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2019年2月16日土曜日

特養ホーム懇談

 札幌市東区内の特別養護老人ホームを訪問し、園長さんらと懇談してきました。

個室はこんな感じです

ベッドではない部屋もあります

日中はゲームなどをして過ごします。
牛乳パックを少し斜めにスライスしたものを高く積み上げています。
 視察させていただいた施設は職員が160人にもなる大きな特別養護老人ホームです。ケアマネージャーさんも、常勤が1人、非常勤の方が3人います。
 介護福祉士の資格を持った方を採用したいそうですが、「募集しても人がいないんです」と、資格を持っている方を採用するのは難しいそうです。
 小・中学校、高校に出前講座に行き、介護の仕事の魅力を伝え身近に感じてもらう努力もし、新卒者を何人か採用できる見通しが立っているそうです。
 それでも、介護職の定数99人を満たすことはできません。
 入所者の、食事・排せつ・入浴介助などは、一人ひとり条件が違うので、職員は覚えることが多く大変です。
 介護度が重い人が増えていることや、夜勤できない介護職員もいるため、夜勤可能な人に夜勤が集中してしまいがちになります。
 人手不足で忙しくなるほど、新規採用者が退職してしまいます。
 「介護ロボット」と呼ばれる、力のいる仕事を機械的に補助する器具が開発されていますが、介護職員全員分を用意することはできませんし、介護ロボットを装着した人に力仕事を集中させるわけにもいかず、なかなか難しい課題です。

 近隣の学校の児童が訪問に来ると、入所者もうれしく、表情が明るくなるそうです。

 介護の人材不足は深刻です。
 私は、返還不要の奨学金の利用も増やし、介護の仕事に生きがいを持って取り組んでくれる方が増えるよう、行政の支援を求めていきます。
 

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