さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
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2016年8月31日水曜日

道政・市政懇談会 モエレ地域

 札幌市東区の、丘珠・中沼などの※「モエレ」地域で、「道政・市政懇談会」を行いました。
 私と太田秀子市議が報告、質問や発言も出されました。





 参加していただいた方から、「日本会議と憲法」、「JR日高線の復旧」、「除雪の改善要望」など、国政から身近な要望まで発言があり、盛り上がりました。

 こういう、地域住民のみなさんの要望を直接聞ける懇談会を、たくさん開き、交流を広げたいです。

 ※「モエレ」地域とは、アイヌ語の「モ・イレ」=「流れの緩いところ」という意味です。豊平川の流路の一部が、沼のように広がったので、そこの流れが緩くなり、「モ・イレ」と呼ばれ、「モエレ」になったそうです。

2016年8月29日月曜日

道議団の政府交渉

 日本共産党北海道議会議員団が、畠山和也衆議院議員、紙智子参議院議員、岩渕友参議院議員と一緒に、政府に要望活動を行いました。


 要望を提出した先は、防衛省、総務省、復興庁・内閣府、文部科学省、経済産業省、環境省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省で、38項目。

 とくに、私から以下のような発言をしました。

 被災者支援ーーー東日本大震災の自主避難者の住宅支援が打ち切られようとしている。母子避難者が多く、子供も成長していく中、所得制限を導入せず、安心して暮らし続けることができるよう、支援を継続すべき。

 地域医療ーーー現在の入院患者数をもって、医療需要とみなすことはできない。入院したくても、医師不足のために病棟閉鎖し入院できないところがたくさんあるからだ。全国一律の計算式で、病床削減をすべきでない。

 国民健康保険ーーー加入者の所得が減り続けているために、一人一人の加入者の保険料負担が重くなっている。国庫補助率を引き上げてほしい。

 介護保険ーーー昨年の介護報酬削減によって、事業所が閉鎖に追い込まれている。隣町の、ヘルパーさんが来たり、デイサービスに通っていることが起きている。事業所は赤字覚悟でサービスを提供している。このままでは、暮らし続けることができない地域が増えてしまう。

 生活保護ーーー冬期加算の減額で、暖房費が払えない事態になっている。公営住宅の集中暖房について、昨年は、特別加算で1.3倍出されていたところもあるが、今年以後も必要。

 最低賃金ーーー地域別の最低賃金が設定されているため、格差が広がっている。全国一律にすべき。

2016年8月28日日曜日

北見の台風被害調査

 日本共産党北海道委員会に「台風被害対策本部」が設けられ、私は副本部長となりました。

 はたやま和也衆議院議員(本部長)、紙智子参議院議員、森つねと国政相談室長、菊池豪一・熊谷裕両北見市議らと、北見市内の被害状況について、調査を行いました。

道路が寸断しています

 通常、北海道には台風は上陸しないのですが、3つの台風が立て続けに上陸し、記録的な豪雨をもたらしました。

 とくにオホーツク管内の被害が著しく、常呂(ところ)川などの氾濫、堤防決壊、道路冠水等がおこり、死亡者1名、負傷者3名、床上浸水2件、床下浸水33件、69か所の避難所に784人が避難しました。

 農業被害はまだ全容が明らかになっていませんが、すでに分かっているだけで、作付面積、玉ねぎ492ha、てん菜418ha、馬鈴薯406haにのぼっています。

 なお、玉ねぎの492haというと、モエレ沼公園70個分の広さ、札幌市内すべての玉ねぎの作付面積が300haですから、被害の規模がわかっていただけると思います。

玉ねぎ畑が水没しました
 今後は、速やかに激甚災害指定や、道の支援を得るために力を尽くします。

2016年8月23日火曜日

市町村議会議員研修会

 札幌市内で、市町村議会議員・職員研修会(主催・北海道地域・自治体問題研究所)が開かれ、参加しました。

 午前は、全体会の講義で、中山徹奈良女子大教授が「自治体の真の『地方創生』を考える」でした。


 今後出生率が上がったとしても、間違いなく、人口は減り続ける。国は、人口減少のもとでの国際競争力を高める投資を行い、その財源を生み出すために社会保障費を削減しようとしている。地方・農村を元気にすることで、中小都市を支えることが重要になるそうです。

 午後からは、分科会に分かれましたが、私は、木下武徳立教大学コミュニティ福祉学部教授の「生活保護と生活困窮者支援」に参加しました。


 生活保護費が削減され続けて、受給者の暮らしが大変になっていること、生活困窮者自立支援制度が作られていることなどが、話されました。
 私は、現在の自立支援制度では、窓口も少ない、職員も不足で、実際の支援としては弱いと感じました。

 終日、参加してとても勉強になりました。

2016年8月21日日曜日

ラジオ収録 病院職員などがホームレスのパトロール

 札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時から2時半)の収録をしました。

 ゲストは、勤医協札幌西区病院医療ソーシャルワーカーの土屋早苗さんです。


 派遣職員が解雇されて「年越し派遣村」ができた当時、私たちは、北海道にはあまり関係ないような感覚もありました。
 しかし、中部地方で働いていた方が北海道に戻ってきて、住まいがなく、勤医協札幌西区病院の待合室で「ここで泊まらせてもらえませんか」と言う方がいたそうです。
 そのことがあって、病院職員や生活と健康を守る会、社会保障推進委員会の方々が、地域の公園や地下道などを見回り、ホームレスと思われる方がいると、「困っていることはありませんか?」と声をかけ、おにぎりを差し入れたり、病院に無料・低額で受診できる制度があることを書いたパンフレットを渡したりしたそうです。
 ふつう、病院職員は、病院に来た患者さんを治療したり、その後の生活の支援をすることはあります。
 しかし、病院から外に出て行って、声をかける活動を今も続けているそうです。

 住まいを失っている方は、様々な事情があると思います。
 「オレに干渉しないでくれ」いう方もいるでしょう。
 しかし、地域の方が、生活再建の方法があることを示し、支援を続けていることは、立派な活動だと思います。