さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2013年8月31日土曜日

夜間中学を応援します

 「夜間中学」をご存知ですか?
 夜間中学は、山田洋次監督の映画「学校」の舞台になりました。

 映画では、不登校になった人や、いわゆる不良、外国人、中年になるまで読み書きができなかった人などが、夜間中学に通っています。

 北海道内には、札幌、函館、旭川、釧路に、夜間中学がありますが、映画と違うのは、公立学校ではなく、善意あるボランティアによる「自主運営」だということです。

 札幌の自主夜間中学は、「遠友塾」という名前です。
 私は、遠友塾の授業を見学させていただいたことがありますが、生徒さんは、戦争のために学校に行けなかった方が多いのが特徴です。
 最近では、夫の家庭内暴力から妻と子どもが逃げている場合や、借金に追われて逃げ回り、子どもが学校に通えない場合など、子どもの戸籍がないために、学校に行っていない例もあるそうです。

 遠友塾のスタッフの方が、支援を求めており、懇談しました。


右から、伊藤りち子議員、井上ひさ子議員、私

 読み書きや計算ができなければ、就職も困難ですし、日常生活にも支障をきたします。
 そして、「(戦争など様々な事情で)少年時代にできなかった勉強をしたい、学びたい」という気持ちがとても強く、年配者も「もう一度、学校へ」と通っているのです。

 ぜひ、夜間中学を、ボランティアによる「自主運営」から、「公立」にすべきです。
 現在、札幌市中央区内の中学校の校舎を借りて、週に一度、授業を行なっています。

 年配者や車いすの方もおり、「洋式トイレを増やしてほしい、学校にエレベーターを設置してほしい」など、切実な要望があるのです。

 「学べなかった。学校へ行けなかった。読み書き・計算ができない」人がいます。
 義務教育さえ受けられなかった人たちがいます。
 私は、自主夜間中学の応援をしたいです。

2013年8月30日金曜日

ゴミか?! いや芸術か?! 自転車の山

 通りがかりに見て???
 ゴミか?



 いや、前衛的芸術か?



 自転車の回収・中古自転車販売の店の看板的なオブジェみたいです。

 目を引くことは間違いありません。
 要するに、私が、ゴミもオブジェも見分けがつかないということですね↓↓

2013年8月29日木曜日

憲法宣伝

 勤医協友の会のみなさんが、憲法第9条と第25条を守りたいという思いで、毎月9日と25日に、宣伝活動を行なっています。

 私も友の会の一員として、宣伝活動を行ないました。



 先日の小森陽一さんの講演「日本国憲法と吉里吉里国」を思い出しながら、訴えました。

 「健康で安心して暮らせる街づくり」をめざしている勤医協友の会の方々が、毎月2回ずつ、街頭に立って、のぼり旗を持ち、マイクで訴え続けています。
 本当に頭が下がります。
 こういう真面目な人たちの努力が報われることを願います。

2013年8月28日水曜日

大震災避難者と福島県議との懇談

 札幌市内には、東日本大震災の避難者が大勢暮らしています。
 多いのは福島県からの避難者で、住まいを失ったということもありますが、被ばくを避けるために避難(移住)しているのです。

 日本共産党の神山悦子福島県議会議員が来札し、避難者の方々の実情をうかがうために、避難者が多く住んでいる団地の集会所で懇談会を行ないました。


現地の状況を報告する神山福島県議

 日本共産党札幌市議団から、伊藤りち子議員、小形香織議員、私が参加しました。



 避難者の方々のご苦労は、言葉に尽くせません。

 その団地で暮らす避難者のうち、約3割が家族で避難(移住)していますが、約6割はお母さんと子どもだけです。
 お父さんは、仕事があるため、福島など被災地から離れることができないのですが、子どもを被爆から守るために、お母さんと子どもさんだけで避難し、別居生活を余儀なくされているのです。

 とくに、小さい子どもさんや体の弱い子どもさんのいる家庭が、避難していることが多いようです。

 福島県から、小学生の子どもさん2人を連れて避難してきたお母さんは、お父さんと離れ母と子だけで暮らすことによるストレスに疲れ、子どもにきつくあたってしまうつらさを述べました。

