さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2013年1月29日火曜日

ラジオ収録裏話(33)古舘賢治さん

 東区を中心に放送しているコミュニティFMさっぽろ村ラジオ(81.3MHz)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時から)の収録を行ないました。

 ゲストは、ミュージシャンの古舘賢治さんです。

写真左が古舘さん、右がアシスタントのジュンカちゃん
私が持っているのが古舘さんのアルバムCD

 古舘さんは、初めてのアルバムCD「すきとおったほんとうのたべもの」を出しました。
 年間200回以上もライブを行なっています。歌とギターです。
 YOUTUBEで「古舘賢治」と検索すると、いくつも出てきますので、ぜひごらんください。
 さっぽろ村ラジオでも、古舘さんの曲をかけてもらえるようにお願いしました。
 人気が出ることに貢献できれば嬉しいです。

 今後もライブの予定がびっしりです。

 1月30日 午後8時 JAMUSIKA(中央区北4条西28丁目)
 2月26日 午後8時 JAMUSIKA  などです。

 年間200回以上もライブを行なっているそうです。
 ぜひ、頑張ってほしいです。

2013年1月28日月曜日

札幌市副市長更迭 乳幼児健診の問題

 札幌市の渡部副市長の更迭問題が注目されています。
 責任を取らされた大きな問題の一つは、児童心療センター問題です。
 この施設の複合化の進め方で、現場の不信を招き、今年春には医師5人のうち4人が同時退職し、渡部副市長が後任医師を確保しようとしましたが、それもできなくなっていること。
 それにともない入院病棟の大幅縮小をしようとしていることです。
 一番の被害者は、子どもたちです。

 もうひとつは、乳幼児健診の民間委託を進めようとしたことです。
 これはとん挫、撤回しましたが、一昨年6月の議会で、私が代表質問で追及していますので、その内容をご紹介します。



2011年6月 宮川潤代表質問(乳幼児健診関係部分概要)

 本市の乳幼児健診は、4ヶ月児、16ヶ月児、3歳児を対象に実施され、受診率も、要指導・要精密検査の捕捉率も高く、小児科医からも高い評価を受けているものです。これまでも、本市議会で問題にされてきましたが、民間委託化が進められようとしています。これに対して、小児科医会は、反対を表明しています。
 1点目は、本市の責任についてです。
 118日、市が、小児科医会との打ち合わせ会議、本市は、乳幼児健診のすべてを民間委託することを前提にしていたとしか思えません。今になって、全面委託ではないと言っても、混乱をまねき、信頼関係をそこなった責任は、市にあると思いますが、いかがか、うかがいます。
 2点目は、今後の小児科医会との関係についてです。
 小児科医会が反対だとしても、委託を強行するおつもりでしょうか、小児科医会と十分話し合って、納得と合意を前提にすべきだと思いますが、いかがかうかがいます。

生島副市長答弁(関係部分) 
(この時点で、渡部正行氏はまだ副市長に就任していません。しかし、札幌市保健福祉局医務監として、この問題に責任を負う立場でした・・・宮川註)
札幌市医師会並びに小児科医会に対し、乳幼児健診について提出した資料や説明が健診の委託を正式に提案したかのような誤解を招いたことにつきましては、遺憾に思っているところでございます。
 札幌市は、これまでも札幌市医師会並びに小児科医会のご理解とご協力のもとに各種事業を実施してきたところであり、今後とも同様の考え方で進めていくことに変わりはございません。いずれにいたしましても、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を願い、切れ目のない、よりよい母子保健サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。

2013年1月27日日曜日

札幌市副市長更迭 児童心療センタ-などの責任で

 札幌市の渡部正行副市長が更迭されることになりました。

 乳幼児健診の民間委託や、児童心療センターの医師退職問題などの責任を取らされるのです。

 
 渡辺副市長は、道の職員でしたが、上田文雄市長と付き合いがあり、市長の意向を受け、市の職員となり、副市長にとりたてられた人物でした。

 ところが、相次ぐ問題で、札幌市と市民の中に混乱を引き起こし、市政への信頼を揺るがせたということです。
 市長が取り立てた人物だけに、市長の任命責任も問われることになるでしょう。

 私ども日本共産党市議団は、乳幼児健診の民間委託問題についても、児童心療センター問題についても、もっとも厳しく追及してきました。

 そして、どちらの問題でも、中心は渡部副市長だと認識してきました。
 ただ、さすがに「渡部副市長は辞任しろ」という要求まではして来ませんでした。

 私は、今になって、「辞任を求めるべきだったのだろうか」と考えています。
 「罪を憎んで人を憎まず」という言葉のように、乳幼児健診と児童心療センターの問題点を追及し、人物批判は一切行ないませんでした


 ・・・ これでよかったのでしょうか?
 ・・・ 甘かったのでしょうか?

