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2016年12月23日金曜日

ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会

 「ゆきとどいた教育を進める北海道連絡会」の「『教育全国署名』北海道集約集会」に参加しました。

 「教育全国署名」は、国に対する請願署名と北海道に対する請願署名を同時に集めています。48,499人分の署名が集まったので、「さぁ、提出しよう。教育を良くする要望を出そう!」という集会です。



 

 集会に、道議会各会派へ参加要請をしたそうですが、議員で参加したのは、私だけでした。

 私は、教員の多忙化、期限付き教員が多く正規教員とすべき課題、校舎の耐震化、特別支援教育を必要とする児童・生徒が多いのに施設・体制整備が遅れている問題、子どもの貧困が広がっていることなどについて述べ、組合や教育関係者、児童生徒と親たちが頑張ろうと、あいさつしました。

 道議会への請願には、全会派から紹介議員をつけて、採択を目指しています。
 全力で応援します!!

2016年12月11日日曜日

大学で講義

 札幌市内の大学の地方政治の授業の一環として、講義をさせていただきました。
 大勢の学生さんたちを相手に、緊張しました。


 札幌市議会と北海道議会の違いは。
 地方議員って何してるの。
 政務活動費とは、
 住民の要望は「請願・陳情」で議会に出すことができますよ、などなど。
 「質問ありませんか?」と聞くと、数人手があがり、「どうして、議員になろうと思ったのですか?」、「どんな相談を受けることが多いですか?」などでした。

 私の感想は、「学生はまじめだなぁ」。まず、私語が少ない、静かに真剣に話を聞きます。

 講義の後で、先生からメールが来ました。
 授業の後、「宮川さんに聞きたいことがある」と膨大な質問項目です。・・・本当は聞きたかったけれど、気後れして聞けなかったのでしょうか。いま、少しずつ回答を作っています。

 大学で講義をさせていただいたのは2度目。
 とてもいい経験でした。

「ブログに写真載せてもいい人来てください」と呼びかけて、記念撮影
 帰り際に、20歳の学生さんが「教壇に上がった時、すぐわかったよ。小学校の時のPTA会長さんだったから」
 ・・・私の子どもが小学生時代に、PTA会長をしていました。その時の児童だったのですね。
(アップが遅くなりました。12月1日に講義をしました)

2016年11月27日日曜日

学童保育研究集会

 「第32回北海道 第36回札幌 学童保育研究集会」に参加しました。

 いつも、オープニングの学童のステージが最高なのですが、今回は、エイサーでした。よっかたよ~!



 基調報告に続き、横浜市立大学の中西新太郎名誉教授の記念講演「人が人の中で生きていくということ」。
 ーーー「生きにくい」と感じる暮らしの背景には社会の崩れがあるそうです。
 スマホやPCで悪意ある投稿をしたことがある人25%。そのうち、(悪意の)投稿して「気が済んだ。すっとした」という人が32%もいるのだそうです。
 子どもの居場所があることが大事です・・・(「子ども食堂」を運営している人たちも「子どもの居場所を作りたい」と言っていたことを思い出しました)・・・
 子育てには失敗も成功もない。子どもに「あなたの人生は失敗だ」と審判を下すのではなく、子どもが自分の人生を大切にできるよう支えることこそ必要ーーー

 ・・・はい、わかりました。心します(宮川潤)

医療と介護の充実を求める集会

 札幌市内で行われた「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」に参加しました。


 北海道民主医療機関連合会の太田美季事務局長の基調報告では、医療と介護が全面的に改悪・縮小されようとしていることが明らかとなり、今後の福祉がどうなってしまうのかと寒気がするようでした。

 つづいて、元北海道保険医会会長で三上整形外科医院の三上一成院長、遠紋地域の周産期医療を守る会の岩澤武征さん、札幌認知症の人と家族の会の下村笑子副会長、北海道難病連の鈴木洋史相談室長、日本ALS協会北海道支部の深瀬和文支部長の指定発言。
 フロア発言と続きました。


 政党・議員・首長では、紙智子参議院議員、畠山和也衆議院議員、森井秀明小樽市長が参加していました。

 医療・介護を守り充実させるために、力を合わせて頑張ります。

道営住宅懇談会・調査

 札幌市東区内で、道営住宅入居者のみなさんと懇談会を行いました。


 住宅が老朽化してくると、要望もたくさん出ます。

 「30年住んでいるけど、畳表の交換は1度だけで、ボロボロです」
 「階上の入居者が、引き戸を動かすたびに音が響く」
 「集中暖房だが、暖房の強弱にかかわらず料金は同じ。個別メーターを設置してほしい」
 「天井のホコリを払おうとすると、天井に吹き付けてある粉がぱらぱら落ちてくるので、掃除ができない」
 「レンジフードも流し台も古くなったので、交換してほしい」などなど。

