維新共倒れ

 東京都議会議員選挙で、民主党と維新の会が共倒れで落選した選挙区がありました。
 党の選挙対策本部が「2人でもいける」と甘い判断をしていたのでしょうか。
 それとも、「党勢が弱くなっている。2人当選は無理」と情勢判断していても、候補者のどちらかに「立候補を取りやめよ」という厳しい調整が効かなかったためなのでしょうか。

 選挙結果について、「もし、候補を1本化できていたら」と仮定することは無意味かもしれませんが、ちょっと興味をもったので、やってみました。

 共倒れがあったのは、
 ①品川区で民主党の2人。1人に絞っていたら当選し、最下位当選した共産党が押し出されて落選していたことになります。
 ②世田谷区で維新。押し出されるのはネット。
 ③杉並区で民主。押し出されるのはネット。なお、維新も共倒れしていますが、維新の2人の票を合計しても当選圏内には入れません。
 ④北区で民主。押し出されるのはみんなの党。
 ⑤練馬区で維新。しかし維新2人の票を合計しても当選圏内には届きません。
 ⑥江戸川区で民主。押し出されるのは共産。

 これを合計すると、民主党がプラス4、維新がプラス1、共産党がマイナス2、みんなの党がマイナス1、ネットがマイナス2となります。

 本当の議席数に増減して、仮に候補1本化調整が出来て共倒れがなかった場合の議席数を計算してみました。



 「仮定・共倒れなし」の数字が大きければ、単純に「実力がある」とは言えないと思います。
 「出たい人より出したい人」という言葉がありますが、出たがる人を抑えることがことができない、あるいは、他の選挙に立候補させる道を作らなければ調整がつかないというのでは、結局、党内をまとめきれない、統率力がないということなのかもしれません。

2013年6月28日金曜日

東区社保協総会

 社会保障推進協議会(略称・社保協)の東区の総会に出席しました。

 社保協では、福祉や人権にかかわる学習会やシンポジウムを行なったり、国民健康保険料や介護保険料が高くて払えない人が、「払える分だけ払う」支援を行なったり、厚生労働大臣への要請行動、札幌市東区役所との交渉、SOSネットと共同して、ホームレスその他の相談会などを行なっています。

 先日の総会では、児玉健次前衆議院議員の、「社会保障と憲法改正の動き」について講演を聞きました。



 自民党安倍内閣のもとで、憲法第96条(憲法を変えるためには国会議員の3分の2以上賛成を必要とする規定)と、第9条(日本は戦争をしないと決めている)の改悪が狙われ、第25条(国民は健康で文化的な生活をする権利がある)がないがしろにされようとしています。

 戦争しない、安心して暮らしていける日本であるためには、憲法を変えてはいけません。
 

2013年6月27日木曜日

東京都議会議員選挙結果 選挙区定数と民意

 東京都議会議員選挙では、42選挙区のうち、定数1の選挙区が7ヶ所(全選挙区のうち17%)、定数2の選挙区が16ヶ所(38%)。
 その合計=定数1または2の選挙区が23ヶ所(55%)と半分以上を占めます。

 下のグラフは、選挙区の定数ごとに、当選者の会派を示しています。


 定数1の選挙区は、自民党が独占しました。
 定数2では、自民党が半分以上を占めています。
 民主党は、東京特別区の23選挙区では5議席しか得られませんでしたが、それ以外の市・郡・島部の19選挙区で10議席を獲得するという特殊な選挙結果となりました。
 市・郡・島部の19選挙区のうち、定数2が11選挙区あり、民主党の議席が多くなっています。
 定数2では、自民・民主で大半を占めています。
 定数3では、自民党の他、公明党、日本共産党も議席を獲得しています。
 定数4~5では、自民・公明・共産の他、みんなの党も議席を獲得しています。
 定数6以上で、ネットも議席を獲得しています。

 選挙区の定数が少ないと、大政党が有利になり、定数が増えると、いろいろな政党が議席を獲得するチャンスが増え、国民の中にある様々な考え方が議会に反映されるようになります。

