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2011年12月28日水曜日

児童クラブの有料化は問題、学童保育労組の対市交渉

 児童クラブの指導員の方々の対市交渉に同席しました。
 中心的課題は、児童会館で実施されている児童クラブの延長保育の有料化です。


 現在、児童クラブは、午後5時になったら「そろそろ帰りなさい」としながら、午後6時まで実施しています。


 保護者の働く時間を考え、午後7時まで延長する。
 「午後5時以後、児童クラブを利用する場合は、1か月3,000円の有料とする」というのが、市の考え方です。(決定したわけではありません)


 ・・・ 現在、午後6時まで、無料で実施しているのに午後5時から有料化したいと言うのです。
ネットで「5時から」を画像検索すると、この人の画像が


 労働組合の指導員側は、
 「とも働きで、夫婦の月収30万円に満たない家庭がたくさんある。そういう家庭にとって、3,000円は高すぎる」


 児童会館には、家に母親などがいながら、遊びに来ている一般来館児童と、共働きや一人親の家庭の留守家庭児童がいます。
 「午後5時に、一般来館児童がいっせいに帰るのではない。5時から6時にかけて、パラパラ帰っていく。5時以後の時間に、一般来館児童もいるし、留守家庭でも3,000円の延長保育契約をしていない児童もいることになる。その時間帯に、払った児童と払っていない児童が混在し、子どもの中に混乱を持ち込むことになる」


 「乳幼児の保育所の延長保育料は、1か月でいくらという月単位の固定金額ではない。利用日数に合わせて、利用料を払う方法だが、そういうことは検討したのか」


 「パブリックコメント(市民意見募集)に寄せられた、すべての意見が、有料化反対。市民議論も起きていない中で、性急に有料化するのは問題」
 などなどです。


 留守家庭の児童も、一般来館の児童も、楽しめる、成長の場になる児童会館であってほしいです。
 留守家庭の児童にとっては、生活の場でもあります。児童と家庭を支える児童クラブでなければなりません。
 保護者も指導員も納得しないやり方を、市が押し付けてはなりません。

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