 また、福島第1原発から近い地域から避難してきた方は、小学生の子どもさんが「僕は、放射能で10年後に死ぬんでしょ」と言ったと発言されました。

 福島に残っている人も大変な不安のなかで暮らしています。
 そして、避難してきた人も、福島に残っている親族・知人を思い、複雑な思いを抱えながら生きているのです。

 避難してきても、就職はなかなかみつかりません。
 お父さんとの別居生活で、経済的に大変なのです。

 避難者も、現地に残っている人も支えなければなりませんが、政府も東京電力も責任を果たしてはいないのです。

 原発は、ひとたび事故を起こせば取り返しがつかないことが明らかになったではありませんか。
 それでも、原発再稼働をしようとしている電力会社と政府を許すことができません

 原発は即時ゼロへ!
 被災者の生活再建を!
 国民みなさんで力を合わせましょう。

2013年8月27日火曜日

秋田書店の景品水増し問題

 消費者庁は、8月20日、秋田書店に措置命令を出しました。
 秋田書店は、少年チャンピオンなどの雑誌やコミックスを出版している会社です。

 消費者庁は、雑誌の懸賞の当選者数としている人数に比べ、実際に賞品を送付した人数が少ないことを指摘しています。
 たとえば、「プリンセス2010年7月号」では、ストレート&カールアイロン3名のところ、実際は1名。
 ステーショナリーセット25名のところ、実際は3名などです。

 毎日新聞の報道、および労働組合の「首都圏青年ユニオン」の声明をまとめると、以下のようになります。

 2007年、秋田書店に就職した女性が、雑誌のプレゼント欄を担当しましたが、
「一つの景品しかないのに、当選人数を10人とするのはおかしい」などと、上司に訴えましたが、
「文句を言わずに黙って仕事をしろ」と言われたそうです。

 女性は、不正を続けているうちに睡眠障害などを発症し、2011年9月から休職せざるを得なくなりました。

 秋田書店は、2012年2月29日、「プレゼントを発送せず、不法に窃取した」と、この女性を解雇

 労働組合「首都圏青年ユニオン」は、秋田書店と団体交渉を行ない、不当解雇の撤回と不正をやめることを訴えましたが、会社側は要求を拒否。

 首都圏青年ユニオンは、解決に向け、2012年夏、消費者庁に資料提供を行ない、今年8月20日、消費者庁が秋田書店に措置命令を出しました。

 8月21日、秋田書店は、「毎日新聞の報道に対する弊社の見解について」(8月22日訂正)を出しました。
 それは、「・・・元社員は、あたかも社内の不正を指摘し、改善を訴えたために解雇されたなどと主張しておりますが、解雇の理由は、元社員が賞品をほしいままに不法に窃取したことによるものです・・・」と、しています。
 つまり、賞品を送った数が少なかったのは、元社員(女性)が盗んだからだと言っているのです。

 女性が休職したのは2011年9月から、解雇されたのは2012年2月29日です。
 しかし、それ以後も、賞品の実際の数が少ないことは、どう説明するのでしょうか。
 「プリンセスゴールド2012年4月号」では、
たこ焼き器 5名のところ、実際は1名。
図書カード3千円分 4名のところ、実際は1名。
バスローズペタル(入浴剤) 25名のところ、実際は3名などとなっているのです。

 秋田書店が、賞品の数を減らしておきながら、この女性が盗んだことにしたのだとすれば、絶対に許されないことです。

 秋田書店のホームページに掲載されいる「メッセージ」には、秋田書店は創立者故秋田貞夫が、戦後間もない世情騒然とした昭和23年に「日本の子どもたちに正義の精神と夢の世界を取り戻し、希望を与えよう」と出版を志して、月刊誌『冒険王』を創刊して以来、少年・少女漫画誌を中心に創立の志を忘れず、出版社の使命と責任を果たすべく、努力しております。」と、記載されています。
 この、創立の精神を忘れないでいただきたいと思います。

2013年8月26日月曜日

納涼の夕べ開催

 私の事務所近くの会館をお借りして「納涼の夕べ」を行ない、お近くの方々に来ていただきました。



 手作りのごちそうで、楽しいひとときを過ごしました。



 難しいことばかりではなく、楽しく交流しながら、「政治を変えたい」、「共産党を大きくしたい」、「参議院選挙で勝利できてよかった」という思いを共有させました。



 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

2013年8月25日日曜日

小森陽一さん「日本国憲法と吉里吉里国」講演

 講演会では最初に、植村隆さん(朝日新聞函館支局長)の講演「坂本龍馬のデモクラシー」を聞きました。


 坂本龍馬の遺族の多くが北海道に渡ってきました。
 六花亭の包装紙で有名な坂本直行さんも、坂本龍馬の一族です。
 どうも、龍馬の一族は反骨にして自由と民主主義をもとめる人生を歩んだ人が多いようです。

