さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
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2012年2月29日水曜日

市営住宅の寒い風呂

 札幌市議会予算特別委員会の本格審議が始まりました。
 私は、「第2部」に所属していますので、今日は、都市局関係の審議です。


 古い市営住宅の風呂場が寒い問題を取り上げました。


 古い市営住宅の場合、正確には、風呂場というより、浴槽置場があるのです。
 浴槽も風呂釜もありません。入居者が、北ガスから、浴槽と風呂釜のリースを受けます。市営住宅には、それらを置くための小部屋があるのです。


 しかし、その小部屋は、セメント打ちっぱなしの寒々としたところなのです。


 しかも、風呂釜の片側が浴槽につながり、反対側は、壁の穴から外に突き出て、排気します。
 その壁の穴は、風呂釜より少し大きいため、隙間ができます。その隙間から、冷たい外気(時には雪)が吹き込むのです。


 ですから、古い市営住宅の風呂場は、とても寒いのです。
 古い市営住宅の場合、入居している人は高齢者が多いのです。


 私は、「せめて暖かい風呂に入れるようにすべき。お年寄りに寒い思いをさせたくない」と、ユニットバスに改修することを求めました。
 建て替えるのであれば「何年後に建て替えます」、そうでないなら「何年後にユニットバスにします」と知らせて、入居者を安心させてほしいのです。


 札幌市内では、「北30条団地」という市営住宅で、古い風呂をユニットバスに改修しました。
 他の市営住宅でも、実施すべきです。





2012年2月27日月曜日

市政懇談会を開きました

 市政懇談会を開きました。
 多数の方々にご参加いただきました。ありがとうございます。
 私から30分間の報告。
 白石の姉妹孤立死事件、札幌市がやろうとしている保育料10%値上げ、延長保育料の負担増、市営住宅の家賃減免の縮小などなど。


 全国各地で、孤立死事件がおこっています。
 私は、その背景には、国民の貧困化があると考えています。
 ですから、貧困対策、低所得者対策に、国も市も本腰を入れて取り組まなければならないと思うのです。
 そういう意味からも、低所得者を狙い撃ちする負担増である延長保育料改悪や、市営住宅の家賃減免の縮小などは許せないのです。保育料の10%値上げも、若いお父さん・お母さんの収入が減り続けている中で、市の財政の都合で一方的に値上げするのは、おかしいと思うのです。


 懇談では、様々な意見が出されました。
 孤立死事件のこと以外にも、除雪の問題、町内会館の問題など、身近な問題がたくさん出されました。


 住民みなさんの声を聞かせていただいて、それを実現させるように頑張る、それが市議会議員の仕事だと思っています。
 これからも、いろいろな要望を聞かせてください。

2012年2月25日土曜日

ラジオ収録裏話(14)国際的になってきたのだ

 さっぽろ村ラジオの番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」(毎週火曜日 午後2時から FM81.3 インターネットのNEW ZONE FMでも聴くことができます)の収録をしました。


 前回収録の時には、アシスタントのジュンカちゃんが、体調を崩してお休みしていました。ジュンカちゃんファンのみなさん、残念でした↓↓
 今回は、復活です↑↑ ・・・よかった


 前回のゲストは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会の北海道理事長、伊藤悳夫さん。


 今回は、日本ユーラシア協会会長の竹田正直さんです。
 ジュンカちゃんがいると、場が明るくなります
 
 アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本ユーラシア協会、ともに国際友好団体です。
 私の番組も、国際的になってきたのです!

