さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2012年8月30日木曜日

学童保育懇談会 指導員の待遇改善を

 東区内の共同学童保育所で、懇談会をしました。
 学童保育の指導員や父母らの呼びかけで、各党の東区選出議員を順次招いて、行なっているものです。

 私の2人の娘たちも、小学生のころには、共同学童保育所にお世話になっていました。
 また、議員として、関係者のみなさんとは、これまでに何度も要望をお受けしたり、一緒に運動を進めてきたので、顔なじみの方も多数いらっしゃいました。

 いっしょに頑張り、学童保育所の対象児童を拡大させてきました。
 以前、札幌市は、小学校3年生までの児童しか、学童保育の対象と認めませんでした。
 3年生以下の児童の人数に応じて補助金を出していたのですが、4年生以上の子どもは何人通っていても、補助金の対象にしていなかったのです。

 それが、昨年度は4年生まで補助金の対象と認め、今年度は5年生まで、来年度は6年生まで認めるようになるのです。

 関係者みなさんと力を合わせて頑張ってきたかいがありました。

 さて、これからは、
 子どもたちのために、献身的に頑張っている指導員の方々の待遇改善などを求めていきます。

 指導員の方々は、長時間勤務で、体力的にも精神的にも大変な仕事ですが、賃金は非常に安いのです。

 それでも、札幌の学童保育を支えて頑張っています。
 若い指導員の方々などは、どんなに学童保育が好きでも、あまりに賃金が安く、賃上げする見通しも見えないため、将来の生活設計ができず、泣く泣く退職して、別の仕事を探すこともあるのです。

 指導員の待遇改善は、指導員の奮闘にこたえ、生活を保障するとともに、札幌の将来の学童保育を守るために、必要なのです。

 必ず、前進させたい課題です。

2012年8月29日水曜日

事務所で「納涼の夕べ」

 私の事務所を会場に、「納涼の夕べ」を行ないました。

 暑い日が続いていますので、ビールのおいしいこと!



 日ごろお世話になっている方々に集まっていただきました。ありがとうございます。
 そして、このために準備をしていただいた方々、心から感謝申し上げます。



 みなさんから、政治を変えたい思いや、消費税増税を採決された不満など聞かせていただきました。
 そういう声を受け止め、「頑張ろう」という決意も新たになります。

 とても楽しく、大いに盛り上がりました。

2012年8月28日火曜日

元・北電水島能裕氏「電力不足にならない」

 元・北海道電力社員であった水島能裕(みずしま・よしひろ)氏の講演を聞きました。



 大変、勉強になりました。

 北海道電力は、電力不足を示唆し、計画停電の予定カレンダーを配布しています。
 道民は、大変不安な思いをしながら、節電に協力しています。

 水島氏は、「原発がなくても電気はまかなえる」としています。
 その内容をご紹介します。

 北電の設備は、742万kW(キロワット)
 そのうち、原発は207万kW。
 原発以外は、535万kW。

 夏場の最大の電力消費は、2006年8月9日の507万4千kWですから、原発を稼働しなくても大丈夫です。

 過去最大の電力消費は、2011年1月12日の578万8千kW。

 これだと、北電の原発以外の発電能力、535万kWでは足りないように思いますが、実は、企業が発電し、北電に卸している(または小売している)電力があるのです。それは、

 パワーエンジニアリング 25万kW(石油火力)
 エコエナジー 6万kW(水力)
 電源開発 21万5千kW(水力)
 北海道企業局 7万kW(水力)
 風力 30万kW。
 太陽光 5千kW。
 日本製紙釧路発電所 8万kW(石炭)
 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所 5万kW(残渣油)
 新日鉄室蘭発電所 10万kW(副生ガス、石炭)
 三菱電機 2ヶ所 2千kW(石油)
 出光興産 1万5千kW(石油)
 王子製紙苫小牧火力発電所 26万8千kW(重油等)

 これらの企業の発電の合計が、141万5千kWです。
 さらに、冬場に最大の電力消費をするのは、北海道だけですから、本州から電力を送ってもらう事が可能になります。それが、60万kW見込めます。

