さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
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2014年6月30日月曜日

長崎の路面電車120円は安い!

 長崎市内のホテルから原爆資料館に行く際、路面電車を利用しました。

古いタイプの車両


新型の超低床車両、3両編成になっている


 路線も充実しています。



 そして、全線120円(子ども60円)という安さに驚きました。
 長崎電気軌道という民間会社が経営しています。


2014年6月29日日曜日

訪問したお宅の庭で

 知人宅を訪問すると、壁に植物が這っています。


 よく見ると、吸盤みたいなもので、貼りついているのでしょうか?


 別のお宅の庭で、見事な薔薇が咲いていたので、「奥さんが手入れして育てているのですね」と言うと、
 「いいえ、夫が育ててますのよ。
 ・・・ちょっと待ってて、今、夫を呼んで来ますから」と、家の中から、ご主人を呼んでいただいてしまいました。

 「枝を接いで3年。ようやくきれいに咲きました」とのことです。
 奥さんは、「まん中が、ちょっと赤いのがきれいでしょう」と。


 ご主人は、「つぼみの形がいいでしょう」と。


 お二人の仲が良いのが、一番印象に残りました。

中沼会館演説会

 札幌市東区の中沼会館で地域演説会を行ないました。
 この会場で、演説会を行なったのは初めてです。
 私と、太田秀子市議予定候補がお話しました。


 2人が話し終えて、「何か質問など、ありませんか?」と言うと、
「東京都議会のヤジが問題になっていますが、市議会のヤジはどうですか?」と。

 「そうですねぇ、道議会のヤジはひどいと聞きますが、札幌市議会はそれほどではありません。
 市民のみなさんに身近で、傍聴者もいるからではないでしょうか。
 議会をガラス張りに公開することで、民主的運営ができるようになると思います。
 しかし、東京のヤジはひどいですね。
 議員辞職すべきではないでしょうか」と、答えました。

 民主的で、市民から信頼され、市民のために働ける議会にしなくてはなりません。

医療9条の会「個人発信の時代に考えるべきこと」

 医療9条の会主催の「個人発信の時代に考えるべきこと」集会に参加しました。

 まず、渡辺達生弁護士の「日本国憲法から集団的自衛権を考える」講演。


 詳細なレジュメを配布していただきました。
 これは、今後、参考にできるものだと思います。

 そして、もとNHKアナウンサーの堀潤氏の講演。


 もっとも驚いたのは、原発内作業員の告白動画です。
 原発作業の経験がないと、なかなか採用してもらえないので、履歴書に、作業経験があるようにウソを書くように指導されるのだそうです。
 そして、放射能を浴びても、「8日経てばなんともない」と言われているのです。

 こうして、ひどい環境の中で働かせれているのです。

 これで、原発再稼働はあり得ないことです!
 必ず、原発は再稼働させず、廃炉にさせましょう!

2014年6月28日土曜日

長崎市視察

 札幌市議会財政市民委員会の調査(行政視察)が、北九州市に続いて、長崎市で行なわれました。
 長崎市では、「視察」は一切なく、3時間半に渡って市役所の方の説明を受け続けました。


 長崎駅の周辺は、新幹線乗り入れのために、大きな開発計画があります。

 長崎市では、新幹線が延伸されるので、観光客が増えることなど、年間70億円の経済効果を期待しています。

 私が、「新幹線開通によって、どこの地域の方が、長崎に来るようになると期待していますか?」と質問すると、「広島など中国地方から、そして関西からのお客様」だそうです。

 しかし、中国・関西地方から山陽新幹線で来る場合は、直行で長崎には行けず、一度博多で乗り換えないとダメだそうです。

 新しくできる西九州新幹線は、フリーゲージトレインという時速270キロの車両を使用するため、時速300キロで走っている山陽新幹線に乗り入れると、ダイヤ編成に支障をきたすことが理由のようです。

 新幹線の経済効果を過大に見ることなく、適正規模の開発とすることが期待されると感じました。

2014年6月27日金曜日

北九州市視察

 札幌市議会財政市民常任委員会として、北九州市に調査に行ってきました。

 北九州市のまちづくりマスタープランや街の景観などについて報告いただきました。


 そして、区役所に行った市民があちこちの窓口に行かず1ヶ所で用事を足せるように「ワンストップサービス」を行なっているとのことです。

受付機を操作しようとしている私
 各地の進んだ経験を学び、札幌に生かせるようにしたいです。

2014年6月24日火曜日

ラジオ収録(64)絵本の里


 