「行革」が低所得者を狙い撃ちする値上げ

 全国で孤立死が相次いでいます。
 釧路市、札幌市、さいたま市、立川市など。
 
 私は、孤立死の背景に貧困の問題があると思うのです。
 生活苦になると、世間から遠ざかることが多くなるからです。
 低所得者を守る行政が求められています。


 札幌市議会で、21日、日本共産党の伊藤理智子議員は、代表質問で「貧困対策の強化」を求めました。
 市の答弁は「格差や貧困という問題が深刻化していることは大きな課題」、「今後とも、国や道と連携を図りながら取り組んでいきたい」ということでした。


 しかし、札幌市は、「行革」プランのなかで、


****  市営住宅入居者で、所得が少ないために家賃の減免を受けている人の、家賃を値上げする ****


****  保育所の延長(早朝や夕方)保育でも、延長保育料が免除になっている低所得者から料金を取るようにする  ****


という、低所得者を狙い撃ちにした負担増をやろうとしています。


 今でも苦しい生活を強いられている人が、ますます大変になるのです。
 どうしても値上げすると言うなら、金持ちからお金を取るようにすべきではないでしょうか。
 それから、無駄づかいを徹底的に洗うことです。

2012年2月24日金曜日

住宅リフォーム助成制度の経済波及効果32倍!

 札幌市には、住宅リフォーム(バリアフリーやエコの工事)をする場合、条件に合えば、工事額の10%が補助されます(50万円が限度)。


 工事をする市民は助かりますね。
 それで仕事が増えれば、建設業者も喜びます。


 今年度(2011年度)は、補助総額1500万円で始めましたが、申し込みが殺到し、年度途中で1000万円追加して、2500万円の補助枠を設けました。


 新年度(2012年度)は、1億円の補助を用意しています。


 仮に、100万円のリフォーム工事をしたとします。
 市が補助金として出すのは、10万円です。
 仮に、2000万円のリフォーム工事をした場合、補助金は200万円ではなく、限度額の50万円です。補助対象にならない工事もありますから、もっと少ないこともあります。


 その経済波及効果が、どれほどになるのか、伊藤理智子議員の代表質問で聞きました。


 市が、補助金として1億円用意した場合、想定される工事は20億円になるそうです。
 さらに、その20億円が地域をめぐりめぐって、建設の材料が売れる、給料をもらった人が買い物をするなどを含めて、モノが売れる効果まで計算すると、32億円の経済波及効果(2次波及まで)になるのです。


 1億円の市の予算が、32億円の地域経済に影響を与えます。
 住宅リフォーム工事は、とても経済波及効果が大きいのです。

2012年2月22日水曜日

凍死事件、市の議会答弁「申請意思なし」で本当にいいのか

 札幌市議会の日本共産党代表質問(伊藤理智子議員)で、札幌市白石区の姉妹が孤立死・妹は凍死の事件について、市が生活保護を受けさせなかった問題を取り上げました。


 市長に対する質問で、「生活に困窮していた姉が(白石区役所の)保護課に3回も足を運んでいたにもかかわらず、生活保護を受けることができなかった。生活保護を開始すべき事例だと思うがいかがか、その責任を明らかにすべきだ」と訴えました。


 渡部副市長が答弁しました。「申請の意思が示されなかった」


 私は、違うと思います。
 死んだ姉妹のお姉さんは、食べていけないから、区役所に3回も行ったんだと思います。
 なぜ、3回も区役所に行ったんでしょうか。食べれない、暮らしていけないからですよ!!!
 3回も役所に行っているから、 それだけで、十分に「申請の意思」ではないでしょうか。


 なんど区役所に行っても、「申請の意思」を認めてもらえないのでしょうか。
 じゃあ、本当に食べていけない人はどうしたらいいのでしょうか。


 「お金がない、食べていけない」、その困った気持ちをわかってくれないのですか!
 区役所の生活保護課は、困った人を助けるところではないのですか!!!