 ですから、
     北電の原発以外の発電  535万kW
     企業の発電         141.5万kW
  +) 本州から            60万kW
    -------------------
     合計              736.5万kW

(原発以外の電力)736.5万kW ー(過去最大電力消費)578.8万kW = 157.7万kW

 157万7千kWの余裕があり、電力不足にはならないという計算になります。



 北海道電力が、計画停電になる予定表を配布したのは、道民に対する脅しのような感じがします。

2012年8月22日水曜日

ラジオ収録裏話(23)年金大丈夫なのか?

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFMラジオ・さっぽろ村ラジオ(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」の収録を行ないました。

 ゲストは、全日本年金者組合札幌東区支部の岩本萬(よろず)支部長です。


左から、岩本氏、アシスタントのジュンカちゃん、私
 年金のことは、みなさん「これから先、どうなるのだろう」と、若い方は「自分がもらう頃には無くなっているのではないか」などと、心配です。

 岩本さんは、「年金が無くなることは絶対にありません」と、力強い言葉。
 ・・・ しかし、掛け金が高く、もらう金額は安くなることは、あり得るそうです↓↓
 ヨーロッパの国々では、日本よりもはるかに豊かな老後を過ごしているようです。
 それは、「最低保障年金」が定められていて、誰でもある程度の金額が保障されていること、医療費が無料や低額なので支出が少ないうえに、将来の心配が減るために、「蓄え」もほとんど必要ないからだそうです。

 そういう老後が保障されていたら、若い人たちの不安も減るのではないでしょうか。

 それにしても、さっぽろ村ラジオの第2スタジオは、狭い、暑い(~_~;)。吉泉局長が音響の操作をしながら、ウチワでみんなをあおいでくれたのがせめてもの救いでした(謝謝)

2012年8月21日火曜日

北海盆踊り仮装コンクール 2012

 さっぽろ夏まつりのフィナーレである北海盆踊り仮装コンクールが行なわれました。
 今年で59回目です。
 私は、昨年に引き続き、審査員をさせていただきました。



 59回すべてに参加しているチームもあり、驚きです。


大阪名物くいだおれ太郎

ゲゲゲの鬼太郎

おかめとひょっとこ

アクビ娘とハクション大魔王

エコなまはげ

ヴァンパイア

田舎で双子のじぃちゃん二人で166歳

打倒スカイツリー

ネパールの結婚式

アラビアンナイトの美女たち

不思議の国の盆踊り

優勝チーム! コンコン狐の婚礼道中
 参加していただいた各チームのみなさん、札幌の夏を盛り上げてくれてありがとうございます!!

2012年8月20日月曜日

尖閣諸島の日本領有は正当 日本共産党の見解

 尖閣諸島に自称中国籍の活動家らが上陸、17日に強制送還されました。

 2010年、中国漁船が日本の海上保安庁の巡視船に衝突した事件がありました。
 その時に日本共産党は、日本が尖閣諸島を領有、実効支配するのは正当だという見解を、あらためて発表しました。

 政府は、これまで、中国政府と何度も交渉の機会があったはずですが、尖閣諸島の領有について、つっこんだ話はしていないようです。
 どこの国に対しても、言うべきことは、堂々と訴えることができなくてはなりません。

2012年8月19日日曜日

「元気まつり」にお越しください

 日本共産党札幌東区後援会などが実行委員会を結成し、「東区・元気まつり」を行ないます。
 ぜひ、お越しください。

 日時 9月9日(日) 午前10時~午後2時30分まで
 場所 伏古記念会館駐車場(雨天の場合は会館内) 札幌市東区伏古7条2丁目

 参議院議員の大門みきしさんのお話は、国会情勢のリアルな迫力とユーモアたっぷりで、聴衆を引きつけます。
 売店も多数出店して、おいしいものを格安で販売します。
 舞台では、太鼓や鬼剣舞など、次から次へと出し物の連続です。
 