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFM・さっぽろ村ラオ(81.3MHz)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(火曜日午後2時から2時半)の収録をしました。

 ゲストは、旅行会社・旅システムの青木久美子所長です。


左から、青木所長、私、アシスタントのマキちゃん
 絵本の里・剣淵町(映画「じんじん」の舞台として有名)での絵本セミナーについてお聞きしました。

 絵本セミナー
日 時: 2014年7月31日(木)~2日(土) 
場 所: 剣淵町レークサイド桜岡 
〒098-0341 北海道上川郡剣淵町東町5141番地 
(Tel 0165-34-3100 Fax 0165-34-3846 
 会 費: 37,000円 定 員: 先着60名様 

 講 師: あべ弘士 氏など。

 青木さんは、「剣淵町のお父さんたちは、(カラオケの持ち歌ならぬ)『持ち絵本』がある」と。
 お酒の席で、お父さんが絵本の読み聞かせをやるらしい!!!

 「宮川さん、好きな絵本なりますか?」と突然聞かれ、「『すてきな3人組』です」と答えましたが、「どんなお話ですか?」と聞かれると、急には思いだせない!!(冷や汗)
 なんとかストーリーを話しましたが(ちょっと不正確だった)、「話している時、宮川さん、いい顔してましたよ!」

 私は、自分の少年時代に読んだ(読んでもらった)絵本の記憶はないのですが、私の娘に読んだ絵本の中で、『すてきな3人組』が一番好きなのです。


2014年6月23日月曜日

東雁来 ごみステーション増やします

 札幌市東区東雁来(ひがしかりき)地域は、宅地造成がすすんでいます。
 住宅が急増して、直面している問題は、ごみステーションが足りないことです。
 普通であれば、町内会が、役所(清掃事務所)に、ごみステーション増設の要望を出すのですが、新興住宅地なので、まだ町内会がないのです。

赤線で囲った地域
 以前、私が地域のお宅を訪問すると、「ごみステーションが足りなくて困っている」と、若い女性の要望が出されました。
 私から、東清掃事務所と、連合町内会長に、「地域の住民に集まってもらい、ごみステーションをどこに設置するか、相談会を開きましょう」と提案しました。

 連合町内会長さん、隣の町内会長さん、清掃事務所の方々に尽力いただき、住民のみなさんに、小学校に集まっていただきごみステーションを3か所増設することにしました。

 ステーション設置のために、住民みなさんの努力がはじまりました。
 最初は、ご苦労もあると思いますが、地域の要望の実現に向けて動き出しました。

 これからも、住民要望の実現へ、一つひとつ頑張っていきたいです。

2014年6月16日月曜日

幸せ! 「父の日」

 「父の日」のことは忘れていました。
 6月15日(日)は、日本共産党の志位和夫委員長の演説会(札幌市内のニトリ文化ホール)で、私も5分間の道議選挙立候補の決意表明をすることもあり、そのことで頭がいっぱいだったのです。

 しかし、娘はその日が「父の日」であることを、忘れずにいてくれました。
 幸せです。ありがとう!

 午後2時からの演説会の後、地元に帰り、道議選挙立候補についてのあいさつ回りをして、帰宅したのは、午後8時過ぎだったでしょうか。
 居間に入ると、娘が両手を背中の後ろに回して、私をじっと見るのです。
 あまり気にせず、ソファに座ると、「父の日、おめでとう!」と言って、背中の後ろに隠していたプレゼントを渡してくれました。
 ネクタイ2本と、ハンカチ2枚です。
 嬉しいです!!



 「明日、どのネクタイするの?」と聞かれましたので、「このピンクのネクタイだよ。ありがとう」

 しあわせ!!!

2014年6月15日日曜日

志位和夫演説会

 6月15日、札幌市内のニトリ文化ホールで、日本共産党志位和夫委員長の演説会がありました。

演説する志位委員長と会場いっぱいの聴衆

 地方選挙に立候補する、北海道議候補(予定)、札幌市議候補(予定)、江別市議候補(予定)、北広島市議候補(予定)、新篠津村議候補(予定)も、登壇しました。

 私は、自分が登壇している時の写真は撮れないので、舞台裏の様子を撮影しました。

楽屋で待機している様子



ステージに上がる直前、舞台の袖で(緊張!)