2012年2月20日月曜日

市議の定数を減らすとどうなるか

 札幌市議会の「市民のための議会検討委員会」で、議員定数などを話し合っています。


 もしも、各区の定数を1人ずつ減らしたとしたら、どうなるでしょうか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在は、東区9人、中央区7人、北区10人、白石区7人、厚別区5人、豊平区7人、清田区5人、南区6人、西区7人、手稲区5人、全部で68人です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

議員定数を、各区1人ずつ減らしたとして、各区の選挙の当選者のうち、各区の最下位当選者を落選したものとすると、各会派の議員数(議席占有率)は、以下のように変わります。


自民党 24人(35.3%)→23人(39.7%) ◎-1人(+4.4ポイント)
民主党 23人(33.8%)→19人(32.8%) ◎-4人(-1.1ポイント)
公明党 10人(14.7%)→10人(17.2%) ◎±0 (+2.5ポイント)
共産党  5人( 7.4%)→ 3人( 5.2%) ◎-2人(-2.2ポイント)
市民ネット3人( 4.4%)→1人( 1.7%) ◎-2人(-2.7ポイント)
改革クラブ2人( 2.9%)→1人( 1.7%) ◎-1人(-1.2ポイント)
みんなの党1人(1.5%)→1人( 1.7%) ◎±0 (+0.3ポイント)



 ※現在は、公明党の議員が亡くなり、10人から9人に、次点で落選したみんなの党から繰り上がり、1人から2人になっています。

 議員定数を減らすと、大政党に有利、小政党に不利になる傾向があります。

2012年2月19日日曜日

白石区凍死事件 市は生活保護を実施しなければならなかった

 白石区での姉妹孤立死(妹凍死)事件。
 お姉さんは、白石区役所生活保護課に3回(一昨年の6月、昨年の4月、6月)行っていましたが、生活保護を受けていませんでした。
 ガス暖房のアパートだったのですが、11月末にガス料金滞納により、ガスが停止。
 お姉さんは、12月に脳内血腫により死亡、知的障がいのあった妹さんは、1月、飢えと寒さで死亡しました。
 妹さんは、11月の末から1月上旬まで、1か月以上、暖房なしで暮らしたのです。


 お姉さんは、生活が困窮していたから、3回も区役所に行ったのです。
 なぜ、生活保護を受けられなかったのでしょうか。


 生活保護の「相談」に行ったのであって、「申請」に来たのではないという扱いをされていたからです。


 生活保護法では、こうなっています。


 第7条 保護は、要保護者、その扶養義務者又はその他の同居の親族の申請に基いて開始するものとする。但し、要保護者が急迫した状況にあるときは、保護の申請がなくても、必要な保護を行うことができる。


 「急迫」という状況でない限り(何が「急迫」かということも問題ですが)、「申請したい」と言わなければ、生活保護が始まらないという理屈です。
 しかし、同じ生活保護法で、



 第19条 都道府県知事、市長及び社会福祉法(昭和26年法律第45号)に規定する福祉に関する事務所(以下「福祉事務所」という。)を管理する町村長は、次に掲げる者に対して、この法律の定めるところにより、保護を決定し、かつ、実施しなければならない。
1.その管理に属する福祉事務所の所管区域内に居住地を有する要保護者 (以下、略)

 市長は、生活保護を必要としている人には、生活保護を実施しなければならない、ということです。

生活保護の「申請」という言葉は、普通、知りません。
食べられなくなったら、区役所に「困ったから相談に来た」と言うのが普通ですよね。それを「申請ではなく相談だから、話を聞いて帰ってもらった」ということになったら、本当に困っている人が救われないのです。 


本当に困っている人には、「申請」だとか、「相談」だとか、一般市民に理解できない理屈を言わないで、命と暮らしを助けるための生活保護にならなければいけないのです。

2012年2月18日土曜日

保育や介護は雇用効果が高い

 どんな街づくりをすすめていくのか、札幌市では、「第3次新まちづくり計画」をつくりました。


 私は、医療・福祉分野にもっと力を入れた方がいいと考えています。


 高齢化がますます進行しますし、若い世代からも医療・福祉分野は求められと思います。


 そして、雇用対策・地域経済の活性化という点でも、医療と福祉は、効果が高いと思われるからです。


 札幌市では、障がいのある高齢者が入るための施設、特別養護老人ホームが不足し、申し込みをしても入れない待機者が6,159人もいるのです。
 保育所も、慢性的に不足している状態です。