2012年8月18日土曜日

市営住宅家賃減免改悪(6)本当の理由は

 市営住宅の家賃減免制度を改悪・値上げすることに道理がないことを繰り返し書いてきました。


 それでは、なぜ、理由にならない理由まで持ち出し、当事者の声を尊重することもなく、値上げを強行しようとするのでしょうか。

 「カネのため」とお考えでしょうか?
 もちろん、そうです。



 しかし、収入を増やすためなら、家賃減免を受けている家庭だけを問題せず、市営住宅入居者全体の値上げをした方がいいと思いませんか。

 「全体を値上げさせたら、反対運動が強まる」 ・・・ たしかに、そうですね。
 「相手方を分断させる」のは、戦いの定石です。


関ヶ原の合戦

 それなら、収入の比較的高い世帯の家賃を値上げするという手もあったはず。

 以下、私の考えとして、お読みください。

 今回の、家賃減免制度の改悪・値上げは、「札幌市行財政改革推進プラン」(行革)の中に、盛り込まれたものです。
 つまり、都市局住宅部ではなくて、財政局が主導して作ったものなのです。
 財政局は、収入を増やし、支出を減らし、財政を健全化させるのが仕事ですから、「何か削れるところないかな? もっとカネを取れるところはないかな?」と探すのです。


 
 「削れる・もっと取れる」と判断する基準の一つが、「他の都市と比較してみる」ことです。

 他都市にも、家賃減免制度はあります。
 しかし、札幌市は低所得者が多いため、減額幅を大きくし、入居者が困らないようにしていたのです。
 そこで、家賃減免がヤリ玉に上がったのです。

 財政部局が、「政令指定都市平均よりも、減額幅が大きいから、削れ」と言ってきたとき、都市局住宅部は「入居者が困る。家賃滞納が増えることになったら困る」と、頑張らなくてはなりません。

 自分たちがやっている仕事に誇りを持ち、守るべきものを守る強さが必要です。
 財政局に、何か言われて、頭が上がらないようではダメなのです。


ソクラテス

 もっとも、都市局住宅部主導で、減免制度の改悪を考えついたと言うなら、もっと悪いですが。

2012年8月17日金曜日

市営住宅家賃減免改悪(5)当事者を無視して値上げか

 このブログで4回にわたり、市営住宅家賃減免制度に反対する質問の内容を書いてきました。

 ぜひ、多くの人に問題を知ってもらい、この値上げ計画を阻止するためです。
 市は、8月中に入居者アンケートを行ない、10月から11月に制度概要(値上げ案)を固め、来年4月から値上げしたいと言っています。
 もう値上げすることが決まっているかのような口ぶりです。


この画像と本文は関係ありません

 家賃減免制度は、「条例」で定められているものではなく、市の「規則」で定められています。
 「条例」を改正するときは、議会の議決が必要です。
 しかし、「規則」は、議会にはからず、市が改正することができます。

 だからと言って、市が何をやってもいいということにはなりません。
 議会で出された意見は尊重しなくてはなりませんし、なにより、家賃減免制度を利用している当事者の声を尊重しなくてはならないはずです。
 それが民主主義ではないでしょうか。

 ところが、市の態度は少しヘンです。

 私が「制度利用者(当事者)の合意がなくても値上げするつもりか?」と質問しました。
 市の答弁は、「住まいの協議会の答申に基づいて進める。制度利用者の合意は必ずしも必要ではない
イラストと本文は関係ありません

 家賃減免制度は、とくに所得の低い人たちでも、家賃を払っていけるように、安くする制度です。
 当事者の意見を尊重するのは当たり前のことではないでしょうか。
 当事者の意見を尊重することなく、値上げを一方的に決めて、押し付けることは許せません。

 そう追及すると、「アンケートで住民の声を聞く。その声を参考とし、尊重もする(???)」という答弁でした。
 「参考とし、尊重もする」って、いったいどういう意味でしょうか。