 さっそく、お部屋を見せていただきました。



 畳は擦り切れ、配管の周りの断熱材ははがれています。
 毎日暮らしている部屋のことですから、切実です。
 早く改善できるよう頑張ります。

2016年11月12日土曜日

精神障害者を支援する会20周年

 札幌市内で開かれた「精神障害者を支援する会20周年祝賀会」に参加しました。





 三浦誠一理事長は、20年を振り返り、ご苦労のほどを話していただきました。
 「1981年、障がい者の集いで精神障がいの方たちと出会い、1996年に『精神障害者を支援する会』を結成した。
 以来、事務所は転々としたが、今は、地域の人たちと交流しながら付き合っていくことに、いちばん心をくだいている。札幌市西区八軒地域で、コンビニ経営者などにも、よくしてもらっている。今は、保育園をつくろうとしても反対される時代。八軒地域の方々には暖かく迎えてもらっている」



 来賓の、きょうされん北海道支部事務局長の小畑友希さんは、「『支援する会』おかげで安心して暮らしていける人が多い」と挨拶。



 同じく来賓の紙智子参議院議員は、「国会議員になって初質問が、障害者自立支援法についての質問だった。障がい者の『私たち抜きで、私たちのことを決めないでほしい』という声と運動が政治を動かした」と挨拶しました。

 私は、「精神障がい者の運賃割引を実現するための、道議会請願が全会一致で採択されている。運賃割引の実現のために頑張りたい」と決意表明しました。

 精神障がい者は、偏見を受け、家族からの支援も受けられなくなることもあります。
 しかし、病気や障がいは、誰でも起こりうることです。
 療養しながら、安心して生活できるような支援を作っていけるように、私も頑張ります!!

2016年11月11日金曜日

希望ある未来をつくろうよ

 札幌市東区で「わたしたちの力で希望ある未来をつくろうよ」という集会を行います。連絡先は、日本共産党札幌東区地区委員会です。衆議院議員はたやま和也さんが特別講師としてお話します。

 興味ある人は、気軽に来てください。

2016年11月10日木曜日

小野有五名誉教授講演会

 小野有五北海道大学名誉教授・行動する市民科学者の会北海道事務局長の「北電のごまかしと原子力規制員会の審査の問題点を考える」講演会(主催・原発問題北海道連絡会・国民大運動北海道実行委員会)に参加しました。


 小野先生のお話は、
ーーー泊原発が立地する地盤について、北海道電力は、120万年前からの「岩内層」という岩盤で、ゆっくりとした広域的隆起が起こった場所と説明しているが、本当は12万5千年前の地層で、過去に起きた地震によって隆起した場所だーーー

 それでは、安定した地盤ではなく、今後も活断層による地震が起こりうるということになります。
 日本は、地震列島。
 いつ、どこで地震が起きてもおかしくないと思います。
 やはり、日本に原発があってはならないのではないでしょうか。

2016年11月9日水曜日

札苗地域 介護の集い

 札幌市東区の札苗地域で、介護問題の集いがあり、参加しました。
 基調報告は、「安倍政権が変えようとしている医療・介護の実際」と題して、矢幅操さんが行いました。
 矢幅さんは、看護師でケアマネージャーなので、医療も介護も現場のことがわかるのです。


 矢幅さんのお話は
ーーー後期高齢者医療の保険料特例軽減措置が廃止されると、

Aさん(単身)年金49,500円 保険料4,240円→12,720円
Bさん(子の扶養)年金64,400円 保険料5,260円→26,300円
Cさん(子の扶養)年金64,400円 保険料5,650円→56,500円

保険料が、2倍から10倍になる。
療養病床の廃止も狙われている(3年延期)。

 要支援1,2と要介護1,2の方々のサービスも縮小が検討されている。
 たとえば、デイサービスやホームヘルプサービスが、介護保険から外されて市町村の独自事業に。福祉用具や住宅改修の保険外し(来年の法改正には盛り込まれないことに)などーーー

 私は、昨年、介護報酬削減が行われ、介護事業所の閉鎖が起こっていること、介護労働者の賃金が低いことなど、道議会で質問したことを報告させていただきました。

 北海道議会で、
「後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書」
「介護保険サービスの適切な確保と介護従事者の処遇改善を求める意見書」がそれぞれ全会一致で可決しています。
 道議会が果たす役割の大きな意味を実感しています。

2016年11月6日日曜日

『40歳からの認知症予防入門』トークイベント

 伊古田俊夫医師の著書「40歳からの『認知症予防』入門」が、講談社ブルーバックスから出版されました。
 そして、紀伊國屋書店で刊行記念トークイベントが行われ、参加しました。


 伊古田先生は、とてもわかりやすく、やさしく話してくれました。
 認知症「予防」は、病気を無くすのではなく、発症を遅らせるののだそうです。
 イギリスでは、認知症「予防」が大きな成果をあげているようです。

 では、「予防」のためには、

 第1は、有酸素運動。
 激しい運動ではなく、息が切れない程度のウォーキング、サイクリング、水中歩行など。
 ハワイの7年間の調査では、1日の歩行が400メートル以下の人は、3.2キロメートル以上歩く人より、1.8倍アルツハイマーの発症が多いそうです。

 次は、減塩など食事の問題。
 伊古田先生は、北海道のラーメンは美味しいけどしょっぱいから、後でのどが渇くと。
 イギリスでは、食品の塩分を制限。例:トマトケチャップには1.8グラムまで。日本では3.3グラム程度。
 イワシや緑黄色野菜などは、予防食になります。

 会場は、ほぼ満席。
 関心のある問題ですね。

こども食堂フォーラム「生まれて初めての外食」

 「北海道『こども食堂』フォーラム In Sapporo」に参加しました。
 100名ほど入る会場はいっぱいで立ち見の方もたくさん出るほどでした。
主催者NPO法人ぐるーぽ・ぴの堀川淳子さん

 「こども食堂」とは、貧困のために十分な食事を摂ることができない子どもや、子どもの安心できる居場所づくりをめざして、ボランティアのお母さんたちがつくっています。
 無料または低額で食事を提供しています。
 親子で食べられるところもあります。

 最初に、北海道大学法学研究科の吉田徹教授の講演「こども食堂の多様性と可能性」。



 
次に、札幌市西区役所健康・子ども課の渡部小奈美さんの「行政から見た子どもをめぐる地域の課題」。

 そして、実践報告。
 1 子ども食堂狸小路10丁目 佐野久美子さん
 2 にじ色子ども食堂 安田香織さん
 3 西野こども食堂kaokao 富塚とも子さん
 4 はこだてこども食堂つくってたべよみんなでたべよ 両角智恵さん
 5 無料学習支援とご飯と遊びの場「おむすびころりん」伊藤美子さん





 吉田教授の講演は、非常に深い内容で、以下のようなことでした。
 ーーー全国で子ども食堂が、急速に増えています。バブルがはじける前から子どもの貧困があり、経済状況だけの問題ではありません。日本の社会保障は現金給付が多く偏っています。外国ではサービス給付も多いです。外国では、児童に対するサービスは無料が多く、日本では有料が多くなっています。日本は、所得の再配分がうまくいっておらず、税の在り方が問題です。しかし、「貧しい人を助けるのは政府の役割ではない」と考えている人が多く、自己責任論が広がっています。ーーー(乱暴な要約でごめんなさい)

 渡部さんは、ーーー区役所に相談に来る人の特徴として、①孤立~親と子だけで生活し、近所付き合いもない場合、こどもが年相応の常識を身につけられないこともあります。②自信なさ~親が、自分の親との関係がうまくいっていないことがあり、子どもへの態度に一貫性がなく、そのことに、子どもが気付くことがあります。頑張るべき時に頑張れなくなってしまうことも。---

 各子ども食堂からの報告では、---初めて来た親子(生活保護受給)が食事をし、お母さんが「この子にとって生まれて初めての外食なんです」と言った方がいたそうです。
 どこの子ども食堂も、スタッフはボランティアで、お母さんが多いみたいです。
 食材も、無料で提供を受けられるようにお願いして、苦労してやっています。もちろん、購入しているものもあります。