 90人定員の保育所を作ることになれば、約2億円程度の建設の仕事が出されることになります。この建設は、東京の大手のゼネコンに発注する必要はありません。地元の中小企業の建設会社に直接仕事を出すことができます。
 そして、建物が出来上がれば、そこで、保育士さんなど約20人の雇用が新たに生まれます。


 80人定員の特別養護老人ホームなら、8億円から10億円の建設の仕事が出され、60人程度の雇用が生まれます。


 どちらも、地元の建設会社の仕事が増え、とくに深刻な雇用に大きな効果があります。


 医療や福祉は、それ自体が、住民の切実な要求ですし、労働集約型産業ともいわれるように、雇用効果も高いのです。

2012年2月16日木曜日

ビンゴの掟、ビンゴのお願い


 毎年、町内会などの新年会に数十回出席します。
 挨拶 → 宴会 → ビンゴ という流れが多いですね。
 そこで、ビンゴの掟を考えました

①リーチになったら、必ず大きな声で「リーチ」と言う。
  言わない場合は、ビンゴになれない。または、みなさんからのブーイングに甘んじる。

②ビンゴになったら、必ず大きな声で「ビンゴ!」と言う。
  「あら、できたかしらぁぁ」なんて言っていてはダメ!そういうのは、みなさんからの大ブーイングに甘んじる。

③ (これが一番大事) ビンゴの景品をもらいに行くときは、大喜びで行くスキップをすると大変よい♪)。恥ずかしがって、黙って下を向いて歩いていってはならない!
 ・・・ もりあがりたいんです! ・・・

ビンゴのお願い

 ビンゴは、射幸心、競争心をあおり、だんだんビンゴができそうになっていく緊迫感もあり、とても楽しいのですが、
 「できた!」と景品をもらいに行くと、たくさんの景品の入った袋が並べられていて、どれでも好きなのどうぞ」と言われると、   「えっ、早くできても遅くできても同じか↓↓」と、達成感が肩すかし感になってしまいます。
 至福感から、まぁまぁ感へと凹んでいくんですよ↓↓。この降下感不幸の一種(?)でもありますね。
 他者を差し置いてゴールテープを切る自己満足感(↑)を味わいたいのです!

 だから、ビンゴ主催者にお願いしたい!
 ビンゴ達成の順番で、景品に差をつけ、「第○位です。おめでとうございます。第○位の景品を差し上げます」と言ってほしいです!!!

2012年2月15日水曜日

LED電球の購入補助が実現

 昨年の12月21日、日本共産党札幌市議団が、上田札幌市長に、新年度予算編成にあたっての要望を提出しました。
 多岐にわたる要望の中に、「LED電球を購入した場合に補助すること」が入っています。



 節電することは、原発に頼らない社会を作ることにつながります。
 LED電球は、少ない電力で済みますが、価格が高いのです。
 そこで、LED電球を購入するときに、市が補助してくれれば、消費者も助かりますし、LED電球を使う家が増えれば、電力の節約が進むということです。

 新年度から、LED電球を4000円以上購入し、交換後2ヶ月間の消費電力調査に協力できる家庭1万世帯に、購入金額の半額相当の(上限4000円)のSAPICAカードを進呈することになります。

SAPICAだけでなく、ウィズユーカードとか、市内で買い物できる商品券でもいいことになったら、もっとよかった!