 小森陽一さんは、いつもながら膨大な知識と、平和と民主主義にとって害悪となるものを許さない厳格な考え方に、強く共感します。

 井上ひさし作「吉里吉里人」を引き合いに、平和を守ろうとするもの、それを壊そうとするものの闘い。
 現代の安倍政権が狙う改憲について話していただきました。

 「頑張ろう」と、元気の出る講演会でした。

2013年8月24日土曜日

「はだしのゲン」閲覧制限するなと申し入れ

 漫画「はだしのゲン」は、戦争と原爆の悲惨さを伝える貴重な作品です。

 ところが、島根県松江市教育委員会が、昨年の12月、校長会に、市内の小中学校に学校図書館での子どもへの閲覧や、貸し出しを中止するよう要請していたのです。
 松江市内の市立小学校35校、中学校17校のうち、約8割の学校図書館に「はだしのゲン」が置いてあります。

 また、鳥取市立中央図書館でも、「はだしのゲン」を児童書コーナーから事務室内に移動していました。

 広島県知事は、20日、記者会見で、
「『はだしのゲン』は広島の被爆の実相を伝える資料として、長年、たくさんの人が読み継いできたものだ。
 児童や生徒にはこうした資料を通して被爆の実相を理解してもらい、世界の平和と人類の幸福に貢献できる人に育ってもらう事が大事だと思っている。
 自由に読んでもらっていいと思う」と述べ、閲覧制限は適当でないという考えを示しています。

 毎日新聞は、社説で、
「・・・戦争の恐ろしさを知り、平和の尊さを学ぶことは、教育の中でも非常に重要な要素だ。
 平和教育を推進すべき教育委員会が、それを閉ざす対応を取ったことには問題があり、撤回すべきだ。
 ・・・『はだしのゲン』は、戦争が人間性を奪う恐ろしさを描いた貴重な作品として高い評価を得てきた。
 約20カ国語に翻訳され、原爆被害の実相を広く世界に伝えている。
 作品に残酷な描写があるのは、戦争や原爆そのものが残酷であり、それを表現しているからだ。
 行き過ぎた規制は表現の自由を侵す恐れがあるだけでなく、子どもたちが考える機会を奪うことにもなる」としています。

 私ども日本共産党札幌市議団は、緊急に、札幌市と教育委員会に申し入れを行ないました。


 内容は、①市立の学校図書館、②札幌市中央図書館・各地区図書館、③各区民センター図書室・地区センター図書室で、閲覧制限をおこなわないこと、です。

 札幌市と教育委員会は、「『はだしのゲン』の閲覧制限は行なわない」と約束してくれました。

2013年8月23日金曜日

ラジオ収録裏話(47)亜耶(あや)ちゃん登場

 札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ(FM81.3MHz)」の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日、午後2時から2時半)の収録を行ないました。

 この番組は、私と、アシスタントの家村純香(いえむら・じゅんか)ちゃん、ゲストの方とのトークをやってきましたが、今回から、新アシスタント高橋亜耶(たかはし・あや)ちゃんも、加わってくれました!

 ゲストは、札幌北部民主商工会の事務局長の大井川政典さんです。

左から、私、大井川さん、亜耶ちゃん、ジュンカちゃん

 消費税増税の話になった時、私が「消費者・国民が困る」と言った時、大井川さんは「業者も、消費税増税がキツイんだ」と言いました。
 消費税は、業者が納税しますが、赤字でも払わなければならないのが消費税なのです。
 中小・零細業者が困る・厳しい税金が消費税なのです。

 20代の新人アシスタント・あやちゃんも、私と大井川さんのトークで、一生懸命かかわってくれました。

 ラジオ収録では、機械の操作をしながら、トークに加わってくれるジュンカちゃん、新人のあやちゃん、楽しく収録できました。

 ありがとう。
 これからも、楽しく、ためになる番組を、ゲストさん・ジュンカちゃん・あやちゃんとやっていきますので、応援してください。

2013年8月22日木曜日

議会運営委員会 京都視察

 議会運営について、京都市に調査に行きました。
 京都の当日の気温38度です!