 本当は聞き置く程度で済ませるつもりではないのかと懸念されます。

2012年8月16日木曜日

市営住宅家賃減免改悪(4)家賃と修繕は別


 札幌市議会建設常任委員会で、市営住宅家賃の減免(とくに所得の少ない人の家賃を引き下げる制度)を縮小し、値上げすることについて、反対する立場で質問しました。

 札幌市は、「住まいの協議会」で、「今後ますます維持・修繕費や建てかえ費用が増大することが見込まれてございます。これらに必要な財源を確保するためには、 ・・・ 見直しを進めていく必要がある」旨の発言をしています。

 つまり、市営住宅の修繕(ふすまの張り替え、畳表の交換など)をするのにカネがかかるから、家賃を値上げしたいという趣旨です。



 とんでもないウソです。
 私は、質問に先立ち、ここ数年の市営住宅家賃が入った金額と、修繕費の金額の推移の資料を入手していました。
 下の表を見てください。
 
 年度    家賃収入 (前年比)  計画修繕費(前年比)
2005  60億7300万円      4億8300万円
2006  61億3800万円()   3億2300万円(
2007  61億6500万円()   2億8000万円(
2008  61億8500万円()   2億5500万円(
2009  61億1400万円()   3億4200万円(
2010  60億4100万円()   1億4100万円(
2011  59億6500万円()   4億6600万円(

 ごらんになってわかるように、「家賃収入」が増えているのに、「計画修繕費」が減った年もあれば、その逆もあります。
 「家賃収入」と「計画修繕費」は比例しておらず、因果関係はないのです。
 家賃が上がれば、修繕が進むということではありません。



上のイラストと本文は関係ありません

 そもそも、「修繕費」は、「家賃」として札幌市に入ったお金の中から工面する仕組みではありません。
 家賃収入とは関係なく、必要な修繕費は予算を立てて支出する仕組みなのです。

 札幌市が、「住まいの協議会」のなかで、「維持・修繕にお金がかかるから、家賃を値上げしたい」趣旨の発言をしたのは、なぜでしょう。
 もしも、「修繕をすすめるために値上げすると言えば、入居者も反対しないだろう」と考えての発言だとしたら、入居者をだましたことになるのではないでしょうか。

2012年8月15日水曜日

女子プロゴルファー綾田紘子さん、頑張って

 女子プロゴルファー 綾田紘子(あやだ・ひろこ)さんから暑中見舞い状をいただきました。



 昨年、法政大学の同窓会でご一緒した時に、ツーショットを撮らせていただいたのです。(「写真を私のブログに貼ってもいいですか?」と聞いた時、にっこり笑顔で「いいですよ」と。とても、感じのいい人だと思ったのです)



 大学生の時からプロゴルファーとして活躍されてきた綾田紘子さん、まだまだ伸びていく人と思っていますよ。

 プロスポーツの世界は、私などは想像できないほど厳しい世界でしょう。
 しかし、綾田さんは、もてる能力を試合で十分発揮すれば、もっともっと上に行けると思っています。

 綾田さんの、トーナメント結果は時々見ています。
 今年は、イケると思っています。


 陰ながら、応援しています。

市営住宅家賃減免改悪(3)値上げの決まり文句

 札幌市議会建設常任委員会で、市営住宅家賃の減免(とくに所得の少ない人の家賃を引き下げる制度)を縮小し、値上げすることについて、反対する立場で質問しました。

 札幌市都市局長は、「住まいの協議会」で、「サービスを受ける市民と受けない市民の公平性の確保」が必要である旨の発言をしています。


 現状で、「不公平」状態にあるのでしょうか?
 収入が少ない人に、家賃値上げを迫らなくてはならないほど、「不公平感」が噴出しているのでしょうか?