2013年6月26日水曜日

東京都議会議員選挙結果 各選挙区の結果

 東京都議会議員選挙の結果を下の表にまとめました。
 選挙区ごとに、当選者の会派、落選者の会派をわかるようにしました。



 日本共産党は、
 23区内では、15勝8敗。
 それ以外の市・郡・島では、2勝17敗です。

 定数1の選挙区では、0勝7敗。
 定数2では、1勝15敗。
 定数3では、2勝3敗。
 定数4では、6勝0敗。
 定数5では、3勝0敗。
 定数6では、3勝0敗。
 定数8では、2勝0敗です。

 あくまで、今回の東京都議会議員選挙の結果です。
 選挙結果は、組み合わせによって変わります。
 気を引き締めなければなりません。

2013年6月25日火曜日

東京都議会議員選挙で日本共産党躍進

 じぇ、じぇ、じぇ、東京都議会議員選挙で、日本共産党が躍進。
 8議席から17議席に!
 自民、公明につぐ、第3会派になりました。

 近年は、選挙結果がおもわしくないことが多かったのですが、久しぶりに、明るい展望が開けてくる感じです。

 自民党も議席を増やしました。
 民主党は、大幅減で、共産党よりも少なくなり、第4会派に転落です。

 詳しい結果については、まだ調べている最中ですが、この前進への流れが、参議院選挙につながるように、頑張りたいです。

2013年6月24日月曜日

反TPP上川4000人集会

 北海道旭川市で、TPPから上川管内地域経済を守る総決起大会が開かれ、4,000人が集まったことが、6月23日付しんぶん「赤旗」で報道されました。


 上川管内と言いますと、旭川市や富良野市などを含む地域で、人口約53万人です。
 そこで、4,000人の集会というのは、驚くべき規模です。

 しんぶん「赤旗」は一面で「大会決議は、政府がTPP交渉参加を表明したことは極めて遺憾と表明し・・・」と報道しましたが、地元有力紙(16版)には、この4,000人集会の記事は見当たりません

 地元紙が、このような、地域をあげての大規模な集会を報道しないのは、なぜなのでしょう?

2013年6月23日日曜日

モエレ交流センター演説会

 札幌市東区内で、次々と行なわれている日本共産党演説会ですが、先日、東区東苗穂にあるモエレ交流センターで行ないました。


 実は、開始30分前になって、「話をする予定の人が来られなくなった!」という連絡。

 もともと、私と太田秀子さん(日本共産党札幌東区地区委員会副委員長)も話をする予定だったのですが、「予定よりも長く話して!」とのこと。

 ・・・あせっちゃいますね。
 でも、選挙直前や選挙中には、こういうこともあるのです。
 それを、何事もなかったかのようにこなすのも、私たちの仕事です。

2013年6月22日土曜日

紙智子・森つねと・木村けんじ事務所開き

 札幌グランドホテルで、紙智子(参議院議員)、森つねと(参議院選挙区予定)、木村けんじ(参議院比例区予定)の事務所開きが行なわれました。




 マスコミも多数、取材に来ました。

 上田文雄札幌市長をはじめ、何人もの首長が祝電・メッセージをお寄せいただきました。


 上田市長からのメッセージ(抜粋)

 紙さんにおかれましては、農林水産委員や沖縄北方対策特別委員を務められるなど、誰もが安心して暮らせる社会に向けて、常に国民目線で政策提言をされてきましたことに深く敬意を表します。今後も、札幌、北海道の発展のために、より一層ご活躍されますことをご期待申し上げます

 弁護士、医師、道内の町議会議長、商工団体、農業団体などから、激励のあいさつがあり、いよいよ参議院選挙目前ですね。

 経済・雇用対策、TPP参加問題、原発、消費税など、重要問題が山積しています。
 国民本位の打開をはかるためにも、日本共産党の活躍が必要です。

2013年6月21日金曜日

地域演説会 次々と

 札幌市東区内の各地で、地域演説会を次々と行なっています。
 参議院議員の紙智子さんや、立候補を予定している森つねとさんが来られれば良いのですが、さすがに、全道は広く、めったに来られません。