 京都市議会の外観・内部の写真です。
 歴史を感じさせます。

 京都市議会の模様は、地方テレビ局が中継放送しているそうです。
 視聴率は、およそ0.2%。
 
 本会議場を取り囲む写真は、歴代議長

2013年8月21日水曜日

議会運営委員会 横須賀視察

 ブログの更新が、しばらく止まっていたのは、夏休みと道外への出張のためでした。申し訳ありません。

 出張は、議会運営について、他都市の調査です。
 1日目は、神奈川県横須賀市です。


 議会改革に取り組み、議会報告会、市民との懇談会を位置付けたそうです。

 議会報告会の参加者数は、横ばいと言った感じでしょうか。

 市民との懇談会は、これからの課題のようです。

 議会改革の取り組みについて質問する私

2013年8月16日金曜日

市役所ホールで平和パネル展

 札幌市役所のホールで、平和パネル展が行なわれていました。



 かつて、日本共産党市議団は、札幌市の平和関連予算を増やすように、議会で毎回のようにもとめてきました。
 そして、予算は大幅に増額されました。

 このような平和パネル展が行なわれることは、とてもいいことだと思います。
 原爆の悲惨さを伝えるパネルなどが多数、掲示されていました。
 そちらの写真を撮影しようとしたところ、市の職員が飛んできて「広島から借りているパネルですから、撮影はご遠慮ください」とのことでした。
 ちょっと、残念でした。

2013年8月14日水曜日

子ども盆踊りと大人を分けるのは北海道だけ?

 札幌市東区の鉄東第17分区町内会の夏祭りに来賓として参加してきました。



 よさこいソーラン祭りのチームの踊り、子ども盆踊りに続き、大人の北海盆踊りは1時間です。

 おおいに盛り上がりました。

 なお、子ども盆踊りと大人の盆踊りを分けて、2部構成にするのは、北海道だけらしいです。

 北海盆歌は、もともと卑猥な歌詞を含んでいたこともあり、子どもは分けて、子ども用の盆踊り歌(♪しゃんこ、しゃんこしゃんこ、しゃしゃんこしゃん)を作ったそうです。

 北海道以外では、盆踊りでどんな曲をかけているのでしょう?
 東京では、プロ野球ヤクルトスワローズの応援で知られている「東京音頭」、九州では「炭坑節」などが多いようですが、地域によって、盆踊り歌は違うみたいです。
 関心のある方、ぜひ、調査して、発表してください。

 北海盆歌は、三笠市幾春別が発祥、子ども盆踊り歌は江別市発祥らしいです。

2013年8月13日火曜日

ラジオ収録裏話(46)劇団一揆

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFM放送・さっぽろ村ラジオ(81.3MHz)の、毎週火曜日午後2時から2時半までの番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」の収録をしました。

 ゲストは劇団一揆の団員の杉本響さんと、高橋亜耶さんです。
 杉本さんは、劇団創設時から団員で19年の経験を持ちます。
 高橋亜耶さんは、ことし入ったばかりの新人です。


左が杉本響さん、右が高橋亜耶さん、両手に花の私

 公演が近付いているので、宣伝を兼ねてきていただきました。

 公演は、「かわいそうな ぞう」と「After1945」の2本立て。
 9月14日(土) 18:30~
 9月15日(日) 13:30~
 9月16日(月・祝) 13:30~
 札幌市東区北27条東15丁目「やまびこ座」
 大人1800円、小学生・中学生1000円、親子2000円です。

 杉本さんは、ラジオ出演は2回目ですから、慣れたものです。落ち着いて、要領よく話されます。
 高橋さんは、初めてですが、うまく話にのってくれます。
 2人とも、劇団の方なので、上手なのでしょうか。
 こちらとしては、とてもやりやすかったです。

 高橋さんの声は、かわいいアニメ声です。
 ラジオを聞いていただいた方(特に男性)は、ファンになるかも!!!

 今日、午後2時からの放送を聞いてください。

2013年8月12日月曜日

長崎平和祈念式典での長崎市長の平和宣言

 8月9日、長崎市主催の平和記念式典が行なわれ、田上富久市長が平和宣言を行ないました。
 その一部を、以下に掲載します。


 68年前の今日、このまちの上空にアメリカの爆撃機が一発の原子爆弾を投下しました。
 熱線、爆風、放射線の威力は凄まじく、直後から起こった火災は一昼夜続きました。
 人々が暮らしていたまちは一瞬で廃墟となり、24万人の市民のうち15万人が傷つき、そのうち7万4千人の方々が命を奪われました。
 生き残った被爆者は、68年たった今もなお、放射線による白血病やがん発病への不安、そして深い心の傷を抱え続けています。
 このむごい兵器をつくったのは人間です。広島と長崎で、二度までも使ったのも人間です。

 核実験を繰り返し地球を汚染し続けているのも人間です。
 人間はこれまで数々の過ちを犯してきました。
 だからこそ忘れてはならない過去の誓いを、立ち返るべき原点を、折にふれ確かめなければなりません。

