さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
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2013年3月11日月曜日

ラジオ収録裏話(36)電気代229円!

 札幌市東区を中心に放送しているコミュニティFMのさっぽろ村ラジオ(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」の収録を行ないました。

 ゲストは、フリーライターのはらみづほさん、4週連続で出演していただきました。
 はらさんの著書「できた!電気代600円生活」を、事前に読んでみると、話してほしいことがたくさんあって、2週だけでは足りなかったのです。


左から、私、はらみづほさん、アシスタントのジュンカちゃん

 1週目と2週目は、文字通り「電気代600円」の電気代節約のコツなど。
 そして、単なる省エネではなく、必要以上に電気に頼らない生活が、豊かな暮らしになっているとのこと。
 たとえば、電気がまをやめて、土鍋でご飯を炊くと、とっても美味しいそうです。
 はらさんは、無理して、苦しい節約生活をしているのではなく、笑顔で、楽しい生活をしながら、ムダなエネルギーを減らしているのです。

 ちなみに、本を書いた当時は、電気代1か月600円だったそうですが、今ではさらに進化し、最近来た電気の請求書は「229円」だったそうです。
 「電6」ではなく「電2生活」になっています。

 3週目は、世界のこと。
 はらさんは、南極を含む世界6大陸の、60カ国を、6年かけて単身踏破したというツワモノなのです。
 日本からブラジルに移民した方々は大変なご苦労をしながらも、とても陽気方々だったそうです。
 銃を持ったイスラエルの青年兵との緊迫したやり取りなどの経験を語っていただきました。

 4週目は、今の日本で何ができるのかというようなこと。
 はらさんが世界をめぐって、たくさんのことを感じ取ってきたから、エコライフを送るようになったのです。
 戦争は、背景に資源の奪い合いがある。
 戦争をしないために、一人ひとりが資源とエネルギーの節約に心がけ、浪費しないことが大切だと。
 平和の実践として、省エネルギー生活をしているのです。

 平和のこと、エネルギーのこと、自らの生活で実践しているはらさんは、本当に立派だと思います。

◎お知らせ
 3月25日(月) 午後6時から8時 エルプラザ環境研修室
 はらみづほさんの「笑エネ生活のススメ!」
 参加費800円。定員40人。託児10人。
 札幌市環境プラザ主催 普及啓発事業
 申し込み先着順 電話 011-728-1667
            FAX 011-728-1400
            mail ecoplaza@kankyo.sl-plaza.jp

2013年3月10日日曜日

保育連絡会の対市交渉

 保育所で働く職員や、保育所に子どもを通わせている父母らでつくっている保育連絡会が、札幌市の子ども未来局と、交渉しました。
 私も同席させていただきました。



 平日の夜、仕事が終わった後に、疲れているだろうと思いますが、保育者も、父母のみなさんもたくさん集まりました。
 市の子ども未来局からも10人ほど来ました。

 以前、札幌市では、保育所を設置・運営にあたり、子どもたちにいい環境を保障するために、国を上回る厳しい基準を設けていましたが、基準が緩められました。
 基準を緩めた内容を、札幌保育連絡会がまとめていますので、ご紹介します。

●保育所整備について
【国基準】乳児室1.65㎡、ほふく室3.3㎡。
【昨年度までの札幌市】乳児室は5㎡を原則。
【今年度からの札幌市】0歳1歳の面積3.3㎡。

●屋外遊戯室
【国基準】保育所に必置義務なく近隣に代替できる公園等があること。

【昨年度までの札幌市】保育所に園庭を設置。
【今年度からの札幌市】近隣に代替できる公園があればいい。

●給食

【国基準】平成10年外部委託容認。平成22年3歳以上の外部搬入容認。
【昨年度までの札幌市】保育所が雇用する調理員で自園給食。
【今年度からの札幌市】栄養士か管理栄養士がいれば委託可。