 そこで、私や、太田秀子さんなどがお話しすることが多くなります。


 参加していただいた皆さんから、質問や意見など、自由に発言していただきます。

 どんな発言が飛び出すか、わかりません。
 たとえば、
 「5月26日の千葉市長選挙は、投票率31%だった。問題ではないか」
 「共産党がスジを通していることはわかった。では、なぜ、大きくならないのか」
 「新党大地はTPP反対と言っている。信頼できる党と思って大丈夫か」
 「選挙になると、どの党もいいことを言う。どうしたら、だまされないですむのか」
 「共産党は、仲間づくりを、もっと積極的にやった方がいいのではないか」
などです。

 このブログをお読みのみなさんも、ぜひ参加していただいて、日ごろ感じていることなど、自由に発言してください。

2013年6月20日木曜日

ラジオ収録裏話(43)はとポッポ保育園

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFM・さっぽろ村ラジオ(81.3MHz)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」の収録を行ないました。

 ゲストは、光星はとポッポ保育園の柴野邦子園長です。


 柴野園長は、保育士経験30年のベテランです。
 実は、私の娘2人がお世話になった保育園で、当時、柴野さんは、園長ではなく保育士でした。

 「昔の子どもと今どきの子どもは違いますか?」とお尋ねすると、「前のめりに転んだ時に、手が出ず、顔から着地する子どもが多い」とのことでした。
 そして、顔を怪我した場合、形成外科に連れて行って、傷が残らないようにするそうです。・・・ちょっと、びっくりです。
 遠足など、お弁当を持参する場合、コンビニ弁当を持参する子どもさんもいるとのことでした。
 ・・・親も忙しいからでしょうか。

 はとポッポ保育園では、三角山登山、発寒川で川遊びもするワイルドな保育を実施しています。
 3歳になると、三角山ぐらいは、どんどん登っていけるそうです。

 たくましい子どもを育てるために、これからも、いい保育を続けてほしいです。

2013年6月17日月曜日

ある市職員「共産党はずるいことはしない」

 元議会事務局だった職員が、今は、異動して別の職場で働いています。
 その方を話をする機会がありました。

 議会事務局当時、日本共産党市議団がどう見えていたのか、興味しんしんです。

 最初のうち、共産党の部屋に入るのには、ちょっと気後れしたみたいです。
 しかし、その職員は、議会事務局に配属される前から、私と知り合いだったので、私が控室にいる時には入りやすかったそうです。

 議会事務局で働いた経験から、「どんなことであっても、共産党はずるいことは絶対しない」という信頼感をもったそうです。

 とても、うれしいです↑↑

 ちなみに、このブログをよく読んでいるみたいです。
 私がパーソナリティーをつとめるラジオ番組(コミュニティFMさっぽろ村ラジオ)は、火曜日午後2時に放送していますが、「火曜日に休みをとったことがあり、その時聞いた」とのこと。
 ありがたくて、涙が出そうです。

2013年6月16日日曜日

原発輸出反対意見書 民主党どうした?

 札幌市議会では、定例会ごとに、国へ意見書を上げます。
 市議会の幹事長会議で、調整と文言修正を繰り返したうえで、市議会の本会議にかけます。
 各党・各会派の政策の違いや思惑もあり、各幹事長は精力的に、議会内を走り回ります。

 そして、本会議にかけた結果を、以下に示しますので、ごらんください。

 下の表の一番上の「海外への原発輸出を行なわないことをもとめる意見書」は、否決されました。

 民主党のところにがついています。
 民主党は賛成だったのですが、1人が本会議を欠席、1人は採決を棄権したのです。

 もし、この2人が賛成していたら、可決していたのです。
 とても、残念です。



2013年6月15日土曜日

東健康づくりセンター 有料化!