 医師でもある渡部副市長は、今後、医学と行政の両方に通じているという、貴重な財産を生かしてほしいと思います。

2013年1月25日金曜日

政務活動費「その他活動」はダメ

 地方自治法が改定され、「政務調査費」が「政務活動費」に名前を変えます。
 そして、政務活動費の使途が無制限に拡大されそうになり、問題だと考えています。
 そのことは、以前ブログに書きました。

 私は、札幌市議会の各会派幹事長で構成する「市民に役立つ議会検討委員会」で、「その他活動」に使えるというのは問題だから、条例で規制を設けるべきだと主張してきました。

 最初は、札幌市の条例も、地方自治法にならって、
「札幌市議会議員の調査研究その他の活動に資するため必要な経費の一部として、・・・ 政務活動費を交付・・・」となりそうでした。

 しかし、他の会派の理解を得て、
「札幌市議会における会派又は所属議員が行なう調査研究、研修、広報広聴、市民相談、要請陳情、会議への参加等市政の課題及び市民の意思を把握し、市政に反映させる活動並びに市民福祉の増進を図るために必要な活動に要する経費 ・・・」となります。

札幌では、こういう支払いに政務活動費は使えません

 この条例は、2月に始まる第1回定例議会で提案・可決する予定です。


2013年1月24日木曜日

除雪補正予算

 市長が記者会見を行ない、除雪の予算を追加する補正予算を組む考えを明らかにしました。

 今年度の除雪予算は150億円です。
 しかし、雪が多いため、2月末ころには、予算を使い果たしてしまいそうです。

 20億円の補正になりました。

2013年1月21日月曜日

新年会のハシゴ

 この時期、市議会議員は、各団体・町内会の新年会で大忙しです。

 大雪の日の新年会となると、除雪の苦情が出されます。
 そういう苦情・要望を直接聞かせていただく貴重な機会でもあります。

 面白い出し物もあり、存分に楽しみます。
 下の写真は、ある団体女性部による白浪5人男です。


2013年1月16日水曜日

ラジオ収録裏話(32)かわいい弁護士2年生

 FM81.3MHzさっぽろ村ラジオの番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時)の収録をしました。

 ゲストは、川上麻里江弁護士(さっぽろ法律事務所)です。


左が川上弁護士、右がアシスタントのジュンカちゃん、両手に花の私

 川上さんは、昨年の3月にも出演していただき、2度目になります。
 弁護士になるのは12月が多いそうです。
 ですから、前回は12月に弁護士になって、わずか3ヶ月後だったのですね。
 前回出演した時は、かなり緊張していたようでしたが、今回はリラックスできたみたいです。

 若くて可愛いので、「弁護士」じゃないみたいです。(失礼!)
 
 依頼の仕事も一生懸命こなしているようです。
 今後も、年に1回は出演していただけるようにお願いしました。
 これから、だんだん経験を積んでいって、中堅・ベテランへと進んでいくのですね。
 
 楽しみに見守りたいと思います。

2013年1月15日火曜日

除雪作業で頑張っている人に感謝

 札幌市の市民要望・苦情で多いのは、何と言っても「除雪」に関するものです。

 最近、新年会等で、多くの人と対話しますが、やはり除雪の苦情が多いと感じています。

 改善すべきことは、しっかり改善させていきます。
 要望・苦情は、遠慮なくお聞かせください。

 しかし、除雪作業にあたっている現場の労働者は、本当に苦労の多い仕事だと思います。

 深夜から早朝の仕事であり、路上駐車があれば気を使い、頑張ってやっていても苦情の多い仕事です。

 先日、私の自宅前で、除雪作業の音と振動が大きかったです。
 外を見ると、「頑張って仕事をしているなぁ」と、つくづく感じました。

 午前0時頃です。深夜の仕事はつらいでしょう。
 気温は厳しく下がっています。



 除雪車が何台も、行ったり来たりして、道を広げます。
 写真の右側、作業員の方が外に立って、安全確認などをしています。
 ご苦労様です。あなた方が、頑張ってくれているので、冬の道が確保されています。感謝します。