バラの季節

 大通公園を歩くと、バラの花盛り。





 やっぱり、バラは美しい!!

2014年6月12日木曜日

精神障がい者の運賃割引を要請

 私は、精神障がい者の運賃割引を実施するよう、北海道バス協会・JR北海道バス・北海道中央バスに、日本共産党北海道議員団とともに、要請しました。

 「障がい者」は、「身体」障がい者、「知的」障がい者、「精神」障がい者の、3種類に分けられます。
 「身体」障がい者と「知的」障がい者は、運賃割引が行なわれているのに、「精神」障がい者だけが割引がないのです。


 精神障がい者は、受診、作業所やデイケアに通うことが必要です。
 しかし、わずかな年金や生活保護、家族の扶養で、ようやく暮らしているのが実態で、交通費は重い負担になっているのです。

  国は、精神障がい者にも割引する方向を打ち出しました(「標準約款」の改正)
 ところが、いまだにバス会社は、精神障がい者に対してだけ運賃割引を実施していないのです。

 どんな人でも、病気になることもあれば、障がい者になってしまうこともあります。
 もし、障がい者になっても、不自由なく暮らせるように、社会のバックアップが必要です。

 JR北海道バス・北海道中央バスは、ともに、割引は行政がやってほしいという趣旨でした。
 国は、バス会社などが中心になって割引を実施すべきという考え方です。

 あらためて、バス会社には、障がい者もバスを利用して社会参加できるように考えていただきたいものです。

2014年6月11日水曜日

ラジオ収録(63)劇団一揆「パンドラ」

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFM「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(火曜日午後2時から)の収録を行ないました。

 ゲストは、劇団一揆の杉本響さんです。


左から、杉本さん、私、アシスタントのマキちゃん
 劇団一揆の公演があるので、宣伝を兼ねて出演していただきました。

 演目は「パンドラ」ーーー彼女の過去は歴史の闇に、封じられたーーー
 高齢の男性ばかりを惨殺した連続殺人犯「平成の阿部サダ」を追う敏腕女性記者。
 事件に迫ると、日本の歴史の闇につきあたる。

 「歴史の闇」とは、南京大虐殺だそうです。

 深い意味を持つ演劇のようです。



 7月18日(金)から7月20日(日)
 札幌市東区のやまびこ座(北27条東15丁目)です。

の劇場やま

2014年6月6日金曜日

バスセンターのレトロな絵

 札幌市のバスセンターにある路線図の絵が、なんともレトロなのです。




左から、道庁赤レンガ、時計台、テレビ塔
丘珠空港
北海道大学
これは、、、左下が東保健センター、中央が大谷学園なのか?ちょっとわかりにくい。

2014年6月5日木曜日

ラジオ収録(62)平和行進

 毎週火曜日午後2時から2時半まで放送しているラジオ番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(コミュニティFMさっぽろ村ラジオ 81.3MHz)の収録をしました。

 ゲストは、原水爆禁止北海道協議会事務局長の嶋田千津子さんです。


左が嶋田さん、中央が私、右がアシスタントのマキちゃん
 嶋田さんのお話ですが、平和行進は、1958年、たった1人のお坊さんが、広島から東京へ行進を始めたところ、次々と参加者が増え続け、今のような平和行進になったそうです。

 平和行進は、5月17日、札幌を通過しましたが、今は東北を南下しているところです。

2014年国民平和大行進コース・日程

 安倍首相が、集団的自衛権の行使を容認しようとしています。
 「戦争反対」の声を、一人でも多くの人が上げてほしいと思います。
 私は、平和を守るため先頭に立ってがんばります。

2014年6月4日水曜日

札幌市議会意見書採決

 札幌市議会第2回定例会で、国に対する意見書の採決を行ないました。
 これほど多くの意見書案が否決されたことはありません。
 私は、幹事長会議で、「安倍政権が、暴走しているから、地方から声が上がろうとしているのだ」と発言しました。
 下の表をごらんください。
 集団的自衛権に反対する意見書、消費税10%に反対する意見書、TPPから撤退を求める意見書、特定秘密保護法の廃止を求める意見書など否決されたものは、すべて1票差でした。