 市内に健康づくりセンターが3ヶ所あります。
 中央区・西区・東区です。

 札幌市事業仕分けで、健康づくりセンターは不要・廃止と判定されました。

 利用者と市民は、当然怒ります。
 市民意見募集では、廃止賛成が4人、反対が868人でした。

 札幌市は、廃止を断念し、存続させることにしました。
 ここまではよかったのですが、無料だった東健康づくりセンターを有料化するというのです。
 中央健康づくりセンターと西健康づくりセンターは、施設も整っているので、1回390円です。
 東は、設備面で、中央・西より劣っているので、無料なのです。

 しかし、それを1回200円にするというのです。
 有料化すると、「利用回数を減らす」、「利用しなくなる」という人がたくさんいるのです。
 「健康づくり」にならないではありませんか。

 日本共産党は、反対したのですが、自民・民主・公明・市民ネットが賛成で、値上げされることになってしまいました。
 くやしいです。

2013年6月14日金曜日

監査委員 日本共産党をはずすな!

 札幌市には監査委員が4人います。
 そのうち、2人は議会から選出します。
 ところが、日本共産党には、監査委員を与えないのです。
 共産党のように、厳しいところこそ、監査委員にふさわしいと思うのですが。

 議会3役と言われているのが、議長、副議長、監査委員(2名)です。
 私は、第1会派(自民党)から議長、第2会派(民主党)から副議長、第3会派(公明党)と第4会派(日本共産党)から監査委員を出すべきであり、それが「憲政の常道」と訴えています。

 ところが、市長は、監査委員について、第3会派(公明党)の議員と、第1会派(自民党)の議員を提案したのです。

 そこで、市長に質問しました。(以下、質問と答弁の要旨)



★宮川質問 「第4会派から監査委員を選出することが憲政の常道であると思うのですが、なぜ、そういう提案をしないのですか。第1会派と第3会派から監査委員を選出する提案をした理由は何ですか」
 「議会運営委員会で『議会筋と相談した』と言いましたが、私どもは相談を受けていません。与党や大会派にだけ根回しするようなやり方は改めるべきではありませんか」

★市長答弁 「議会の皆様方から賛同を得られる可能性を察知して、一部、お聞きすることが無かったかもわかりませんが、議会でご議論いたいただいて、そういうことではないとお示しいただければよろしいのではないか」
 「根回ししている訳ではなく、大方の意見について認識を深める情報提供をしていただいている(宮川の注釈:つまり根回しではないか?)。会派的・党派的な立場の違いで、監査結果が違うことは想定し難い」

★宮川発言 「第1・第3会派から選んでいる。そういう選ばれ方をすれば、そういう立場から監査することが考えられる。会派的・党派的でない監査を望むのであれば、選出もそういう選出の仕方にすべきだ」

 さらに私は、討論を行ないました。
★宮川討論 「市民の誰からみても公正であり、民主的であり、いっそう信頼される議会にするため、互いに努力し、見直すべきはしっかり見直そうと、議会各会派と市長に呼びかけるものであります。
 どの政党や政治勢力が第4会派になっても、市民の負託と選挙結果を信頼し、尊重して、監査委員にすべきであります。
 我々札幌市議会議員が、どの会派に所属していたとしても、その一人ひとりが党利党略を排除し、民主主義を徹底することに真剣であることを、この議会で明らかにしようではありませんか」

 結局、自民党と公明党から監査委員が選ばれました。
 しかし、、公正で民主的な議会をつくるために、あきらめず、頑張ります。

2013年6月13日木曜日

消費者センターのメール相談

 詐欺、不当請求などの相談にのってくれる消費者センター。
 電話やセンターに行って面談の他、昨年の8月から、電子メールでも相談ができるようになっています。

 2012年8月から今年5月まで、毎月5件から15件の相談が寄せられています。

 深夜でも、気軽に相談ができるようになり、とてもよかったと思います。

 私が、「メール相談を実施すべきだ」と、最初に取り上げたのは、2006年の3月でした。
 その後、日本共産党の議員が、入れ替わり立ち替わり、実施を要求し、ようやく実現したのです。
 とても、時間がかかってしまいましたが、ねばり強く取り組んで実現したのです。