 日本政府に、被爆国としての原点に返ることを求めます。 
 今年4月、ジュネーブで開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に、80か国が賛同しました。

 南アフリカなどの提案国は、わが国にも賛同の署名を求めました。
 しかし、日本政府は署名せず、世界の期待を裏切りました。

 人類はいかなる状況においても核兵器を使うべきではない、という文言が受け入れられないとすれば、核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになります。
 これは二度と、世界の誰にも被爆の経験をさせないという、被爆国としての原点に反します。
(中略)
 核兵器のない世界の実現を、国のリーダーだけにまかせるのではなく、市民社会を構成する私たち一人ひとりにもできることがあります。
 「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」という日本国憲法前文には、平和を希求するという日本国民の固い決意がこめられています。

 かつて戦争が多くの人の命を奪い、心と体を深く傷つけた事実を、戦争がもたらした数々のむごい光景を、決して忘れない、決して繰り返さない、という平和希求の原点を忘れないためには、戦争体験、被爆体験を語り継ぐことが不可欠です。
 若い世代の皆さん、被爆者の声を聞いたことがありますか。「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」と叫ぶ声を。 
 あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。68年前、原子雲の下で何があったのか。

 なぜ被爆者は未来のために身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか。
 被爆者の声に耳を傾けてみてください。
 そして、あなたが住む世界、あなたの子どもたちが生きる未来に核兵器が存在していいのか。考えてみてください。
 互いに話し合ってみてください。
 あなたたちこそが未来なのです。
(中略) 

 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、未だ収束せず、放射能の被害は拡大しています。

 多くの方々が平穏な日々を突然奪われたうえ、将来の見通しが立たない暮らしを強いられています。
 長崎は、福島の一日も早い復興を願い、応援していきます。

(中略)

 被爆者はいよいよ少なくなり、平均年齢は78歳を超えました。
 高齢化する被爆者の援護の充実をあらためて求めます。
 原子爆弾により亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、広島市と協力して核兵器のない世界の実現に努力し続けることをここに宣言します。
2013年(平成25年)8月9日
長崎市長 田上 富久

2013年8月11日日曜日

丘珠みなみ町内会夏祭り

 地元の町内会の夏祭りがありました。
 私は、毎年、焼き鳥係で、ベテラン焼き手なのです。


 焼き鳥を焼くのは、手が熱くなり、煙が目に入り、コショウで鼻水は出てくるし、とても過酷な現場です。

 町内の住民のほか、町内にある障がい者施設「ジャンプレッツ」で働く若者たちと一緒に焼きました。
 その若者たちは、焼き鳥を焼くのは初めてだそうです。
 しかし、明るく元気なこと!!
 一緒にやれて、とても楽しく、いい交流ができました。

2013年8月10日土曜日

選挙後も街頭宣伝・署名

 参議院選挙中には、大勢の党員や後援会員の方々に集まっていただき、メガホン(肉声)で宣伝をやっていました。

 選挙後は、ハンドマイク(拡声器)を使用することができます。
 またまた、大勢に集まっていただき、のぼり旗をたてて、やりました。


左端が私

 消費税増税に反対する署名、原発即時ゼロをもとめる署名、TPPに参加しないための署名、憲法の改悪に反対する署名を呼びかけました。

 これらの課題は、日本共産党が選挙公約として掲げたものです。
 公約の実現のために、国会で頑張ることは当然ですが、国会の外で大きな国民運動を起こすために宣伝し、国会に届ける署名を集めているのです。

 自転車で通りかかった女性は、のぼり旗を見て「共産党だね。娘と二人で入れたよ」と、うれしい言葉で激励してくれました。

 そういう方の期待にこたえたい!いっそう頑張ります。

2013年8月9日金曜日

航空管制塔存続もとめる意見書可決に礼状

 6月12日、札幌市議会第2回定例会の最終日に、国に上げる意見書の採決を行ないました。
 「札幌航空交通管制部の存続を求める意見書(案)」を、日本共産党と民主党が共同で提案しました。