 とても印象的だったのは、どの子ども食堂もとっても楽しそうに報告していたことでした。
 子ども食堂のような取り組みが、広がっていけばいいなと考えています。

2016年11月3日木曜日

温泉硫化水素中毒

 道議会保健福祉委員会で、温泉施設中毒問題を取り上げました。



 2014年10月、北海道十勝管内足寄町の温泉で入浴中の男性が、硫化水素中毒とみられる症状で重体となり現在も意識不明です。
 その事故後、道内の温泉施設のいっせい調査が行われ、9施設で硫化水素の環境省の基準を超えていたことがわかりました。
 そのうち、6施設で改善されました。
 しかし、残る3施設のうち、1施設は最近営業を中止しました。
 私は、この経過を確認して、改善を求めました。

 保健衛生担当局長は「基準を超えている施設について、早期に改善が図られるよう指導・助言を行う」と、保健福祉部長は、「年内をめどに施設の監視頻度や硫化水素濃度の測定規定等について、新たに温泉監視指導要領に盛り込み、監視指導を強化する」と答弁をしました。

 硫化水素は、法律で規制されているものではありませんので、強制的な措置は難しいようです。
 しかし、浴室内の換気を良くすることで、改善できる場合もあります。
 道民も観光客も安心して入浴できる温泉にしなくてはなりません。ただちに、改善させるようにしたいです。

2016年10月30日日曜日

こだまプロジェクト ワークショップ

 福島第一原発の事故などのために道内に自主避難している人たちの団体「こだまプロジェクト」の「観楓大芋煮会」の第一部ワークショップに参加しました。


 福島県からの自主避難者の方などが、今までを振り返って、報告されました。

 ある女性は、妊娠4か月で札幌へ母子避難。
 親戚も友人もいないたった一人で出産と子育てし、子どもさんが6か月になってようやく外出できるようになり、母子避難者たちが子連れで仕事ができる空間を作りたいと、カフェを手作りして、営業しています。


 別の方は、豊かな自然の中で暮らし、子育てしたいと島牧村に移住し、農作物のプロデュースや販売支援をしています。

 会場には、売店もたくさん出店していました。
 どれも、自然と調和した豊かな暮らしを目指しているようです。



 突然でしたが、「議員の人も来ています。道議の宮川さんは、住宅支援の道議会請願を提出、採択に力を貸してくれました」と紹介され、あいさつさせていただきました。

 第二部は、「大芋煮会」だったのですが、こちらは時間の都合で参加できず、残念!


吉田千亜さん講演会

 岩波新書『ルポ 母子避難ーー消されゆく原発事故避難者』の著者 吉田千亜さんの講演会「避難指示のなかった地域の現状から自主避難を考える」に参加しました。



 吉田さんは、自分の足で行った調査活動に基づいて、丁寧な報告をしてくれました。
 ホットスポットファインダーという高性能の放射線量計をもって被災地に行くと、たった一歩動くだけで、線量が大きく変わることがわかるそうです。
 道路の舗装にざらつきがあったり、舗装の割れ目などに、放射性物質がひそんでいるのだそうです。
 避難区域が狭められていますが、実際には汚染がなくなっているのではないのです。

 来年、全国各地に自主避難した方々への住宅支援が打ち切られようとしていますが、避難を続けられるよう支援を続けることが必要です。

 北海道議会では、「東日本大震災による東京電力福島原発事故自主避難者の住宅支援等を求める件」が全会一致で採択されています。
 全国の地方議会から、自主避難者への住宅支援を継続させる動きを強められればと思います。

2016年10月23日日曜日

健康スポーツまつり

 札幌市東区内の「つどーむ」で行われた「ひがしく健康スポーツまつり」に参加してきました。
 「つどーむ」は人工芝が敷き詰められたドーム型のスポーツ施設です。

 開会式に続いて、全員でラジオ体操をしました。
 会場では、子どもも大人も体を動かして楽しめます。

輪投げ

フリスビー

ストラックアウト

フマネット

フットサル

凧作り

ヨーヨー釣り

出店

2016年10月18日火曜日

豊浦町議選 山田候補応援

 豊浦町議選挙が、18日告示、23日投票日で行われています。
 私は、日本共産党の山田秀人候補(現職、2期目に挑戦)の応援に行ってきました。


 山田議員は、年に4回の地区懇談会を行い、出された住民要望を次々実現してきました。

 ・子ども医療費を高校生まで無料化
 ・高校生の通学費の半額助成
 ・保育所待機児童の解消
 ・福祉灯油150リットル支給
 ・住宅リフォームの助成枠の拡大
 ・災害時の避難所に、水、発電機、暖房の整備
 ・「非核・平和の町」宣言
などです。
 わずか、4年の間にこれだけの実績を作ってきた実力はすばらしいものです。
 演説も落ち着いていて、貫録が感じられます。

 必ず当選してほしい!