 私が最初に実施をもとめた時の質問と答弁(要約)を掲載します。

2006年3月10日
◆宮川潤 委員  消費者センターの相談窓口が平日の午前9時から午後4時30分であれば、働いている人は、明らかに自分は被害に遭っていると思えばまだ行くのかもしれませんけれども、ひっかかったかもしれない、あるいは、相談すれば解決の道が開けるかもしれないというふうに思っている人はなかなか相談に行けないのが実態だと思います。
 より相談しやすい体制をとることが必要だと思います。
 そこで、伺いますが、土曜、日曜の相談体制あるいは夜間の相談体制を整える必要があると思うのですが、いかがか。
 また、特に若い人などが時間を気にせず相談できるよう電子 メール相談を実施すべきでありますが、相談体制の充実についてどう検討しているのか、お示しください。

◎市民生活部長  委員ご指摘のとおり、だれもが相談しやすい窓口体制をつくっていくことが重要であると認識しているところでございます。
 消費者にとってより利用しやすい相談窓口のあり方について調査してまいりたいと考えております。

◆宮川潤 委員  被害が急増しているという実態に照らして、私は、調査という段階ではないだろうというふうに思います。平日の午前9時から午後4時半というのでは、これは明らかに不足です。もちろん夜間もやる必要があると思います。
 それから、電子メールを使うことについてですが、これはそんなにお金がかかることではないです。
 電子 メール相談がふえれば、幾分、電話は減るかもしれません。むしろ、その方が消費者センターの方でも対応しやすい。あいた時間を使いながら返事ができるという点では、仕事全体の合理化も進むというふうに思います。これは、調査という段階ではなくて、ぜひ前に進まなくてはいけない段階だと思いますが、どうですか。

◎市民生活部長  委員のご質問の趣旨も理解いたしますので、何が効率的な相談方法か、あるいは、現有の体制でシフトが組めるかどうかということも含めて調査してまいりたいと思っております。

2013年6月12日水曜日

日本共産党札幌市議会代表質問、答弁

 6月5日に、札幌市議会で、日本共産党の代表質問を井上ひさ子市議団長が行なったことを、このブログに、6月9日に書きました。
 答弁のテープ起こしができましたので、あらためて、内容をご紹介します。
 代表質問では25分間にわたり、様々な項目を取り上げましたが、その中の一部抜粋して、市長の政治姿勢に関する質問と、それに対する市長答弁を掲載します。


2013年6月5日 日本共産党 井上ひさ子 代表質問・答弁(要旨)

★井上ひさ子質問
橋下徹日本維新の会共同代表で大阪市長の暴言についてです。
 橋下氏は、5月13日、「慰安婦制度というものが必要なのは誰だってわかる」、「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命を懸けて、そこを走っていくときに、猛者(もさ)集団、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息させてあげようと思ったら慰安婦制度が必要だ」と述べました。
 かつて植民地とした朝鮮半島や軍事占領した中国や東南アジアから女性を連行し、慰安所で、一生癒えない傷を負わせたというのは、慰安婦とされた女性たちの数多くの証言が示すように動かしがたい事実です。
 日本軍慰安婦問題は、女性の人権を根底から破壊し、人間の尊厳そのものを冒涜(ぼうとく)する国際的な戦争犯罪です。
 その慰安婦が「必要だった」とする橋下氏の発言は、公人の発言とは思えない異常なもので、市長や政党代表としての資格はもちろん、人間としての姿勢が問われるものです。
 上田市長は、日本軍慰安婦について、どのような認識をお持ちですか、また、橋下発言についてどう受け止めておられますか、見解を明らかにしてください。