 採決では、自民党と公明党が反対。日本共産党と民主党、市民ネットワーク、市政改革みんなの会、みんなの党が賛成し、可決しました。
 
 国土交通労働組合北海道航空支部から、可決したことへの礼状が届けられました。

 全道で、意見書が次々と可決されているという内容の資料も添えられていました。

 意見書の内容は、以下のようなものです。

札幌航空交通管制部の存続を求める意見書
 北海道は、国土面積の約22%を占めており、広大な土地に約547万人が
分散して居住していることから、他の都府県と比べて都市間移動に非常に長い
時間を要する。
 こうした地理的事情は、特に道央圏以外の居住者にとって、医療をはじめと
する日常生活やさまざまな経済活動の場面における大きな負担となっている。
 そうした中、時間短縮効果の大きい航空機は、道民の生活にとって欠かせな
い役割を果たしており、航空機運航の安心・安全の確保は、道内の航空ネット
ワークの維持と並び非常に重要な課題である。
 国土交通省の札幌航空交通管制部は、北海道及び北東北地方における航空管
制業務を実施しているが、航空機の運航状況が特に厳しくなる冬季間において
も、積雪状況や天候状況など現地の詳細な情報を踏まえた管制業務を実施し、
航空機運航の安全・安心の確保に万全を期している。
 しかし、現在、国土交通省において、道内に代替機関を残すことなく札幌航
空交通管制部を廃止する検討が進められている。
 よって、政府においては、道民の生活に必要不可欠な航空機運航の安全・安
心を確保するために、札幌航空交通管制部を存続させるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成25年(2013年)6月12日
札幌市議会
(提出先)内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣
(提出者)民主党・市民連合及び日本共産党所属議員全員


※このブログをアップした時「採決では、自民党と民主党が反対」と書きましたが、誤りでした。9日午後5時、「採決では、自民党と公明党が反対」と修正します。大変申し訳ありませんでした。

2013年8月8日木曜日

生活保護は市財政を圧迫していない

 「生活保護を受ける人が多くなったために、札幌市の財政が大変になる」という話を聞いたことがありませんか。

 しかし、実際にはそうではありません。
 8月7日、大都市行財政制度調査特別委員会で、私が質問を行ない、生活保護が札幌市財政を圧迫していないことを明らかにしました。



★宮川質問
 生活保護費は、4分の3が国庫負担金として、残りの4分の1は地方交付税交付金として、国から札幌市に来ている。
 しかし、札幌市には、高度医療設備を備える医療機関が集中していることもあり、生活保護費の入院医療費分が、国から札幌市に払う金額が不足してきた。
 その推移は、どうなっているのか?

☆札幌市答弁
 生活保護に関して、国から札幌市に払う分は、20億円から30億円程度不足してきた。
 平成20年度から23年度にかけて、国の計算方法で、27%アップさせ、平成23年度から、不足は解消した。

★宮川質問
 地方交付税交付金がきちんと払われているのであるから、札幌市としては、「保護費が増えて財政を圧迫している」ということにはならないと思うがどうか?

☆札幌市答弁
 交付税において、不足が縮小されることは、本市財政運営にとって大変望ましいことと認識している。
 今後とも、不足が起こらないように国に要望している。
 生活保護は、国民の最低限度の生活の保障として、国の責任において負担すべきと要請している。

 「生活保護を受ける人が多くなったために、札幌市の財政が大変になる」というのは、ウソだということをハッキリさせました。

 最低限度の生活を下回った場合には、社会保障として、その生活を守らなければならないのです。
 生活保護バッシングで、保護を受けられなくなることは、あってはなりません。

2013年8月7日水曜日

札幌市区役所「審査請求をしたから国保証を出さない」

 北海道生活と健康を守る会は、7月3日、札幌市長に重大な申し入れを行ないました。
 その内容を、ご紹介いたします。

①札幌市内の、ある国民健康保険加入者が、昨年度以前の保険料の滞納があったために、保険証を取り上げられました。
 その際、弁明の機会も与えられなかったために、4月27日に、不服を申し立てるために審査請求を行ないました。

②7月2日、区役所に相談に行きました。
 今年度分は、きちんと支払うことを約束し、「医療機関にかかりたいので保険証を出してほしい」と言いました。

③区役所は、「過去の滞納分について5000円ずつ払いなさい」と言い、「払います」と言いました。

④それでも、区役所は、「審査請求を出しているから、応じられない」と、言いました。

⑤相談を受けた北海道生活と健康を守る会が、市役所本庁に抗議すると、市は「審査請求と保険証取り上げの解除は別の問題」と認めました。

⑥その後、区役所は、ようやく保険証を出しましたが、審査請求を出したことと保険証取り上げが関連するような発言をしたり、「係長・課長と話がしたい」と言っても拒否したり、謝罪をしないという態度をとったそうです。