2013年1月14日月曜日

保育士の低賃金、引き上げろ

 地方自治問題連続講座「公契約条例と自治体」に参加し、勉強してきました。

 河合博司 酪農学園大学教授の講義を受け、



 川村雅則 北海学園大学准教授の講義も受けました。



 川村准教授の資料で、保育士の賃金の低さが明らかになりました。

 まず、公立と民間保育園の保育士の賃金の格差です。
 下のグラフは、正規職員の保育士の、公立保育園、民間保育園の格差です。
 公立保育園では、年間400万円以上の人が多いですが、民間保育園では、300万円から400万円の人が多いのです。
 公立保育園でも、民間保育園でも、保育内容に差があるとは思えませんし、あってはならないのです。

 下のグラフは、フルタイム型非正規保育士の賃金のグラフです。
 意外なことに、非正規保育士の場合は、民間よりも公立保育園の方が賃金が安いのです。
 それにしても、フルタイムで働いて、しかも仕事内容は正規保育士と同じなのに、賃金はとても安く、重労働なのです。

2013年1月13日日曜日

「共産党はブレない。でも協力することも」

 新年会シーズンですね。
 市議会議員の仕事は、新年会に出ることばかりではありませんが、たくさんの新年会にお招きいただき、本当にありがたいです。

 各町内会・連合町内会の新年会





 労働組合の「旗びらき」などで、挨拶させていただきます。


撮影をお願いしたわけではないのに、気を利かせて、私のカメラで写真を撮ってくれました

 ある町内会長さんが、「毎年、来てくれてありがとう」と言ってくれました。
 私は、「いいえ、お招きいただいて、本当に嬉しいです。毎年来ていると、みなさんと顔なじみになれます」と、申し上げました。

 一人ひとり挨拶しますが、
 ある方が、「共産党は、まっすぐブレないのがいいところ。以前は共産党に入れてたんぞ。ブレないながらも、他の党と協力することも必要だぞ」と言ってくれました。
 私は「その通りです。でも、協力する相手が、なかなかいませんよ。民主党じゃダメだし(本音)
 「アハハ、そうだよな」
 
 別の方は、「共産党いいんだよ。でもね、小さいからさ。大きくなりなさいよ」
 「参議院選挙、頑張りますから」

 ・・・ みなさんの忠告、本当にありがたいです。嬉しいです。

2013年1月12日土曜日

丘珠で自衛隊ヘリの爆音大編隊飛行!

 私の家は、丘珠空港(自衛隊と民間との共用空港)の近くです。
 歩いていると  ・・・ 電線の向こうに見えるのは、鳥でしょうか?


 違います!
 自衛隊のヘリコプターの編隊飛行です。爆音です。



 20機くらいでしょうか。
 住宅地の上を飛んで行きました。

 何かあったのでしょうか? 軍事的な問題が起きたのではありません。
 お正月なので、「年初め」ということで飛んだようです。
 平穏な住宅地の上を、これだけのヘリコプターが爆音と共に飛んでいくと、恐ろしいです。

 沖縄で、オスプレイが飛ぶと、もっともっと大音量で、墜落の危険を感じるのでしょう。

2013年1月11日金曜日

大門みきし参議院議員は絵本好き



 日本共産党の大門みきし参議院議員のブログをごらんになったことがありますか?


写真

 私のブログの右側に、「日本共産党札幌以外のリンク」という欄があり、そこから、見ることができます。

 絵本の紹介がたくさんあります。
 先日、大門議員にお会いした時に(失礼ながら)聞きました。
 「大門さんは、絵本が好きなのですか? 幼児教育をやってきたのですか? どうも、そういうタイプには見えませんが」

 イメージが違うことは、ご本人も認めておられましたが、絵本が好きなことは本当でした。
 ご自宅には、相当な数の絵本があるそうです。
 絵本は、子ども向けと決まっている訳ではないそうです。
 むしろ、大人が読むための絵本もあると。