2012年2月14日火曜日

中学生の入院費助成が実現します

 札幌市では、小学校に上がる前の子どもの医療費は、初診時に、580円(歯科510円)かかるだけです。あとは無料です↑↑


 小学生の入院は、非課税世帯の場合、無料。課税世帯は1割負担です。


 新年度から、中学生の入院も同様になります。
 子育ての安心、とてもうれしいです♡


 ・・・できれば、小中学生の外来も援助してほしいですね。さらに、できれば高校生まで。


 それは、これからの課題です。実現したいですね。 ・・・ 応援お願いします。

2012年2月13日月曜日

要介護者のごみ出し支援「さわやか収集」


 家庭ごみ収集方法等に関するあり方検討委員会が、「家庭ごみ収集方法等に関するあり方について 報告書」をまとめ、札幌市に提出。札幌市議会総務委員会に説明がありました。

 その中に、「要介護者等ごみ排出支援事業(さわやか収集)のありかた」という項目があります。
 家族を含めて障がい者の方だけだと、ごみをステーションに出さずに、玄関前に出せば収集してもらえるという制度です。
 
 「報告書」は問題点として3点。

(1)周知が不十分で、認知度が低い。「さわやか収集」を知っているという人は5%だけ。

(2)対象者が限定されている。家族も含めて要介護2または障害程度区分3以上。親族・近所・ボランティアの協力の無い人のみ。


(3)使い勝手が悪い。収集日を調整し、週1回のみ。

 市役所が指名した委員の委員会でさえ、こんなに注文が出されるんですから、課題の多い制度です。
 人口190万人の札幌で、345人(0.02%)しか利用していません。

 私は、「重いと持てない」、「冬季間だと運べない」、「退院直後なのでごみを出せない」、「夫婦とも要介護1だが、ごみ出しが大変」などの、ケアマネージャーアンケートの結果を引用して、

 「体の条件だけではない。
 ステーションが遠いか近いかだけでも、条件が変わる。
 本人の希望を受け入れる柔軟な対応が必要だ。
 ケアマネージャー、ヘルパー、民生委員から知らせたり、老人クラブで今は元気だという人も含めて伝えておくことが大事だ。
 認知症の人への支援も必要。
 さわやか収集は、自宅からステーションまで行けない人への支援だが、ごみの分別ができない、出す日がわからないという人が増えてくる。
 そういう人が自宅で暮らしていく際の支援も考えるべき」と求めました。

 答弁は、「様々な条件があることは理解するが、一定の基準も必要。そこからおちるグレーゾーンの対策も必要(なに言ってるんだかよくわかりませんね)。今は元気でも、これから制度が必要になる人も含めて周知が大事。認知症対策の必要性は、ケアマネも指摘している。どういう困難があり、どういう支援が必要か、お聞きしていく」などでした。

2012年2月12日日曜日

共産党と市政改革クラブ、みんなの党が共同申し入れ

札幌市の児童会館で実施している児童クラブ(共働きの家庭などの子どもさんが登録して夕方を過ごします)の有料化が狙われています。


 行革(「札幌市行財政改革推進プラン」)で、午後5時以後も児童会館に残る場合は、1か月3千円という計画で、父母や関係者が猛反発!


 市の案は、有料化の対象を、午後5時以後から、午後6時以後に緩和。金額も1か月3千円から2千円にしました。


 日本共産党と、市政改革クラブ、みんなの党が共同で、市長に申し入れを行ないました。
背中が市長。右から、私、堀川市政改革クラブ幹事長、金子みんなの党幹事長。

 市の考えが、議会に十分説明もされないうちに修正され、議会と市民、関係者に混乱を与えた。有料化案は、いさぎよく撤回すべきと、求めました。
 

2012年2月10日金曜日

議員の人数減らすより、給料減らせ


 札幌市議会では、「市民のための議会検討委員会(各会派の幹事長で構成)」が開かれ、議会改革の議論をしています。
 議員定数、議員報酬、政務調査費を問題にしています。

 私は、議員が少なくなると、市民から遠い存在になると思います。
(一般市民が国会議員と話をする機会なんて、ほとんど無いですよね。市議会議員だと、市民の皆さんと、町内会の新年会や夏祭などでお会いしたり、居酒屋で飲みながら政治談議をしたり、要望をうかがったりすることがあります)
 ですから、政治家は、市民の身近にいた方がいいと思います。
 特に、市議会議員は、市民から縁遠くなるのは良くないと思うのです。