 私は、「市民の声を聞く課」に、「この1年間で、市営住宅の家賃や減免制度について、『安すぎる』という声が寄せられたことがあるのか」と聞きましたが、「そういう声は1件もありません」と明確な返事でした。

 念のため、オンブズマンにも聞きました。「市営住宅に関する苦情は4件ほどありますが、いずれも、管理の悪さや近所の騒音などで、『家賃が安すぎる』という申し立ては1回もありません」というのです。

 では、都市局長は、なぜ「公平の確保が必要だ」、つまり、「家賃を値上げしなければ不公平だ」という趣旨のことを言い出したのでしょうか。

 「サービスを受ける市民と受けない市民の公平性の確保(同じ意味で「受益者負担」と言うこともあります)」というのは、市役所の値上げの口実であり、値上げの際の決まり文句なのです。



 たとえば、区民センターの部屋を借りたとします。
 部屋の維持管理や光熱水費は、税金が充てられます。
 区民センターの部屋を利用する市民もいれば、利用しない市民もいるので、ただで使わせると不公平だ。利用している人から、適切な使用料を取ることで公平になる ・・・ というような考え方です。

 私は、「市民が誰でもタダで利用できる」というなら、不公平にはならないと思いますが。

 新潟県長岡市の再開発ビルを視察した時、「市民は無料で部屋を借りることができます」と説明されました。
 札幌市役所の言う「お金を払えば公平になる」論が本当なら、長岡市の再開発ビルは、「タダで使わせるとは不公平だ!」という苦情が殺到するはずですが、そんなことはないのです。
 「受益者負担論」は、要注意です。

 私は、「受益者負担」をすべて否定するわけではありません。
 市の施設やサービスを利用して、営利行為を行なう場合、たとえば、市の○○センターを使って展示即売会などをやるような場合は、明らかに利益を手にするわけで、「受益者負担」を適用すべきです。
 あるいは、営利行為ではなくても、市役所に大変な労力をかけることになる特別なサービスの場合も、有料サービスという事もあるかもしれません。

 しかし、今回の家賃値上げについて、市民の中に「不公平感」などは無く、「決まり文句を持ち出して値上げしようとしている」ということではないでしょうか。



 「伝家の宝刀を抜いてみたら錆びていた」ということもあるのでは?
 

2012年8月14日火曜日

札幌市平和都市宣言20周年記念式典 渡部陽一講演

 札幌市民ホールで、「平和都市宣言20周年記念式典・戦場カメラマン渡部陽一講演会」があり、参加しました。



 「札幌市平和都市宣言」は1992年に作られたものです。

戦争のない平和な世界を築くことは、人類共通の願いです。
この切なる願いにもかかわらず、平和に対する脅威、特に核兵器の脅威から、人類は今なお自由ではありません。
私たちは、戦争こそ地球環境を破壊する最大のものであり、平和にまさる市民福祉はないとの考えのもとに、人類がひとしく平和のうちに暮らせる世界が実現されることを願っています。
私たち札幌市民は、日本国憲法がかかげる平和の理念に基づき、非核三原則を守ることを誓い、信義と公正を重んずる全世界の市民と相携えて世界平和の実現を望みつつ、ここに札幌市が核兵器廃絶平和都市であることを宣言します。
 というものです。
 そして、「札幌市平和訪問団」として、小学生と中学生数名が、長崎市を訪問し、平和祈念式典に参加したり、原爆遺跡を見学したり、被爆者の話を聞いたりなど、戦争の悲惨さと平和の尊さを実感する取り組みをしています。
 渡部陽一さんの話ですが、テレビの通りのゆったりとした口調から、情熱をこめて話されました。

 渡辺さんは、「戦場にも子どもがいる。そして、戦場では、いつも、子どもが犠牲になっている」と。
 その戦場の子どもたちが笑顔になることが3つあるそうです。
 1つは、学校にいるとき。
 2つは、食事を食べた時。
 3つは、日本のアニメを見た時。
 戦争がなくなり、世界中の子どもたちすべてが、安心して、暮らしていけるようにする。それが大人の責任です。 
 

市営住宅家賃減免改悪(2)まやかしの受益者負担論

 札幌市議会建設常任委員会で、市営住宅家賃の減免(とくに所得の少ない人の家賃を引き下げる制度)を縮小し、値上げすることについて、反対する立場で質問しました。

 札幌市都市局長は、「住まいの協議会」で、「サービスを受ける市民と受けない市民の公平性の確保などの観点から、コストに見合った適正な受益者負担について、見直しを進めていく必要がある」と言っています。
 ・・・ 何を言っているのか、わかりにくいですが、要するに「値上げしたい」と言いたいのです。