 実は、私は、「大門議員のブログは数人で書いていて、そのメンバーの一人が絵本に詳しい人がいるのでは」と思っていたのです。
 大変失礼いたしました。お許しを。

 大門さんに「宮川さんのブログ見てるよ。面白いよ」と言われて、とても嬉しいです。

2013年1月10日木曜日

新春「旗びらき」

 政党や労働組合などの新年会を「旗びらき」と言います。
 まずは、日本共産党北海道委員会の「党旗びらき」です。


 今年は、参議院選挙があるので、紙智子参議院議員(比例代表予定候補)と、森つねとさん(北海道選挙区予定候補)が、壇上から挨拶です。

 北海道労働組合総連合の旗びらきでは、お正月らしく獅子舞の登場がありました。


 下の写真は、東京ドームホテル(札幌)の入り口前にあるベンチです。デザインが面白かったので、写真を撮りました。


2013年1月6日日曜日

各党の得票推移 国民は混迷しているのか

 2003年以来の衆議院・参議院選挙の比例代表の、各党の得票数をグラフにしました。


 民主党は、「2009年衆議院」が絶頂で、減らしたのは昨年末の衆議院が最初ではありません。「2010年参議院」から落ち始めていたのですね。

 自民党は、激しく増減を繰り返していますが、大きく得票を増やしたのは、「2005年衆議院(小泉元首相のもとでの郵政選挙)」だけです。今回、議席を増やしていますが、長期的な得票数の推移でみると、大きく減らしてきています。

 公明党は、「2005年衆議院」から減らしてきています。

 維新の会は、今回初めての国政選挙です。「2012年衆議院」のところで自民と民主の間に水色の+のマークがあります。

 みんなの党は、今回大きく増やしたようですが、「2010年参議院」が最高点です。

 日本共産党は、「2010年参議院」と「2012年衆議院」の2回が少なくなっています。

 社民党は、「2005年衆議院以来」、減らしています。


 昨年末の総選挙は、比例代表選挙の得票の推移を見る限り、誰が勝ったとも言えない選挙でした。

 議席を増やした自民党と公明党も、得票を減らしてきているのです。

 国民は、「民主党には愛想をつかした」ということ以外、「どの党を信用していいのか、わからない」深い混迷にあるのではないでしょうか。


2013年1月4日金曜日

「お正月飾り」減ったと思いませんか

 クリスマス・リースを玄関前に飾るという習慣は、いつ頃から始まったのでしょうか?
 私が子どもの頃、家の中にクリスマス・ツリーを飾るのはありましたが、玄関の外に、クリスマス・リースを飾ることはありませんでした。

 一方、お正月飾りはありましたね。
 私の実家では、しめ縄をしていました。最近は、縄を玄関上部に横に渡す家は減ったと思います。
 主流は、いわゆる「お正月飾り」ですね。


私の家のはこれです

 しかし、そのお正月飾りをつける家も減ってきたような気がします。

 新年のご挨拶に伺ったお宅20軒中、お正月飾りがあったのは軒、無かったのは11でした。

 無い場合は、「服喪中かな?」と気になって、こちらからは「おめでとうございます」とは言いません。

2013年1月3日木曜日

治安維持法犠牲者国家賠償法を求める意見書

 昨年の第4回定例市議会で「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める意見書」を可決しました。




 これが、非常に高い評価を受けています。
 『不屈 北海道版№361』(治安維持法 犠牲者 国家賠償 要求 同盟 北海道本部 機関紙)では、以下のように書かれています。
「賛成44、反対23の賛成多数で可決しました。
北海道における意見書可決は17市町村になりました。
他の自治体の意見書可決を進めるにあたっても大きな激励となります。
政令指定都市としては全国初めてです。
日本共産党、市民ネットワーク北海道には積極的に要請を受け止めてもらいました。
公明党も、創価学会が戦前、治安維持法の弾圧を受けているなどと好意的に応えてもらいました。
みんなの党は、犠牲者の中には明らかな冤罪もあるなど協力的な意見をいただきました。
民主党には、持参した横路孝弘衆院議長の『治安維持法犠牲者国会賠償要求同盟の方々と面会』というブログのコピーを読んでもらい好意的な感触をいただきました。」(以上、要旨)