 なお、会派構成が若干変わりました。
 選挙後に、「みんなの党」だったK議員は、「市政改革みんなの会」に移り、その後「無所属」となり、今回は「自民党・市民会議」に移ったためです。

2014年6月3日火曜日

札幌市議会で「庶民増税反対」討論

 私は、札幌市議会第2回定例会の最終日、本会議場で、「庶民増税反対」などの討論を行ないました。



 国が地方税法を改正したため、札幌市もそれに合わせて、市税条例を改正するものです。

 軽自動車や、二輪車、新規登録から13年を経過した古い自動車などへの増税です。
 軽自動車の売れ行きがいいので、そこを狙って増税するのは、ずるいと思いませんか。
 二輪車は、経費が少ないのが長所の一つですが、そこに増税は困ります。(具体的には以下をごらんください)

軽自動車(自家用、乗用) (現在)7200円⇒(来年度)10800円
二輪車 50cc以下          1000円⇒         2000円
     50cc超90cc以下      1200円⇒        2000円
     90cc超125cc以下     1600円⇒        2400円
     125cc超250cc以下    2400円⇒        3600円
     250cc超           4000円⇒        6000円


 なお、私の討論の全文を以下に掲載します。
私は、日本共産党議員団を代表して、議案第1号一般会計補正予算、議案第3号市税条例改正案、議案第6号 国民健康保険条例改正案に反対し、残余の議案19件に賛成する立場から討論を行ないます。
 まず、議案第1号一般会計補正予算についてです。
この議案に反対するのは、基幹情報システム再構築事業費の追加として22200万円、住民記録システムの改修として、6950万円が盛り込まれているからです。
これは、昨年5月に施行された「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」、いわゆるマイナンバー制度により、国民一人ひとりに番号をつけ、税や社会保障などの個人情報を一元的に管理しようとするものです。
本市は、30年を過ぎた基幹系情報システムを2010年度から6年間にわたって改修しているさなかです。そこに国が法改正したことにより、当初計画していた改修システムを設計変更し、すでに終了した住民記録については基本設計からやり直すとしています。
財政市民委員会で、「現行のシステムに何か問題があるから、新しいシステムを導入するのか」という質問をしたところ、「現行システムに問題はない」という答弁でした。
マイナンバーに含まれる情報が税と社会保障全般に及びます。例えば、どこの病院にどんな病気でかかったかなどの病歴も所得情報も一つの番号に統合され刻々と集積されていきます。一つの番号が漏えいすれば、個人のプライバシー情報のほとんどが一気に漏えいすることになり、プライバシーが侵害されます。
本市でも国保など社会保障の分野において、職員のミスによって個人情報がほかの人に漏れてしまった事件があります。たとえ、十分な対策をとったとしても、完全に防ぐことは不可能です。ましてや、ハッカーなどによる不正アクセスやサイバー犯罪を防ぐことは不可能で、いたちごっこが続くだけです。国会でも個人情報の漏えいが問題視され、甘利担当大臣が「なりすまし」犯罪を防ぐことができないとしています。
「セキュリティに万全はありえない」との立場から、情報は集積するのではなく分散し、仮に不正があったとしても被害を最小限に抑えることが大切です。
本市が2011年度に行った「IT活用について」をテーマに実施した「市政世論調査」では、「札幌市に力を入れてほしい情報化施策」として332%の市民が「個人情報保護の強化」と回答しています。また、行政サービスの電子化について「個人情報漏えいの不安がある」という理由で慎重または消極的な姿勢を示す市民が393%、札幌市が情報化施策を進めるうえで「個人情報やプライバシーの権利を保護すること」に特に注意すべきと答えた人が689%となっています。
市民は個人情報やプライバシーの保護を強く求めており、プライバシーの侵害が極めて高くなるこの制度を導入すべきではありません。よって、本議案には反対します。