 都市局長の言う「サービスを受ける市民」というのは、市営住宅に入居して安い家賃で暮らしている人(あるいは、家賃減免をして、さらに家賃の安い人)という意味です。
 「受けない市民」というのは、市営住宅以外の住まい(あるいは家賃減免を受けていない)で、高い家賃や住宅費用を払っている人という意味です。

 その両者の「公平性の確保」が必要だ。つまり、現在は「
公平性が確保されていない」、「不公平だ」ということになります。

 市営住宅と、民間アパートなどでは、条件が違うのは当たり前です。



 市営住宅は、最初から低所得者のために、安い家賃で入れるようにしているものですから、違いがあるのが当たり前なのです。

公営住宅法 第一条  この法律は、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とする。

 もしも、市営住宅と、他の住居との公平性を保つとするならば、市営住宅の家賃を民間アパートと同じになるまで値上げしなくてはなりません。

 それでは、何のための市営住宅でしょうか。
 市営住宅と他の住居との間に「公平性」という観点を持ち込むこと自体、上記の公営住宅法を理解していないことになります。


2012年8月13日月曜日

工事現場でのアルバイト中学生死亡事件

 群馬県桐生市で、工事現場で働いていた中学生が、崩れた壁の下敷きになり、死亡する事件がありました。

 中学生のアルバイトを受け入れていた会社は、これまでに約20人もの中学生を雇ってきたそうです。
 会社側は、「学校や親からの依頼を受けて、アルバイトを受け入れてきた」としています。

 学校側は、「職場体験と認識してきた」と言っているようですが、仕事内容も把握しておらず、「何の仕事かわからない職場体験」などという無責任がまかりとおっていたのです。
 しかも、死亡した中学生と同じ学校の生徒は、「5月から、水曜から土曜まで、日給5000円」と言っています。
 授業を受けさせないで、アルバイトに行かせていたのです。

 賃金をもらっているなら、「職業体験」ではなく、アルバイトでしょう。
 それを、学校が会社に依頼して、受け入れさせていたなど、とても信じがたいことが起こっているのです。

市営住宅家賃減免改悪(1)低所得者いじめ

 札幌市議会建設常任委員会が、行なわれました。
 市議会の常任委員会(総務、市民まちづくり、文教、厚生、建設、経済)は、議会休会中でも、随時開かれるのです。

 札幌市が、狙っている市営住宅の家賃減免制度を縮小することについて、「住まいの協議会」から答申があったということで、その説明を受けました。

 札幌市が 「札幌市行財政改革推進プラン」(行革)で、狙っていた家賃値上げをする方向の「答申」が出たのです。


上のイラストと本文は関係ありません

 私は、家賃値上げに反対する立場で質問しました。

 そもそも、市営住宅は、低所得者のために作られているものです。

 公営住宅法 第一条  この法律は、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とする。

 私は、「家賃減免をを受けている世帯は、おおむね生活保護基準以下の世帯。
 生活保護を受けると、家賃は、生活保護から出る。
 家賃減免制度を利用しているのは、生活保護をうけていない世帯だ。
 市は、そういう家庭に、家賃値上げを強いるのではなく、応援すべきではないのか。
 家賃減免の改悪は、生活保護基準以下の低所得者を狙い撃ちした弱い者いじめだ」と、追及しました。




 家賃減免制度があるから、低所得者でも家賃を払っていけるのです。
 払えなくなると、強制退去させられ、住むところがなくなってしまう事もあるのです。

2012年8月9日木曜日

工事現場でバイトの14歳中学3年生が死亡

 6日、群馬県桐生市の中学校の耐震化工事で、アルバイトをしていた中学3年生が、崩れた壁の下敷きになり死亡しました。

 労働基準法では、中学生以下の労働は禁止されています。

 以前から、別の建設会社でアルバイトをしており、今回事故を起こした会社に派遣されて働いていたとのことです。

 死亡した中学生の通う学校の教頭は、「働いていたことを知っていたが、アルバイトではなく職業体験だと思っていた」趣旨のことを言っているようです。本当でしょうか。

 どういう事情で中学生が働いていたのか、その経緯がわかりません。
 冥福を祈るとともに、子どもたちが守られ健やかに成長できる社会をつくる大人の責任が問われていると思います。