★上田市長答弁
 次に、橋下大阪市長の暴言についてということでございます。
慰安婦問題についてどういう認識をもっているかということでありますが、日本政府が、ご承知のように平成5年度の84日、いわゆる河野談話ということで発表をされました。
その内容が、多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた問題である、というふうに述べられまして、心からのお詫びと反省を表明しておるところであります。
そして、そのお詫びだけではなく、その償いということで、内閣総理大臣の名義のお詫びの文書を、各慰安婦の経験者の皆さん方にお送りするとともに、これは日韓条約との関係があって国費で保障するということはならなかったわけでありますが、アジア女性基金をつくって、これに応じていただける方にはお詫びをしている、というような日本の歴史がございます。
これを私は、日本の立場を、世界から、負のイメージから、立ち直っていこうという姿勢を示したものと理解をいたしております。
 慰安婦問題については、日本政府のこれまでの姿勢、あるいは認識というのは、私も同様に理解をしていると申し上げたいと思います。
 橋下大阪市長の発言についてでございますが、記者の方のかこい取材ということで、昨今、政治家の言葉尻をとらえてあげつらう、ということもままありますけれども、この問題については、個人の考え方ということであれば、それは私はとやかく言う筋のことではありませんけども、少なくとも私の考え方とは全く違うということだけはしっかり申し上げたいというふうに思います。
その発言内容というものが、女性、そして男性も含めて、国の内外に不快の念をもたせたことについては、極めて遺憾であると思いますし、国際問題化している現実にも照らしましても、国益に反する、大阪市という、一地方自治体ではございますけれども、影響力のきわめて強い発信をされておられる方でございます、そのような方がお話しされるのはいかがなものか、反省すべきではないか、というふうに私は考えているところでございます。

★井上ひさ子質問
 憲法問題についてです。
 1点目は、第96条についてです。
 近代の立憲主義は、主権者である国民が、その人権を保障するために、憲法によって国家権力を縛るという考え方にたっています。そのために憲法改定の要件も、時の権力者の都合のよいように憲法を改変することが難しいようにされているのであります。
 市長は、96条改定について、どのようなお考えをお持ちですか。反対の一点で、国民的共同を広げようとよびかけるべきと思いますが、いかがか、うかがいます。
 2点目は、自民党が昨年4月に発表した「改憲案」についてです。
 この「改憲案」の問題点は、憲法9条2項を削除し、「国防軍」を書き込むというだけではありません。基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とした憲法第97条を全面削除することは重大です。
 さらに、憲法を、権力を縛るものから、国民を縛るものへと根本的に変質させるものとなっているのであります。
 自民党改憲案について、市長の認識をうかがいます。

★上田市長答弁
 憲法問題についてでございます。
96条の改定、改正案、あるいは自民党の「改憲案」に対する認識ということでおたずねでございますが、ご指摘のように、この日本国憲法の改正規定が96条にございまして、これは要件を単純多数ではなくて、3分の2、両議院の総数の3分の2ということに要件をきびしくしているわけであります。いわゆる硬性憲法になるわけで、それを2分の1、普通の法律と同じようにしようじゃないか、という議論につきましては、私は問題があると思っております。
 昭和2253日というのが憲法の施行日でございます。それから60年を経過したわけでありますが、私たちは、この憲法の中で生き、そしてこの憲法の中には、日本独自の考え方というよりは、世界人権宣言であり、あるいは国連憲章であり、人類がこれまで長年の歴史を乗り越えてつくり上げられた倫理だとか、権利だとか、人権を守るための政治的システム、国家のありようというといったものの集積が、この憲法には記載されていると、私は理解をいたしております。
 ある意味では、本当に最先端の、人類が勝ち得た価値を、私は規定したものだというふうに思います。
 ですから、これを変えるというのは、やはり圧倒的多数の国民が賛成をするという条件でなければいけないと思います。
 この規定は大事にするべきだと、私はそのように考えております。
 自民党の改憲案でございますが、私がいちばん気にしているのが、憲法99条が、この憲法尊重擁護義務を負担するのがだれなのかということを規定しております。
天皇・摂政、国務大臣、裁判官、国会議員、その他の公務員、これらがこの憲法尊重、擁護しなければならないという義務を持つ人であります。
 自民党さんの考え方ではここに「国民」が入っております。
 むしろ、国民の権利を守るために、天皇・摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員、こういう権力を持っている人たちが、人権を守るために、しっかりと権力行使を制限していく、それによって人権を守るという憲法でありますので、国民を入れますと、非常に、このわが国の立憲主義というものが失われるのではないかという心配をさせていただいているわけでありまして、ここら辺はしっかりご議論いただきたいと。
 いずれにしても、われわれの生活の中のいちばん大事な法律でありますし、もっとも上位の法律でありますので、ぜひ多くの皆さま方に関心を持っていただいて、議論をしていただければありがたいと、このように思うところであります。

