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2019年1月27日日曜日

新年会の合間の街頭宣伝

 新年会が続く中、その時間を縫って街頭宣伝を行いました。


 のぼり旗やプラカードを持ったり、ビラを配ってくれたり、応援の人も多数で、にぎやかに元気に宣伝活動ができました。

2019年1月24日木曜日

北渡島桧山地域医療についての懇談会

 23日、八雲町にて、北渡島桧山地域医療についての懇談会を行ないました。
 佐野弘美道議と私、佐藤智子八雲町議、北海道民主医療機関連合会の方々、北海道社会保障推進協議会、道南勤医協八雲ユーラップ医院の増田事務長、国立病院機構八雲病院、八雲町・瀬棚町・長万部町・今金町の住民など29人が集まりました。


 各地から出された主な意見は、以下のようなことです。
・医師不足などにより、地域の医療機関の入院病棟の一部を閉鎖し、出張医でなんとか診療体制をつないでいます。
・整形外科は、週に何度かしか外来診療がありません。
・泌尿器科に通うためには、伊達市まで行かなければならず、交通費だけでも5000円もかかります。
・函館市内の病院にかかるためにバスを利用しますが、2時間かかるうえ、1日に1往復しかないため、予約外来で夕方のバスに乗れる場合は帰ってこられますが、それ以外だと日帰りできず、宿泊しなくてはならないこともあります。
・救急車は2台ありますが、1台は老朽化が激しく長距離の移動に支障をきたします。ドクターヘリを活用しています。
・倒れてから、ドクターヘリが来て、病院に行くまで4~5時間かかります。平日の午前8時から3時までの間に倒れたのなら助かるかもしれませんが、他の時間帯だと助かりません。
・MRI検査を受けるためには、八雲まで行かなくてはなりません。がん患者は、函館まで通院しています。
・夜間に救急車で地元の病院に搬送され、翌日、医師の診察ののち函館に再搬送されることもあるため、救急車を使わず、マイカーで函館の病院に行く方が早いこともあります。
・集落と、病院のある町中心部の往復バス代だけで1000円かかります。

 北渡島桧山の地域医療の実情は極めて深刻です。病気で倒れると、医療機関に行くまでが大変なのです。北海道として、地域医療の充実をはからなくてはなりません。

 また、国立病院機構八雲病院の筋ジストロフィー治療が札幌に、重度心身障害者の医療は札幌と函館に移転する予定です。地域から、医療機能の一部だけでも残してほしいという要望も出されています。
 

2019年1月19日土曜日

民商、健康友の会新年会

 新年会真っ盛りです。今日は、札幌北部民主商工会新年祝賀会と札幌東健康友の会新春交流会がありました。
 民主商工会新年会は、よさこいで幕開け、主催者・来賓のあいさつに続き、シンガーソングライターJUNさん、ジャスミンの演奏、最後は餅まきで大盛り上がりでした。





 札幌東健康友の会は、太鼓の演奏やフラダンス、各病院・診療所などからの発表でした。



 中小業者や地域医療のために貢献している団体です。こういう団体の方々と力を合わせて、いい社会を作っていくために頑張っていきます。

2019年1月17日木曜日

明園地域つどいで対話弾む

 札幌市東区の明園地域の個人宅をお借りして、私と平岡大介市議、地域方々に集まっていただき、つどいを行い要望もたくさん出され、対話がはずみました。


 参加された方からの「北海道の良さはなんだろう」という問いかけに、みなさんが「農業!」「食料!」などこたえました。
 私が「TPP11、日欧EPA、日米FTAなど、国の政策のもとで、北海道の良さが危機に直面。JR路線が切り捨てられると、ますます地方経済が大変です」と言うと、ある方が皮肉たっぷりに「だからIRなんですか?」と。今度は、ギャンブル依存症の問題の話になり、「これも国の政策が北海道に危機をもたらしています」と。
 生活に密着した問題でも、除雪や、バスのステップが高くて乗りにくいことなど続々と。
 みなさんの要望がたくさん出て、今後の課題も具体的になり、楽しい懇談になりました。


ほほえみの郷

 聴覚障がい者のためのサービス付き高齢者住宅「ほほえみの郷」と、併設されている小規模多機能型居宅介護「ほほえみ手稲」の調査に、佐野弘美道議、太田秀子札幌市議と一緒に行き、高齢者住宅の施設長渋谷雄幸さん、所長の樋口あやこさんから説明を受けました。

 聴覚に障がいのある方が、高齢・障がいのため施設に入所しても、手話ができるスタッフがいないことが多いため、必要な情報を得られないだけでなく、日常生活でも孤立してしまいます。
 札幌聴覚障害者協会は、手話を中心にしたコミュニケーションに配慮した住環境を整えるため、介護の専門的知識・技術に加え、手話を使えるスタッフが常駐する施設を作りました。
 高齢者が暮らす部屋や廊下にライトとモニターがあります。

 訪問者がチャイムを鳴らしたときには、ライトでしらせます。モニターで「緊急避難」や「食事ができました」などを表示して伝えます。
 
 夜間、寝ている時には、枕の下のバイブレーターが作動します。

 デイサービスでも、手話で会話をしています。その場にいたスタッフ4人のうち3人が聴覚に障がいのある方でした。

 必要なことを手話やモニターの文字や図で伝達することはもちろん不可欠ですが、「あれがほしい」「これを買いたい」など日常の些細な会話ができる環境のあることが重要です。
 88歳の聴覚障がいの男性は、認知症でやはり聴覚障がいの奥さんと一般の高齢者住宅に住んでいましたが、スタッフとの間で手話が通じないため不安を抱えて暮らしていました。奥さんは、毎日のように「帰る」と言って荷造りをしようとしていました。この施設に来てからは、コミュニケーションがとれるようになり、奥さんが荷造りすることはなくなったそうです。

 北海道在住の聴覚障がい者は25,355人(2014年現在)で、60歳以上の方が35%だとすると、8,800人の60歳以上の聴覚障がい者がいることになります。
 道内に聴覚障がい者向けの高齢者生活支援施設は、ここの他には新得町に1か所あるだけです。
 支援強化の必要性を痛感しました。