2012年8月8日水曜日

ラジオ収録裏話(22)ゲストは劇団四季

 さっぽろ村ラジオ(FM81.3 ネットのNEW ZONE FMでも聴けます。毎週火曜日午後2時からの番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」)の収録をしました。

 ゲストは、劇団四季の北海道公演本部副部長の中藤充彦さんです。ラジオ出演はしていませんが、広宣部北海道広報担当の永尾めいさんにも同席していただきました。


左から、中藤さん、永尾さん、アシスタントのジュンカちゃん、私

 狭い第2スタジオに、ミキサーの吉泉征昭さんを含めて、5人が入り、とても暑い!

 かける曲は、ライオンキングとマンマミーア。
 ライオンキングは、劇団四季が現在札幌で公演中。



 次の公演が、マンマミーアなので、宣伝も兼ねて曲をかけようとということで、CDを持ってきていただいたのですが、ライオンキングの曲をかけようと、CDケースを開けると、からっぽ ・・・

 「いいですよ。マンマミーアを2回かけましょう!


 
 私がパーソナリティをやっている番組なので、どうにでもなる! ゆる~くいきましょう。

 中藤さんから、ライオンキングとマンマミーアの魅力、早稲田大学時代からミュージカルの魅力にはまってきたことなど、語っていただきました。
 とても、楽しかったです。

 北海道四季劇場は、中央区大通東1丁目 中央バスターミナル隣です。

 ライオンキング 9月8日まで
 マンマミーア   9月26日から11月11日まで

 お問合わせ電話番号 200-6277


2012年8月6日月曜日

元町連町夏祭り 女子大生チアダンスも

 札幌市東区の元町連合町内会の夏祭りに行ってきました。
 何年間か続けて行っていると、だんだん顔なじみになれますね。

 たくさんの売店が並び、ステージでは様々な出し物があったようです。
 私が行った時には、女子大生によるチアダンスが、元気いっぱいでした。


 町内会の出店のお母さんたちの揃いのエプロンは、非常に手がこんだもので、これを作るのは、さぞ大変だっただろうと思います。とても感心しました。


エプロンまん中の「タッピーちゃん」は、東区のキャラクターです

  札幌はいま、ひまわりがきれいです。




2012年8月5日日曜日

丘珠みなみ町内会夏祭り

 夏祭りシーズン!!
 私の住んでいる「丘珠みなみ町内会」の夏祭りがありました。もちろん参加しました。ホント楽しかったぁ~。


 地元の保育園の子どもたちもステージに上がり ・・・ かわいいのです。




 札幌中学校の吹奏楽部の演奏も立派なものです。
 バンドが、オールデイズのナンバーを奏でます。
 そして、芸能集団「乱拍子」の和太鼓が、素晴らしい!
 演奏がはじまると、子どもたちがステージの前に集まってくるのです。子どもたちを巻き込んでのパフォーマンス!




 子ども盆踊り、カラオケ大会、大人の盆踊り、ビンゴと続き、祭りの夜が更けていくのです。


 私は、毎年、焼き鳥係。午後1時から8時まで焼きましたよ!



 煙で目を痛くしながら、冗談など言いつつ、町内の父さんたちが焼いて、母さんたちが売り子です。


 列をなすお客さん。売り子の母さん「鶏の塩コショウ、早く焼いて!!」。焼いてる父さん「はいよー。すぐ焼けるよ」

 軍手をはめていても、手に火傷! 左右の手の指に、4つの水ぶくれができていました。


でも、楽しかったからいいんです。


 「みんなで一緒に仕事をする」 これが一番楽しいですよね!!