 しかし、「ろくに働きもせず高給をもらっている政治家なんかやめさせろ! だから議員の数を減らせ!」という意見もわからない訳ではありません。

・・・・・・・・・・・・・・・
 議員定数、東区は9人です。
 中央区7人、北区10人、白石区7人、厚別区5人、豊平区7人、清田区5人、南区6人、西区7人、手稲区5人。全部で68人です。

 法律が改正されましたが、以前の基準で言うと、札幌市の人口から計算して80人の議員を擁することができますから、すでに12人減らしていると言うこともできます。
・・・・・・・・・・・・・・・

 議員定数を減らすと、議会は、自民・民主・公明の議員ばかりになるのではないかと思うのです。
 みなさんは、そういう議会をお望みですか?

 私は、議員の報酬を減らすべき(40%減額。年収1449万円から580万円減らして870万円程度にする)と主張しています。
 他の会派は、「現状維持」から「500万円減額」まで、様々な意見があります。

 私は、会議で「政治家は清貧であるべきだ」と訴えました。

 政治家は、お金に困っている人など、弱い立場に置かれている人の気持ちがわからなくてはならないと思うのです。
 そして、カネ目当ての議員はいなくなった方がいいのです。

 議員報酬を減らして、市民の味方になれるビンボー政治家を増やしましょう!

2012年2月9日木曜日

水道止めるな!督促を生活再建への道へ

 札幌市白石区の40代の姉妹が、自宅で死亡。
 ガス料金滞納により、ガス暖房が止められ、妹さんは凍死していたのです。
 ガス、電気は民間会社ですが、水道は札幌市で乱暴なやり方は許されません。


 水道は、命に直結します。しかし、年間1万件も止めています。


 札幌市水道局に聞きました。
 「止めに行った時、必ず声をかけているのか。黙って止めてはいないでしょうね!」


 水道局の方は、「止めに行く時は、話をするために必ずピンポンとチャイムを鳴らします」、「止める前に、5回は訪問しています」とのこと。


 止めた場合、約6割は支払い約束などをして、翌朝までに再び給水開始するとのこと。
 じゃあ、残りの4割(約4千世帯)は、どうなっているのか? 心配です。


 使っただけの料金は払わなければなりません。
 しかし、ライフラインは止めないことを、行政の基本にすべきだと思います。


 水道料金督促は、払えない人の事情をよく聞き、経済的に困っている人の生活再建につなげるようにしなければならないと思います。


 水道料金を滞納している人は、水道だけでなく、税金や、国民健康保険料や、家賃や、電気、ガス料金や、その他支払いが滞り、借金、多重債務を抱えている人が多いのではないでしょうか。


 徴収・給水停止に行った人は、まず、水道料金の相談にのりながら、滞納者の生活全体を見る必要があると思うのです。

2012年2月8日水曜日

住宅リフォーム、助成枠の拡大

 札幌市では、住宅をリフォームする際、条件に合えば、補助金が出ます。
 バリアフリー工事や省エネ・エコ関係のリフォームです。


 工事金額の10%が、市から補助されます。(限度額50万円。ただし、工事の条件に合うかどうか、札幌市役所都市局市街地整備部に確認してください。業者も建設業登録をしていることが条件です)


 2010年度、補助金の総額1500万円で始まり、
 2011年度も1500万円の予算でしたが、申し込みが殺到したため、1000万円追加し、2500万円の補助金総額にしました。
 新年度は、1億円に、4倍化しました。
 
 住宅リフォームは、東京のゼネコンが仕事を請け負うのではなく、地元の中小業者に仕事を直接出すことができます。
 リフォームする人も、請け負う業者も喜んでもらえると思います。
 地元経済の活性化につながるといいですね。


 申し込みが殺到したら、補助金の枠を拡大するように補正予算を組むように要請したいと思っています。
 それから、工事の内容に細かい条件をつけずに、どんなリフォームでも補助金が出るようにしたいです。業者についても、建設業登録という条件をはずして、知り合いの小さい業者でも、適用できるようにしたいと思います。
 もっともっといい制度にしていきたいですね。

