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2015年3月21日土曜日

選挙当落予想 私を含む4人が横一線で3議席争う

 月刊誌『財界さっぽろ4月号』に、「恒例当落大予想」が載りました。


写真は東区道議選の予想の一部(頁がまたがっているため)

 札幌市東区の道議選挙(定数4人-立候補5人)の「当落予想」は、

自民党 大崎誠子 〇 (有力)
民主党 星野高志 △ (線上)
公明党 阿知良寛美△ (線上)
共産党 宮川  潤 △ (線上)
無所属 谷口  誠 △ (線上)

ということだそうです。
 つまり、自民党大崎以外の、4人が横一線で3議席を争っているということです。 負けないぞ~!!!

 ・・・こういうマスコミ報道に一喜一憂してはいけないのだと思いますが、どうしても、気になってしまいます・・・

2015年3月6日金曜日

歯科検診「要治療」で、治療した子は39%だけ

 札幌市議会予算特別委員会で、学校歯科健診の問題を取り上げました。
 歯科検診で「要治療」という結果が出て、実際に治療した子は39%だけなのです(市内のある小学校の例)。



★宮川~歯科での受診抑制は、生命の危機には直結しないこともあり、放置され、結果として、医科よりも大きな影響が出ている。
 普通の病気であまり重くない場合、しばらく安静にすることで自然と治ることもあるが、歯科は、自然治癒ということが無く、放置すればするほど虫歯は悪化し、治療を先延ばしすれば費用がかかることになり、やがて歯がボロボロになる。
 札幌市の小・中・高校の歯科検診で「要治療」とされたのは何%か。
 治療したかどうか、教育委員会として把握しているか。

△答弁~「要治療」の小学生26.7%、中学生23.2%、高校生23.6%。
 治療したかどうか、教育委員会としては把握していない。学校では、ある程度把握している。

★宮川~ある小学校について、歯科検診結果と、要治療者のその後の対応について、調査を依頼しているが、結果を示してほしい。

△答弁~要治療の児童が21%。
 このなかで、治療した子が39%

★宮川~治療していない61%の子は、なぜ治療していないのか、今後、治療する予定があるのか。

△答弁~いずれも把握していない。
 虫歯予防と早期治療の啓発をしていきたい。

★宮川~治療していない事情を把握することが重要だ。
 大阪府歯科保険医協会の調査で、
 「1人で来た子が、薬剤の値段を聞いてから、処方してもらうかどうか決めていた」、
 「無保険の子に、短期保険証を発行しても受診につながらない。3割負担が支出できないから」などがある。
 札幌の子どもで、生活保護以外でも自己負担なしで治療する方法は何があるのか。

△答弁~無料低額診療がある。就学援助の場合も無料。

★宮川~歯科検診の「結果報告書」に、「就学援助では無料で治療できる」旨の記載が必要ではないか。
 「要治療」の場合、治療したかどうかのフォローアップが必要ではないか。

△答弁~「結果報告書」への記載の有効性を検討して対応する。
 歯科医院の受診について、積極的に働きかけていきたい。

★宮川~フォローアップは、一般的な呼びかけだけでなく、個別指導が必要だ。
 歯の健康は、啓もう活動と、生活習慣の改善など、本腰を入れて取り組めば、見るべき前進を作ることができる。
 動物は、歯が無くなった時が死ぬときだが、人間にとっては、年をとっても食べる喜びを感じられることは何よりの幸せである。積極的に取り組んでいただきたい。

2015年3月5日木曜日

都心のエネルギー供給をコジェネで

 札幌市議会予算特別委員会で、都心のエネルギー供給のあり方について質問しました。
 現在の地域熱供給から、泊原発再稼働を指向する北海道電力から分立して、地域独立型発電で環境にやさしいコジェネ(天然ガスなどで小型発電、余熱で暖房・給湯。熱効率がよい)に切り替えることを求めて質問。
 前向きの答弁を引き出しました。




★宮川~札幌市都心部の地中には、のべ43.1kmの高温水管などが張り巡らされて、102棟のビルの暖房・給湯に活用されているが、その管は43年を経過。
 老朽化した管の更新は莫大な経費を要する大事業となる。
 電力と熱の供給を、コジェネで行なうべきだが、どういう検討をしているのか。

△答弁~コジェネの採用などにより、都心の電力需要の3分の1をまかない、CO2は45%削減できる。
 具体的実現手法の検討を進めている。

★宮川~そのためには、コジェネを設置するエネルギーセンターは何ヶ所必要になるのか。

△答弁~すでに3ヶ所稼働しており、予定しているところが2ヶ所ある。さらに5ヶ所必要になる。

★宮川~残る5ヶ所はどうやって確保するのか。

△答弁~大きなビルの建て替えに合わせて、地下に整備していきたい。
 開発の規模とタイミングの調整が重要だ。

★宮川~北5条西1丁目の市有地、市役所庁舎が移転するのであれば、その跡地も検討すべきではないか。
 民間開発計画に依存しても目途が立たない。市主導の計画を積極的に検討すべきではないか。

△答弁~指摘された2ヶ所は検討の余地がある。今後、エネルギーセンターと熱導管ネットワークの全体計画を示すマスタープランと実行計画を策定する。


2015年3月4日水曜日

お泊りデイ、無届老人ホームの消防設備

 札幌市議会予算特別委員会で、お泊りデイサービス、無届有料老人ホームの消防設備の問題を取り上げて質問しました。

 札幌市では、5年前、認知症グループホームの火災で7名が死亡する惨事がありました。
 介護施設での防火対策はきわめて重要です。



★宮川~デイサービスの実施は市内に573か所。41日から消防設備の基準が変更になるが、どうなるのか。

▲答弁~①宿泊をしていないところは495か所ある。自動火災警報装置は300㎡以上、スプリンクラーは6000㎡以上で必要。
 ②宿泊ありだが、自力避難ができる人が多いところ47ヶ所。自動火災警報装置が必要。スプリンクラーは6000㎡以上で必要。
 ③宿泊ありで、自力避難が困難な人が多いところ31か所。自動火災警報装置・スプリンクラーとも必要。

★宮川~デイサービスに泊まる人は、毎日変わるはず。自力避難が出来る人が多い場合、少ない場合と、宿泊する人の介護度で、消防設備の基準が変わるのはおかしい。
 最初からスプリンクラーを設置させることが必要ではないか。

▲答弁~消防庁通知により規制が強化されたものだが、立ち入り調査で実態をみながら検討する。

★宮川~無届有料老人ホームを何か所把握しているのか。
 立ち入り調査をした結果は。

▲答弁~204施設のうち、過去1年に立ち入り調査をしていなかった170施設を調査した。
 99施設に何らかの消防法令違反。重大な違反が8施設あった。

★宮川~重大違反は命にかかわるので、ただちに改善措置を。従わない場合は断固たる措置を。

▲答弁~行政指導を行なっている。従わない場合は、施設の使用禁止命令を行なう。