2013年6月11日火曜日

指定管理者制度おかしくなってきた

 公の施設を民間企業等に管理・運営を委託する指定管理者制度。
 営利企業が、公共施設の管理・運営をやると、問題が起きると、日本共産党は指摘しています。


 札幌市の施設も多くが指定管理者制度を導入して、民間企業・団体が管理・運営の委託を受けています。

 そして、4年に一度、委託を受ける(仕事をうけおう)ための、競争入札を行なっているのです。

 一度、委託を受けても、4年後の入札で負けると、その施設の仕事を他の企業等に譲り渡さなくてはなりません。
 すると、働いていた人は解雇されるかもしれないのです。

 札幌市のコミュニティ施設について調べてみました。

 区民センター10ヶ所、コミュニティセンター2ヶ所、地区センター24か所、合計36ヶ所が指定管理者による管理・運営となっています。

 しかし、このうち1ヶ所を除く35か所は、4年経って、競争入札を行なわず、今までのところが引き続き仕事を請け負うことになりそうです。

 それなら、働いている人も解雇される心配がありません。

 指定管理者制度は、4年に一度、入札で競わせることで、競争原理を導入して、安い価格で請け負わせようという狙いだったのです。

 なんでも競争させると、その結果、働いている人の賃金が安く抑えられ、いつ首を切られるかわからない。
 そうではなくて、安心して働き続けられるようにすることこそ大事です。

 競争原理一辺倒の指定管理者制度が行き詰まっているように感じています。

2013年6月10日月曜日

志位和夫大演説会

 日本共産党の志位和夫委員長が、札幌のニトリ文化ホール(旧・厚生年金会館)で演説会を行ないました。



 2300人収容の会場があふれました。
 私も、後ろの方の高い席で、ちょっとこわい感じ。


 志位和夫委員長の、日本の政治を変えようという訴えに、みなさん心をうたれて、「参議院選挙でがんばろう」という思いになったと思います。

 たくさんの聴衆の熱気で、燃える演説会になりました。

2013年6月9日日曜日

すごい!井上ひさ子代表質問

 札幌市議会第2回定例会での、井上ひさ子日本共産党札幌市議団長の代表質問は、すごいものでした。

 上田市長の政治姿勢をただしました。
 橋下徹日本維新の会共同代表・大阪市長の「慰安婦は必要だった」発言に対する、上田市長の見解をもとめました。

 「札幌市長が、大阪市長の発言を批判できるか」という注目が集まりました。

 「橋下氏は反省すべき」という趣旨の答弁を引き出すことができたのです。

 自民党は憲法第9条を変えようとしていますが、憲法を変えるためには、国会議員の3分の2の賛成が必要です。
 過半数で変えられるようにするために、「3分の2」と規定している「憲法第96条」を変えようとしていることについて質問しました。

 これも、上田市長から「96条の改定には反対」という趣旨の答弁を引き出したのです。

 井上ひさ子さんの迫力の代表質問が、上田市長に迫った!と感じました。

2013年6月5日水曜日

事故企業への工事契約は待った!