2012年2月6日月曜日

議会日程お知らせします

 もうすぐ、第1回定例会がはじまります。


 2月14日 本会議(市長からの議案の提案説明があります)
 2月20日 本会議(代表質問)
 2月21日 本会議(代表質問、日本共産党の伊藤理智子さんは午後2時30分ころから)
 2月22日 本会議(代表質問)
 2月24日 各常任委員会
 2月28日 本会議(補正予算など議決)
 2月29日 予算特別委員会
 3月2日  予算特別委員会
 3月6日  予算特別委員会
 3月8日  予算特別委員会(午前10時から)
 3月13日   予算特別委員会(午前10時から)
 3月16日   予算特別委員会
 3月21日   予算特別委員会
 3月23日   予算特別委員会
 3月27日   予算特別委員会
 3月28日   本会議(討論・採決)
  ※時刻の表記のない会議は午後1時からです。


 札幌市議会は、どなたでも自由に傍聴できます。どうぞ、傍聴に来てください。

2012年2月2日木曜日

市政懇談会でたくさんの意見出される

 市政懇談会を行ないました。
 私ども、日本共産党市議団と各種市民団体・個人が、取り組んでいる活動と、札幌市への要求などを話し合います。
 私から、札幌市の新年度予算案、白石区姉妹孤立死事件、行財政改革プランについて、報告。
 つづいて、参加者みなさんから様々発言していただきました。
 白石の事件のことももちろんですが、行財政改革についてもたくさんの意見が出されました。


 「保育料や市営住宅の家賃減免の縮小(値上げ)が狙われているが、児童の保護者の賃金、市営住宅入居者の収入が、上がっているわけではない。収入が上がらない中で、料金値上げは理屈が通らない」など。


 「まったくだなぁ」と思います。
 いつも、参加者のみなさんの発言に、動かされ、共感して、議会で頑張る力をつけていきます。

2012年2月1日水曜日

「生活保護相談を追い返すな」2008年議会で追及している


 私は、2008年3月5日 市議会の第2部予算特別委員会で、生活に困っている人が「相談に来た」と言った場合、生活保護申請を出させてもらえずに、帰されることがないようにと、質問しています。
 その概要(議事録抜粋)をお知らせします。

◆宮川潤 委員  
 生活保護を受けたいと思っている人が「相談したい」と言うと思います。その際に、「相談」だけして「生活保護申請」はしないで帰されるということがしばしばあります。
 そこで、「申請」したいのかどうか、保護課の職員の方から確認すべきと思いますけれどもいかがか、伺います。

◎保健福祉局総務部長  
 相談を受け、保護の意思を確認して、そして申請書を交付する、このようなことになっております。

◆宮川潤 委員 
 「相談に来た」と言う人も含めて、保護課に来た人については、すべて、職員の方から「申請」の意思を確認するというふうに受けとめてよろしいですか。
 そして、「申請したい」ということであれば、申請させる、申請権を守るというふうに受けとめてよろしいのか、改めて伺います。

◎総保健福祉局務部長   
 保護の「相談」があった場合には、「保護申請」の意思を確認すること、また、「保護申請」の意思が確認された者に対しては、速やかに保護申請書を交付する手続を行うこと、こういうふうになってございますので、委員ご指摘のところは大丈夫かなというふうに思っております。

◆宮川潤 委員  
 「生活保護申請」については、職員の方から申請について確認するんだということでありますので、その点については、答弁のとおり、区で実施されるように徹底していただきたいと思います。


 2008年当時は、この質問と答弁の内容が、区役所の現場で生かされ、生活保護を受けようとする人が追い返されることは減ったのです。
 しかし、いつの間にか、それが薄れていったのだと思います。
 議会での質問・答弁は公式なものです。
 しっかりと、市の側から「申請したいのですね」と確認することを徹底させなければならないのです。


 そうすれば、白石区のような悲劇は減らせるはずなのです。