 病院にかかりたいと言う人には、すぐに保険証を出すこと。
 ましてや、「滞納分を払います」と言っているのですから、親切に対応することが区役所の仕事ではないでしょうか。
 「審査請求を出して区役所に盾ついたから、保険証を出してやらない」というようなことを言ったとするなら、重大問題です。

2013年8月6日火曜日

緞帳の裏には「火の用心」

 札幌市内にある「かでるホール」の舞台。
 幕が上がる前の写真です。
 緞帳の裏に「火の用心」と書かれています。


 不思議に思って、ちょっと調べてみました。
 全国どこの舞台でも、緞帳の裏には「火の用心」と書かれていることが多いそうです。

 どうも、昔、舞台・演芸場などで火災が多かったから、のようです。

 詳しいことをご存知の方、教えてください。

2013年8月5日月曜日

小田様

8月4日、相談のメールをくださった小田様。
メールを返信しようとしていますが、何度やってもエラーになってしまいます。
私の事務所にお電話ください。
011-783-5466
平日の午前10時から午後4時までにお願いします。
私がいなくても、事務の者がおりますので、お願いします。

劇団一揆 稽古場風景

 私がファンクラブに加入している劇団一揆の稽古の様子を見せていただきました。


 9月14日から16日まで、東区のやまびこ座で公演があるのです。
 演目は、第一部「かわいそうな ぞう」、第二部「After 1945」です。私は、観に行きますよ。みなさんも、ぜひどうぞ。

 私は、演劇の稽古をみるのは初めてのことです。
 写真撮影とブログに掲載する許可をもらいました。


 鏡を見ながら、練習しています。
 すべて演出家の言う通りにやるのかと思っていましたが、みんなで相談しながらやってる、楽しい雰囲気です。

箱の上を歩く女子のみなさん、大急ぎで箱を運ぶ男子諸君

 「宮川さん、ここどうしたらいいと思います?」なんて聞かれて、「もっと肘を曲げて、腕の動きを柔らかくしたらいいと思います」などと言ってしまい、今さらながら「ド素人なんだから、生意気なことを言って迷惑ではなかっただろうか」と後悔しています。

2013年8月4日日曜日

難病連40周年

 「第40回難病患者と家族の全道集会in札幌」に、来賓として参加しました。

ステージから客席を撮影。白い服の後ろ姿は、日本共産党の真下紀子道議。

 「患者・家族の訴え」として、お二人の方が演壇から発言しました。

 1人目は、繊維筋痛症の方です。
 「・・・軽い痛みを強い痛みに感じる『痛覚過敏』や、普通なら痛みを引き起こさない軽い刺激でも激しい痛みを感じます。
 重症化すると、軽く皮膚に触れる、気温・気圧・湿度の変化、風・音・光など、わずかな刺激でも激痛が起きるようになり、通常の日常生活は困難になります。
 ・・・職場の冷房で首や肩や腰が痛むようになり、通勤や帰宅後の家事が困難となりました。
 毎日疲労困憊で、結局1年後に仕事を辞めざるをえませんでした」

 2人目は、表皮水疱症の方です。
 「・・・ちょっとした刺激や摩擦、たとえば、人や物にぶつかったり、強くつかまれたりすると、皮膚がずるっと剥けたり、水ぶくれがあっという間にできてしまいます。
 食べれば口の中、歩けば足の裏、座っていても、寝ていても、皮膚は簡単に剥け、水ぶくれができてしまう。
 それが生まれてから毎日一生繰り返し続くのです。
 ・・・皮膚が剥け、傷にあてたガーゼをはがす時の痛みは、小さい子どもには拷問です。
 近所から虐待かと思われるぐらいの悲鳴が、入浴のたびに繰り返されます。
 ・・・表皮水疱症の専門医と出会い『一緒に頑張りましょう』と言われました。
 どんな病気か、治るとか治らないとかではなく、自分は孤独ではない、先生の言葉こそ『特効薬』でした。
 ・・・一緒に考え、手をつなぎ、行動しなければ、病気に負けない勇気を持つことも、その勇気を支え合う患者会も、そして社会も育っていかないと、私は実感しています」