 札幌市議会で、小学校の改築工事の議案がかかりました。
 私ども日本共産党は、老朽化した学校の改築は、早く進めるべきだと繰り返し訴えてきました。

 しかし、今回だけは、「待った」をかけました。

 それは、工事を請け負う企業が、別の場所でやっていた工事で、作業員の死亡事故を起こしたからです。

 安全対策をしっかりやっていたかどうか、疑問があります。
 事故の原因究明と再発防止策は、これからなのです。
 工事に従事していた人の死亡事故は、絶対に繰り返してはならないと思うのです。

 私は、危険な現場で働く人の命を守りたいという立場で、「いま、契約を交わすべきではない」と、反対討論を行ないました。



 以下、私の反対討論の要約です。


 「A小学校改築工事の、契約は伊藤組土建株式会社、B小学校改築工事契約は、田中・丸竹竹田組の共同企業体であります。
 528、道東自動車道の白糠町のトンネルの工事で、クレーンで吊り上げた鋼鉄がワイヤの切断で落下、作業中の56歳の男性が死亡しました。
 この工事を請け負っていたのが、伊藤・田中・堀口特定建設工事共同企業体で、今回の契約の相手方となっているのです。
 ワイヤが切断する原因の多くは、点検不良や、保守の不良です。
 警察が捜査中でありますが、業者を指名停止にすることが十分考えられます。
 作業員が死亡する重大事故であり、事業者の責任や安全対策が疑問視される状況で、学校改築工事契約を結ぶのは問題であります。
 一度立ち止まって、十分に原因が解明され、再発防止策がしっかりとられたことを確認することが必要ではないでしょうか。 議会の厳格なチェック能力を発揮すべきという観点から、いま議決すべきではなく、議案に反対することを申し述べ、私の討論といたします。」

 しかし、日本共産党以外はすべて賛成で、工事契約を可決しました。

2013年6月4日火曜日

ラジオ収録裏話(42)学童保育

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFM・さっぽろ村ラジオ(FM81.3MHz。インターネット NEW ZONE FMでも聴けます)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時~2時半)の収録を行ないました。

 今回のゲストは、札幌市学童保育連絡協議会の菊地千佳子会長です。
 菊地会長には、2年前にも出演していただいています。


 菊地さんは、専門学校で看護学を教えている先生です。(今回初めて知りました)

 「その学校のことも話したい」とのことなので、お聞きしました。
 しかし、自然と話は、学童保育のことに。

 10年以上前のことになりますが、当時の札幌市は、児童会館やミニ児童会館を建てて、児童クラブ(児童会館内の学童保育のようなもの)を作ると、近く(同じ小学校区)の学童保育に出していた補助金を廃止していました。

 学童保育の関係者は、「一方的に児童会館をつくって、一方的に学童保育の補助金を打ち切るとは、あまりにもひどいやり方だ!」と怒りまくっていました。
 (今は、一方的に補助金打ち切りはしなくなりました)
 ですから、当時、市と学童保育との交渉は熾烈を極めたのです。

 どうも、その頃、菊地さんと私は、別々の地域ではありますが、学童保育とのかかわりを強めていったようです。
 そういう中で、菊地さんも私も「子どもと学童保育を守るために頑張る」根性がすわったのです。

2013年6月2日日曜日

貧困・孤立対策を、北ガスに申し入れ

 お金がなくなり、暮らしていけなくなると、隣近所とも、お付き合いできなくなっていくことがあると思います。

 貧困が、孤立をもたらすのです。
 
 昨年1月、白石区の姉妹孤立死事件がありました。
 姉が病気で亡くなり、その後、妹が凍死したのです。
 ガス暖房だったのですが、滞納のため、ガスが止められていたのです。

 「北ガス」さんに、
 ①「生活困窮者には、ガスの供給停止をしないでください」
 ②「いつ支払うか約束した場合は、ガス停止を猶予してください」
 ③「生活困窮と思われる場合は、市・区への連携を強めてください」
とお願いに行きました。



 ガスは、ライフラインです。
 寒い北海道の冬の暖房で、ガス暖房が増えています。
 
 北ガスさんの対応は「公平」を重視していたと感じます。
 「公平」に、支払いがなければ供給を停止する → ルーズで払わない人も、本当に生活に困って払えない人も、ガス料金を払えなければ、供給停止する → 本当に「公平」なのでしょうか?

 北海道の冬、暖房なしでは凍死する。
 北ガスさんは、ライフラインの強い自覚をお願いしたいと思いました。