次に、議案第3号市税条例改正案についてです。
 法人市民税の法人税割を引き下げて、国税である地方法人税を創設し、それを地方交付税の原資にするとのことでした。
本市の場合、法人市民税が39億円減額となりますが、あらたに交付税措置される金額は不明ということでありました。税制改正の目的が「税源の偏在性を是正する」ということですから、大都市では交付税措置される金額が少なくなり、減収となることが想定されます。
厳しい財政状況のなかであり、このように減収となることについては、見過ごすことはできません。
また、二輪車、軽自動車、古い自動車に対する増税ですが、いずれも庶民増税です。
働く人の賃金は、1997年以来、平均で70万円も下がっています。車が古くなっても買い替えは容易にできません。ガソリン価格が1リットル156円から168円にもなり、二輪車や軽自動車を使うことは、生活防衛のための知恵です。とくに、軽自動車は売れ行きが好調であり、そこを狙って増税しようとするのは、国民から納得が得られないやり方です。
このような庶民増税は容認できないため、議案第3号には反対です。

 次に、議案第6号 国民健康保険条例改正案についてです。
私ども日本共産党は、国民健康保険会計予算について3つの理由から反対をしてきました。
1の理由は、高くて支払えない保険料だからです。
国民健康保険料は、協会けんぽや本市共済の2倍以上の高額となっており、3月時点で滞納世帯が58708世帯にものぼっています。
 平均保険料は、据え置いているとしていますが、加入者全体の所得が下がっていく中で、平均保険料を下げないでいるために、ひとり一人の加入者から見た場合、所得は同じでも保険料が上がり続けることになります。
年金収入200万円の2人世帯の国保料は、1992年度に47020円であったものが、2013年度には124000円にまで上がっています。
 国保加入者が30万世帯ですから、30億円で1世帯1万円の引き下げが可能ですが、一般会計から国保会計へ繰り入れても使わずに戻した「不用額」は2009年以後、816000万円、406000万円、28億円、391000万円と4年連続です。予算上引き下げは可能であり、国保料引き下げを政治決断すべきです。
 第2の理由は、資格証明書の大量発行があるからです。
 滞納が続くと保険証を取り上げられ、資格証明書が発行されていますが、3月現在で9103世帯に交付されています。資格証明書では、病院の窓口で10割を支払わなければならないため、受診抑制がおこり、手遅れ死を招くこともあります。
しかも、後日還付されるはずの7割が、保険料滞納分に充当され、結局、10割全額負担と同じことになる場合もあります。これでは、なんのために国保に加入しているのかわかならなくなり、保険料の納付意欲が失われます。
資格証明書の交付は、資力がありながら故意に支払わない悪質滞納者に限り、それ以外は保険証を交付すべきです。
 第3の理由は、滞納者への過酷な取り立てがあるからです。
 加入者から「以前は、いくらなら払えるのかと納付の相談になったが、今は『全額納付してください』の一点張りだ」「国保の窓口には二度と行きたくない」との声も聞こえます。滞納していても払う意思のある人には、親切で丁寧な相談を行うべきです。また、滞納処分での過酷な差押えはすべきでないことも指摘します。
今回の改正案では、一部の所得階層では負担軽減となりますが、その財源を他の階層の国保加入者に求めるものです。国保料全体が下がるものではなく、「高すぎる国保料」に変わりありません。よって、議案第6号 国民健康保険条例改正案には反対するものです。


 以上で、私の討論を終わります。

2014年6月2日月曜日

共産党演説会に300人

 札幌市東区民センターで、日本共産党演説会を行ない、約300人の方にお出でいただきました。
 お話をしたのは、大門みきし参議院議員、太田秀子市議予定候補と私です。


 私は、勤医協中央病院に勤務した時代に、保険証を持っていない患者さんが緊急手術をした経験を話し、市議会議員として、「保険料滞納者から国民健康保険証を取り上げることはやめるべき」と求めてきたこと、全道の国保料引き下げを実現したいことなどを話しました。


 来春のいっせい地方選挙で、必ず勝利をと誓い合いました。

2014年6月1日日曜日

運動会シーズン

 札幌では、この時期が運動会シーズンです。


 近年は、土曜日行なうことが多いです。
 もしも雨が降っても、翌日に延期できるからです。

 低学年は午前中で競技が終わりますが、中学年・高学年は昼休みにお弁当を食べて、午後の競技に臨みます。


 応援のための場所取りが大変なのですが、事前に抽選を行なうところが増えているようです。

 ちなみに、私が小学生の時代には、運動靴ではなく、運動会専用の足袋をはいて走りました。