 聞いているのもつらくなるような訴えでした。

 私は、勤医協中央病院で事務員をしているとき、乳がんの患者会のお世話係をしていました。

 乳がんの手術後には、腕が腫れ、思うように動かない、包丁を持つことができないという人がたくさんいました。

 そして、乳房を切断し、大きな傷跡があるため、公衆浴場に入れない、温泉には行けなくなったという人もたくさんいたのです。

 患者会で、温泉旅行を企画したのです。
 「自分ひとりだけじゃない」、「みんなで入れば怖くない」と、手術後はじめて温泉に入った人も何人もいたのです。

 病気を直すのは、医学の進歩が必要です。
 しかし、患者が生きていく勇気を持つためには、仲間がいるという連帯感が不可欠なのです。

 ですから、患者会や、難病連のような団体が、とても大切なのです。

2013年8月3日土曜日

北丘珠にスーパー出店の補助決定

 札幌市東区北丘珠地域にたった1軒だけあったスーパーが、昨年の8月に倒産したため、買い物難民地域になっていました。



 町内会の方々は、独自に住民アンケートを実施したり、買い物難民地域に出店するための補助制度が経済産業省にあることを調べて、市役所に働きかけたりと、猛奮闘でした。
 私も、紙智子参議院議員のお力を借りて、経済産業省の担当役職者に直接会わせてもらい、地域の実情を訴え、出店するための補助金をお願いしてきました。

 そして、紙智子参議院議員の秘書から連絡を受けました。
 補助金が実現!
 出店へ道を開くことができました。
 バンザーイ!!

 地域のみなさんの中に、歓喜の声が広がっています。
 町内会の班長会議で、補助決定したことが報告され、拍手がまき起こったそうです。

 「頑張れば実現できる」が確信となっています。

 あとは、1日も早く新スーパーがオープンできるように、さらに後押しをしていきます。

2013年8月2日金曜日

伊藤義郎邸のメム跡

 札幌市中央区北5条西8丁目に、伊藤組土建の伊藤義郎邸があります。

 その庭の池は、メム(湧水)で、そこから流れ出た水が、北大に流れ、サクシュコトニ川になったのです。

 昔、南区方面の山地から北に向かって流れてきた豊平川は、中央区に入ると平地になるため、山から流れてきた土砂が堆積され、扇状地を形成しました。
 そこで、川の水は、土砂の下を流れ、扇状地の先端部分で、湧水となって再び地上に現れました。
 それが、メムです。

 札幌市内にいくつもあったメムは、都市化で乾燥が進み、姿を消してしまいました。
 もっとも代表的なメムが、伊藤義郎邸にあったのです。

 しかし、個人宅の庭なので、メムがどうなっているのか、よくわからなかったのです。

 土地が売却されてマンションが建つのではないかと言われています。

 ぜひ、「メムを見たい」とお願いし、庭を見学させていただきました。
 伊藤組土建の副会長と副社長が直々に案内してくださいました。


 庭は、まるで植物園のようです。
 巨木もたくさんあります。
 地下水位はかなり下がっているようです。
 これがメムの跡の池です。
 池の下には、遮水シートが敷かれており、シートがなければ、水が地中にしみ込んでしまうそうです。
 貴重なメム跡を残そうとしているのです。

 木も池も保存すべき財産だと感じました。

2013年8月1日木曜日

札幌市電 サイド・リザベーションの課題


 札幌市議会・財政市民委員会で、路面電車のループ化に関して、報告がありました。
 札幌の路面電車の路線は、ほぼ円形ですが、一部が切れて、つながっていないのです。
 両端にあたる「西4丁目」駅と「すすきの」駅を結ぼうというのが、「ループ化」です。


市電(路面電車)路線図




 路面電車は、道路の真ん中を走っていますので、乗り降りには、車道の中央分離帯にあたる場所の電停に行かなくてはなりません。

 ループ化をするにあたり、市電が走る場所を車道の両端に分けようとういうのがサイド・リザベーションと言うのだそうです。

 課題①除雪をどうするのか?
 路面電車が道路の中央分離帯部分を走行している場合は、ササラ(電車の先頭に付けた竹製のブラシ)で、雪を車道にはね飛ばし、車道の雪を除雪車で、道路脇によける。
 路面電車が、歩道と車道の間を走ると、雪を堆積する場所がなくなるので、ロードヒーティングでとかすそうです。

 課題②タクシーや、荷物の搬送に来た車はどこに停めるのか?
 タクシーや荷さばき車両は、通常、車道の端に停めますが、そこに路面電車が走るため、停車できません。
 脇道(南2条、南3条など東西に走る道路)に、タクシー乗り場、荷さばき車両の停車スペースを設けるそうです。

 これで本当にうまくいくのか、しっかり、点検していきます。

 課題③自転車はどこを走るのか?
 自転車は本来、車道を走行することになっています。
 しかし、路面電車が走るため、自転車の走行帯が確保できません。
 どうやら、歩道を押歩きするよう指導するようです。