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2013年12月12日木曜日

代表質問④非正規公務員

 札幌市議会で、日本共産党(小形香織議員)の代表質問を行ないました。
 その内容を、順次ご紹介しています。

 今回は、札幌市における非正規公務員の問題です。

●質問①札幌市の臨時職員・非常勤職員は低賃金だが、正規職員との賃金格差はどうなっているのか。

△答弁①臨時職員は、正規職員の高卒初任給と同じか、上回る、非常勤は専門性を加味している。

●質問②臨時・非常勤職員の賃上げについて、どう考えているのか。

△答弁②今後とも適正な水準を維持する。

●質問③臨時・非常勤職員の業務実態を調査したうえ、正規職員として雇用すべきではないか。

△答弁③正規職員とは、職責や勤務形態が違う。

※詳しくは、以下をごらんください。

●質問(抜粋)
質問の第5は、本市の非正規職員についてです。
1点目は、賃金の問題です。
本市の正規職員数は、教育と企業会計を除いて10,276人に対して、非正規公務員は2,132人で、17.2%を占めています。
本市における、臨時職員の日給は6,600円から看護師でも9,000円程度、非常勤職員は月給で15万円から23万円程度と低く抑えられています。
市長の決断で、臨時・非常勤職員の賃上げを実施して、民間に範を示すべきです。
まず、同様の職種における正規職員との賃金格差はどうなっているのか、お示しください。
また、臨時・非常勤職員の賃上げについて、どうお考えか、お示しください。
2点目は、雇用形態の問題です。
非常勤職員は週29時間以内の勤務で、1年ごとに雇用契約を更新し、短い場合は3年まで、長い場合は年数の期限はなく65歳になるまで雇用されることがあります。
臨時職員の場合は、半年以内と期限が定められ、契約終了後、半年経過すると繰り返し雇用が可能です。
過去5年間で、半年ごとの雇用を5回繰り返している方が、本市に22人いることが、このたび判明いたしました。
本来継続した業務であっても、半年ずつ人を交替させて、昇給のない臨時職員として雇用しているということはないのでしょうか。
あらためて、業務の実態を調査したうえで、非常勤職員や臨時職員を正規職員として雇用すべきと思いますが、いかがか、うかがいます。

△答弁(要旨)
臨時職員の賃金および非常勤職員の報酬は、その職務と責任、正規職員との均衡、民間給与の状況などを総合的に勘案し設定しているところ。
具体的には、臨時職員は、本市の正規職員の高卒初任給同程度、もしくはそれを上回る水準となっており、非常勤職員はそれに専門性を加味した水準となっている。
今後とも、適正な水準の維持に努めてまいりたい。
臨時職員は、臨時的・季節的な業務などの補助として、また非常勤職員は、専門的かつ短時間の業務に従事するために任用しており、正規職員とは職責や勤務形態が基本的に異なるものである。
今後ともそれぞれの役割を踏まえ、適切な任用を行なってまいりたい。

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