2016年10月17日月曜日

「地域鉄道の価値」講演会

 余市町中央公民館で行われた講演会「地域鉄道の価値」(主催 JR函館本線の存続を求める住民の会)講師 宇都宮浄人 関西大学経済学部教授に行きました。


 外国では、上下分離方式ーー線路などの施設設置・整備と、列車の運行を別々の組織が行うーーが多いようです。
 北海道の鉄道は、線路の敷設・保線(下)も、列車の運行もJRです。線路維持のための経費がかかります。
 バスの場合、道路を作ること・補修すること(下)は、行政が行い、バスの運行(上)はバス会社ですから、上下分離になっています。
 ・・・だからJRよりバスの方が安いのか。

 現在、北海道のJR路線は、土砂崩れのあと、線路を復旧できずに不通になったままの日高線などがあります。
 今後の、北海道の交通の在り方を考えさせられます。
 

2016年8月31日水曜日

道政・市政懇談会 モエレ地域

 札幌市東区の、丘珠・中沼などの※「モエレ」地域で、「道政・市政懇談会」を行いました。
 私と太田秀子市議が報告、質問や発言も出されました。





 参加していただいた方から、「日本会議と憲法」、「JR日高線の復旧」、「除雪の改善要望」など、国政から身近な要望まで発言があり、盛り上がりました。

 こういう、地域住民のみなさんの要望を直接聞ける懇談会を、たくさん開き、交流を広げたいです。

 ※「モエレ」地域とは、アイヌ語の「モ・イレ」=「流れの緩いところ」という意味です。豊平川の流路の一部が、沼のように広がったので、そこの流れが緩くなり、「モ・イレ」と呼ばれ、「モエレ」になったそうです。

2016年8月29日月曜日

道議団の政府交渉

 日本共産党北海道議会議員団が、畠山和也衆議院議員、紙智子参議院議員、岩渕友参議院議員と一緒に、政府に要望活動を行いました。


 要望を提出した先は、防衛省、総務省、復興庁・内閣府、文部科学省、経済産業省、環境省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省で、38項目。

 とくに、私から以下のような発言をしました。

 被災者支援ーーー東日本大震災の自主避難者の住宅支援が打ち切られようとしている。母子避難者が多く、子供も成長していく中、所得制限を導入せず、安心して暮らし続けることができるよう、支援を継続すべき。

 地域医療ーーー現在の入院患者数をもって、医療需要とみなすことはできない。入院したくても、医師不足のために病棟閉鎖し入院できないところがたくさんあるからだ。全国一律の計算式で、病床削減をすべきでない。

 国民健康保険ーーー加入者の所得が減り続けているために、一人一人の加入者の保険料負担が重くなっている。国庫補助率を引き上げてほしい。

 介護保険ーーー昨年の介護報酬削減によって、事業所が閉鎖に追い込まれている。隣町の、ヘルパーさんが来たり、デイサービスに通っていることが起きている。事業所は赤字覚悟でサービスを提供している。このままでは、暮らし続けることができない地域が増えてしまう。

 生活保護ーーー冬期加算の減額で、暖房費が払えない事態になっている。公営住宅の集中暖房について、昨年は、特別加算で1.3倍出されていたところもあるが、今年以後も必要。

 最低賃金ーーー地域別の最低賃金が設定されているため、格差が広がっている。全国一律にすべき。

2016年8月28日日曜日

北見の台風被害調査

 日本共産党北海道委員会に「台風被害対策本部」が設けられ、私は副本部長となりました。

 はたやま和也衆議院議員(本部長)、紙智子参議院議員、森つねと国政相談室長、菊池豪一・熊谷裕両北見市議らと、北見市内の被害状況について、調査を行いました。

道路が寸断しています

 通常、北海道には台風は上陸しないのですが、3つの台風が立て続けに上陸し、記録的な豪雨をもたらしました。

 とくにオホーツク管内の被害が著しく、常呂(ところ)川などの氾濫、堤防決壊、道路冠水等がおこり、死亡者1名、負傷者3名、床上浸水2件、床下浸水33件、69か所の避難所に784人が避難しました。

 農業被害はまだ全容が明らかになっていませんが、すでに分かっているだけで、作付面積、玉ねぎ492ha、てん菜418ha、馬鈴薯406haにのぼっています。

 なお、玉ねぎの492haというと、モエレ沼公園70個分の広さ、札幌市内すべての玉ねぎの作付面積が300haですから、被害の規模がわかっていただけると思います。

玉ねぎ畑が水没しました
 今後は、速やかに激甚災害指定や、道の支援を得るために力を尽くします。

2016年8月23日火曜日

市町村議会議員研修会

 札幌市内で、市町村議会議員・職員研修会(主催・北海道地域・自治体問題研究所)が開かれ、参加しました。

 午前は、全体会の講義で、中山徹奈良女子大教授が「自治体の真の『地方創生』を考える」でした。


 今後出生率が上がったとしても、間違いなく、人口は減り続ける。国は、人口減少のもとでの国際競争力を高める投資を行い、その財源を生み出すために社会保障費を削減しようとしている。地方・農村を元気にすることで、中小都市を支えることが重要になるそうです。

 午後からは、分科会に分かれましたが、私は、木下武徳立教大学コミュニティ福祉学部教授の「生活保護と生活困窮者支援」に参加しました。


 生活保護費が削減され続けて、受給者の暮らしが大変になっていること、生活困窮者自立支援制度が作られていることなどが、話されました。
 私は、現在の自立支援制度では、窓口も少ない、職員も不足で、実際の支援としては弱いと感じました。

 終日、参加してとても勉強になりました。

2016年8月21日日曜日

ラジオ収録 病院職員などがホームレスのパトロール

 札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時から2時半)の収録をしました。

 ゲストは、勤医協札幌西区病院医療ソーシャルワーカーの土屋早苗さんです。


 派遣職員が解雇されて「年越し派遣村」ができた当時、私たちは、北海道にはあまり関係ないような感覚もありました。
 しかし、中部地方で働いていた方が北海道に戻ってきて、住まいがなく、勤医協札幌西区病院の待合室で「ここで泊まらせてもらえませんか」と言う方がいたそうです。
 そのことがあって、病院職員や生活と健康を守る会、社会保障推進委員会の方々が、地域の公園や地下道などを見回り、ホームレスと思われる方がいると、「困っていることはありませんか?」と声をかけ、おにぎりを差し入れたり、病院に無料・低額で受診できる制度があることを書いたパンフレットを渡したりしたそうです。
 ふつう、病院職員は、病院に来た患者さんを治療したり、その後の生活の支援をすることはあります。
 しかし、病院から外に出て行って、声をかける活動を今も続けているそうです。

 住まいを失っている方は、様々な事情があると思います。
 「オレに干渉しないでくれ」いう方もいるでしょう。
 しかし、地域の方が、生活再建の方法があることを示し、支援を続けていることは、立派な活動だと思います。
 

2016年8月13日土曜日

「すすきの」のスナックが狙われている?

 「札幌・ススキノ スナック経営者の逮捕相次ぐ」の大見出し。衝撃的です。


 「全国商工新聞」によると、「『風営法の許可をとっていないのに接待しましたね。逮捕します』。ススキノのスナックに警察官が突然押し入り、その場でママを逮捕。その場にいなかった経営者の自宅を家宅捜索の上、パソコン、売上伝票、確定申告書などを押収し逮捕しました。『女の子が隣に座って接待したというだけで罰金100万円』」
 「店の中で手錠をかけられ、腰縄をされた経営者もいる」と。
 さらに、「初めてのお客が店に入ってきて、スマホで店の中の写真を撮ったり、電話をかけたりした直後に警察が入ってくる」と「おとり捜査」の疑いも聞かれているそうです。

 警察庁では、風営法の接待を、①談笑、お酌、②ダンスを見せる、③カラオケを歌い、ほめそやす、ママが歌を選曲する④客のそばにはべる、⑤体を密着させる、「アーン」といって食べ物を食べさせるーーとしているそうです。

 店が風営法の登録をせず、「談笑」、「カラオケをほめる」などをすると、違法!罰金100万円等の処分になるようです。

 零細な個人経営のスナックで、風営法登録をしていないことを理由に、ママ(マスター)が、お客さんのカラオケをほめただけで、手錠・逮捕・罰金100万円は厳しすぎるのではないでしょうか。

 これで倒産することになっては、街の活性化も、うるおいも無くなってしまうと心配してします。

2016年8月12日金曜日

道議会報告ビラができました

 第2回定例道議会の報告ビラができました。
 もうじき、みなさんのお宅に配布されます。ぜひ、ごらんください。