さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2011年10月17日月曜日

延長保育の乳児加算を

 保育所は、通常、朝8時から夜6時までです。
 親の勤務実態によっては、「もっと朝早くから保育してほしい」、「もう少し遅くまで保育していてもらいたい」ことがあります。
 そういう人のために、早朝・延長保育があります。


 札幌市では、早朝・延長保育を実施している保育所に、補助金を出しています。子ども一人当たりにつき、いくらという計算です。


 しかし、通常の保育において、年長さん(5~6歳)の場合、子ども30人につき、保育士を1人配置するという基準があります。乳児の場合は、子ども3人に保育士一人です。
 年長さんと乳児では、人件費が10倍も違うことになります。


 ところが、札幌市の補助金の出し方は、乳児でも、年長さんでも、他の年齢の子どもでも、みんな同じです。


 早朝・延長保育を実施する場合、いくら補助金の額が同じだからと言って、年長さんでも乳児でも同じ扱いにはできません。やはり、赤ちゃんが多ければ、保育士も多く配置するのです。


 ですから、早朝・延長保育で、赤ちゃんが多くなれば、保育所側は、人を多く配置します。
 ところが、市からの補助金は、「赤ちゃんの早朝・延長保育が多い。だから人も多く配置している」ということを、一切考慮せず、単純に、子どもの人数だけで金額を決めているために、早朝・延長保育に赤ちゃんが増えると、保育所は赤字になります。


 実態に即して、補助金を出させるように、改善させないとダメなのです。

0 件のコメント: