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2014年11月25日火曜日

伏古団地・光星団地は、建て替え・改善へ

 札幌市東区内の市営住宅、伏古団地の建て替え計画、光星団地の改善計画が明らかになりました。


◎建替え
伏古団地 2018年度工事着手
◎全面改善
光星団地8号棟 2013~2014年度
  同  4号棟 2014~2015年度
  同  2号棟 2016~2017年度

  同  6号棟 2018~2019年度

 私は、2012年の予算特別委員会で、伏古団地の風呂が寒くて大変なので改善をと、もとめて質問をしたことがあります。
 2018年度工事着手では遅い!と思いますが、とりあえず建て替え計画が明らかになりました。

***2012年の質問・答弁***

◆宮川潤 委員  市営住宅のおふろが寒いという問題ですけれども、伏古団地など古い市営住宅団地ですと、住宅そのものには浴槽もありませんし、ふろがまもありません。浴槽置き場の小部屋があって、それがまたセメントの打ちっ放しで、ちょっと見た感じも寒々とした感じのところであります。そこにリースの浴槽とふろがまを設置するということになりますけれども、そのふろがまというのが、かまの片側が浴槽につながっていて、反対側は、壁に穴があいていて、その穴から、直接、外に突き出て排気するような仕組みになっています。その壁の穴というのは、ふろがまの大きさよりも少し大きいですから、すき間ができます。冬になると、ふろがまと壁の穴のすき間から雪も吹き込むというような状況で、とても寒いです。そういう市営住宅は古い団地ですから、入居者も高齢化しています。私は、年をとった方が、冷え切ったおふろに、雪が吹き込むようなおふろに入らなければならないというのは、大変つらいことだと思います。せめて高齢者が暖かいおふろに入れるようにしたい、そう思います。
 このような市営住宅のふろ場の寒さ、とりわけ高齢者には非常につらい、耐えがたいものであり、せめて暖かいおふろに入りたいということは、決してぜいたくな望みではないと思いますけれども、この点についての認識をまず聞かせてください。

◎浦屋 住宅担当部長  古い市営住宅の浴室に対する認識ということでございますが、市営住宅でユニットバスを採用させていただいたのは、昭和60年からということでございますので、それ以前に建設された市営住宅につきましては、浴室は、今、委員ご指摘のとおり、断熱化されておりませんし、ガス燃焼器の管の貫通部分につきましては若干のすき間がある。ガスがまの交換の際にはそれを埋めるという作業を行っておりますが、リース切れ等がなければそれも行われないということで、浴室内が寒いという状況にもなってございます。
 私どもは、このような状態は決して望ましい状態ではないとは思っておりますが、昭和60年以前に建設された住宅の戸数というのは約1万3,000戸ございまして、これらをすべてユニット化するのは現時点ではなかなか難しいというふうに考えております。

◆宮川潤 委員  おふろ場が寒くて望ましい状態ではないとおっしゃっていただきました。そのとおりなのですけれども、望ましくないなんていうものじゃないのですよ。もう、見るのもつらい。中には、こういう方もいらっしゃるのですよ。おふろを使っていなくて銭湯に行っていた方ですけれども、冬場に訪ねていったら、おふろ場に食品がいっぱい並んでいるのです。なぜか、わかりますか。冷蔵庫がわりなのですよ。それぐらい寒くなる。そういう寒いおふろ場に年をとった方が入っていると思うと、本当に私はつらいです。
 北30条団地では、やはり、同じようなおふろ場だったので寒かったはずなのですけれども、そこはユニットバス化したと伺っております。そこでは大変喜ばれていると思うのですけれども、ちょっとその辺の声とか対応で何か聞いているところがあれば伺いたいと思います。

◎浦屋 住宅担当部長  今の北30条団地のユニットバス化ということでございますが、北30条団地では、平成19年から21年までエレベーターを設置した工事の際に、4棟92戸のユニットバス化の改修工事を行わせていただきました。その工事が終わりました翌年、平成22年にアンケートを実施させていただきましたが、その中で、よかったと思う改修項目をランダムに3個選ぶ、そういうアンケートをとらせていただいた中では、浴室のユニットバス化がよかったと回答された方が約50%でございました。また、その後、自治会の役員の皆様と意見交換会を行いましたところ、ユニットバス化がよかったという評価をいただいております。