2013年1月2日水曜日

大晦日の当番医院


 私は、大晦日の紅白歌合戦の半分以上を、休日当番医の待合室のテレビで見ました。娘が受診する必要があり、午後4に、休日当番医に付き添って行ったのです。


当番のクリニックのあるビルの6階で、エレベーターのドアが開いた途端、目の前の光景にぎょっとしました。

待合室に入りきれず、あふれ出た患者が、エレベーターホールを埋め尽くしていたのです。

そこにパイプ椅子が3脚のみ。床の上に座り込んでいる患者はまだいい方で、床に直接横になっている患者も4人いました。その多くが、咳をし、荒い呼吸をしていました。

黄色いダウンジャケットの男性は、屋内なのにフードを深くかぶり小さくうずくまっていました。高熱を出しているのでしょう。
別の男性は、前かがみで、額を壁に押し付けるようにして立っていました。
 横になって動かなかった女性が、小さな、若い声で、携帯電話をかけました。「ノロウイルスかも知れません。しかし、まだ診察を受けられないので、どうなるか、わかりません」
 母親に付き添われて来ていた20代の男性の電話は「インフルエンザみたいです。いつから出られるかわかりません」
 2人とも、正月中も、あるいは元日から、仕事に出なければならない職場なのでしょうか。

床に横になっていた30歳くらいの男性が、持っていたペットボトルを、音をたてて床に落とし、トイレに行きました。その後も、何度か行き、大変だったのでしょう、トイレの前で横になってしまいました。

午後5時きっかりに、白衣の男性が、クリニックの入口のドアに「午後5時で受付は終了します。午後7時から、夜間急病センターが始まります」という貼り紙を手際良く貼り、開いていた入口のドアを閉めて行ってしまいました。 ・・・「ここ(エレベーターホール)にも待っている患者がいるのに、閉めることないじゃないか」

 私が休日当番のクリニックに来て約1時間、診察が終わって帰って行く患者はほぼ皆無だったと思います。 …「診察は遅いのに、受付を閉める時間は正確だ。午後5時から7時の間は、大都市札幌が無医村のようになるのか。ここにいる患者は5時前に受付をしているから、このクリニックを受診できるが、いったい何時までかかるのか」

看護師が忙しそうに、エレベーターホールに患者の名前を呼びに来ました。
若い女性が細い声でようやく返事をした時、看護師はすでに踵を返していました。
その時、苦悶の表情で横になっていた男性が「いますよ!」と言い、女性患者の方を指さして、看護師に教えました。

午後620分、男性職員が、エレベーターホールに椅子7脚を持って来てくれました。 …「椅子があったのか。なぜ今頃になってから」
椅子があっても、体を起こすのが大変なのでしょう。4人の患者は、床に横になったままです。

私の近くで腰かけていた男性が、床に降り、寝転がりました。
そして、左の足首から先を細かく動かしていると思ったら、体の向きを変え、私の方を向きました。呼吸の荒さが伝わってきます。そばに、ミネラルウォーターのペットボトルが2本転がっていました。

話しをする者はいません。聞こえるのは、咳と荒い息づかいばかりでした。

苦しそうな息をしながら横になっている男性に付き添っている妻が、夫の首のあたりに触れ、小声で「さっきより、ずっと熱くなっている。クリニックの中の方が、暖かいから行くかい?」と聞くと、夫は「いや、横になっている方がいいから、ここでいい。お前こそ、寒くないのかい」と聞きました。

午後4時に、受付に保険証を出し、720に、看護師から、問診票を渡されました。 …「終わるのは、9時を過ぎるだろうな」

午後810、保険証を戻されました。
クリニックの待合室に入ると、15人程が待っており、満席でした。
しかし、エレベーターホールよりは暖かく、テレビがあり、紅白を見られるのが、せめてもの救いです。

午後920、診察に呼ばれ、診察の終わり時間は、928
会計ができたのが、935。調剤薬局で薬ができ、すべて終わったのは、944でした。


大晦日に当番医にあたったクリニック・薬局の職員の方々は、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。

そして、受診した患者さんたち、一日も早く健康を回復してほしいです。

2013年1月1日火曜日

今年もがんばろう

 新しい年を迎え、「今年も頑張ろう」という思いです。

 総選挙で、自民党が大幅に議席を伸ばしたので、国会の外での運動が大事になると思います。
 市議会でも、いわゆる市民運動でも、積極的にやっていきます。

 原発をなくす、憲法を守る、TPPに参加しないで日本農業を守るなど、取り組むべき課題は山積しています。


 1月は、町内会や各種団体の新年会が目白押しです。
 2月13日から、第1回定例市議会が始まります。