◆宮川潤 委員  そういうふうにおふろ場が寒い団地は幾つもあると思うのですけれども、伏古団地の場合で言うと、近くに銭湯がありました。そこに通っている人も多かったのです。しかし、その銭湯が閉鎖しましたので、どうしても寒いふろ場を使わなければならないという状況になりました。車があって遠くの銭湯に行っている人もいらっしゃるようです。それから、リースの浴槽は、浴槽置き場に大きさは合うのですけれども、浴槽のへりが高くてまたいで入るのが大変なのです。へりの低いリースの浴槽もあるそうですけれども、それは料金が高いのです。ですから、ふろ場の床と浴槽の中にすのこを入れて入浴している方もいらっしゃいます。年をとったときには、心配事ばかりだんだんふえていくと思うのですね。年金も安くてつつましやかに暮らしている人を、せめて暖かいおふろに入れるようにしていただきたい。お年寄りに寒い思いをさせたくないのです。
 市営住宅団地の中で、そういう団地に順番をつけてユニット化を計画的に進めていく、もしくは、改築時期が迫っているところはその見通しを示す、この団地はいつまでに改築しますよ、または、おふろをユニットバスにしますよ、そういう見通しを示して入居者を安心させるべきだと思いますがいかがか、伺います。

◎浦屋 住宅担当部長  ユニットバス化もしくは建てかえ等の計画を入居者にお伝えするということでございますが、本年、住宅担当部の中で、平成23年度から32年度までの10年間のストックを活用する事業計画を作成させていただきました。その中では、建てかえの計画、また大規模な修繕についてのせさせていただいております。今、委員からお話がございました伏古団地につきましては、昭和48年から50年に建設された札幌市の中では古い団地でございまして、この10年間の計画の後半5年間で建てかえをするというふうに計画を立てさせていただいております。若干時間はございますが、ユニットバス化ということではなくて、伏古団地につきましては建てかえで対応させていただきたいというふうに考えております。

◆宮川潤 委員  まず、伏古団地の建てかえ計画ということでは、後期5年の中に入っています。後期5年の中で着手するということですね。一番遅ければ2020年なのですよ。高齢者の方々に2020年着手まで待てというのは、これもまた酷な話なのですよ。それから、建てかえは建てかえでやっていただきたいと思いますが、ユニットバス化していくという計画も持って計画的に進めていくことが必要だと思います。エレベーターをつけるのも喜ばれたと思いますが、エレベーターをつけるよりずっと安くつくでしょう。そして、毎日毎日の生活に直接かかわる話ですから、お年寄りに寒い思いをさせない、そういう気持ちでぜひ計画を早期につくっていただきたい、このことを申し上げておきます。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

伏古には札幌市立札幌小学校がある。今年は開校142周年を迎ます。

私が地方から赴任して学校近くのマンションに住み、子どもが通学してからPTAと関わり24年間役員をした原点です。

本校から東光小学校・伏古小学校・開成小学校へと合計1141名を送りだした歴史が有ります。

今は超高齢化社会と学校統廃合が課題となりつつあります

市営・道営とも今ではオンボロ住宅で高齢者には階段がきついあんばいとお聞きしています。
又、お風呂での事故でお亡くなった方もおります。

この街を支え子どもを育てた街を誰もが安心して住み続けられる住宅建設を祈願します。

ドーナツ減少地域で商店街は消滅寸前です。

第2の厚別団地と研究者が注目しています。

宮川 潤 さんのコメント...

匿名様、コメントありがとうございます。
道営・市営住宅で老朽化しているところも多く、入居者の高齢化も進んでいます。
建て替えを急ぐとともに、エレベーターのない住宅の中高層に住んでいる方の、低層階、または、エレベーター付きの住宅への住み替えは緊急の課題です。
頑張って取り組んでいきます。

匿名 さんのコメント...

オンボロの建物「昭和のレトロ」を見る事が出来る名所が東警察署である。

駐車場が狭く正面玄関をくぐると昭和を感じる。
トイレはガタガタで今では文化財、昔の生活を体験出来る。
蛇口にうがい用の装置がある。
配管はガムテープで補強してある。
カウンターは田舎の診療所をおわわれる。
情緒が豊かである。

が・道警本部は東北6県では超豪華でホテル並みで2階まで吹きさらしでカーテンがゆらゆらやらしている。街の交番もオンボロである。

行動規範として心理学的には「形から入る」が有る。
つまり形が良いと自然に整理・整頓が出来て物、人を大切にする思考が育つと云われるが道警の場合は出世のシンボルで若い警察官を大切にしてはいないように感じる。

青年が誇りを持って働き続けるには米国のようの団結権を含めた労働基本権の確立は必要である。
いかかでしょうか。

世人式に思う。

匿名 さんのコメント...

予算配分のせいでしょう

あまり若い方の事を思慮する道警幹部がいなく「ひらめ」=魚のように目玉が上向きに成って居るのでしょう

18歳の若者が真駒内の警察学校でいかに苦労したかは「俺には関係」のではないのか
しかし現役の警察官の自殺が多すぎるのはないのか
構造的な課題が内部ではあるのではないのか

と、道民は思っています

職場でイジメはないのか

と、不安を抱く

警察官はもう少し誇りを持って自分の職業に努力して頂きたい
いくら冤罪に妥協したのは5区一部であろう

未来は国民のためにあるのでしょう
奮闘を切望する。