 保育者や父母側から、様々な問題が発言され、札幌市がこたえていく方法で進められました。

 その発言の中からいくつか、ご紹介します。

 (保育士の発言)「保育士は、仕事が厳しく責任も重いのに、給料が安すぎる。私は、30年勤めているが、月収20万9千円」

 (保護者の発言)「私は栄養士で、委託を受ける会社でも働いた。委託を受ける際、まず、営業職が価格とサービスについて、委託元と交渉し、いかに安い価格でできるかということを話す。コスト削減の中心は食材。冷凍ものを使い、生ものを使わないようにする。コスト削減で、子どもの健康を守られるのか心配だ」

 (保育士の発言)「職員が調理するのであれば、子どもの状態を見てメニューを変更するなど、保育士と調理の連携ができる。『この子はこの野菜が嫌いだから、細かく切って出す』など、きめ細かな対応が可能。調理部門を委託すると、こうはいかなくなる」

 現場からの声は、どれも切実です。
 その声が生かされる保育行政の実現を願います。
 


2013年3月9日土曜日

全盲の方に拡大読書器給付の答弁

 拡大読書器という、視覚障害者のための器械があります。
 コピー機のように、ガラス盤の上に本などをふせると、画面に文字が拡大されて映し出されます。
 弱視の方に、給付されています。

 しかし、今は、文字を音声で読み上げることができるのです。
 !!! それなら、全盲の方にとって、うれしい器械です。

 1年前の議会で、私は「全盲の方にも給付すべき」ともとめたところ、「慎重に、前向きに、検討する」という答弁。
 ・・・前向きなのか、後ろ向きなのか、よくわからない ↓↓

 内々で、「はい、給付するようにしたいです」という話は聞いていました。



 しかし、議会の場で公式に表明させなければ、あいまいにされるかもしれないと思っていました。

 今回の予算特別委員会で、「1年間検討した結果は、どうなのか!!」と質問しました。

 市の答弁は、「今年4月から、給付します」

 さらに私は「高額で高機能な機種もあるし、安価で操作の簡単な機種もある。本人の希望を生かして、制限するな!」と、もとめました。
 本人の希望が生かされるようになりました。

 よかったです!!!

2013年3月3日日曜日

吹雪で父死亡、9歳娘と2人暮らしだった

 北海道の湧別町で、猛吹雪のなか、遭難した父娘。
 父は凍死し、娘さんが助かった事件、ニュースなどでごらんになったと思います。

 2日午後、父(53歳)と、娘さん(9歳)が知人宅に向かっていましたが、途中で車が動けなくなりました。
 車から降り、歩いて知人宅に向かったようです。
 しかし、想像を絶する猛吹雪のため、歩くこともできなくなりました。

 父は、娘さんを両手で抱きかかえ、北風に背を向けて倒れていました。
 発見された3日午前7時過ぎ、父の胸の下で娘さんは泣きながら震えていましたが、父は凍死していました。


 娘さんは、病院に運ばれて、「父はどうなったんですか」と言っていたそうです。

 亡くなった方は、2年前に妻を亡くし、娘さんと2人暮らしだったそうです。

 ・・・父親が44歳の時に生まれた娘さんなのですね。
 さぞ、可愛がって育ててきたのでしょう。
 そして、娘さんが7歳の時に、妻を亡くしたのですね。
 大変つらい思いをしながら、「俺が娘を立派に育てる」と決意していたのだと思います。
 私も、2人の娘がいますが、亡くなった方は、命を賭けて娘さんを守ったのです。

 まだ9歳の娘さん、どうか、この後の人生を強く生きて、必ず幸せになってほしいと願わずにいられません。

2013年3月2日土曜日

地下鉄駅の方位表示板「全部つける」答弁

 地下鉄を降りたら、改札を抜けて、コンコース(通路)を歩いて、階段を上って、地上に出ますよね。

 地上に出た時、「アレ、どっちに行けばいいのかな? 自分は今どちらの方角を向いているのかな?」と、わからなくなることがありませんか?



 上の写真は、地下鉄の出口、黄色い点字ブロックがありますが、その手前にエンジ色の部分があります。
 それは、方角を示しているのです。



 銀色の三角形の頂点が差している方向が、北です。
 この方位表示があるだけでも、助かります。

 札幌市全体で、地下鉄駅は23駅、出口は233ヶ所あります。
 上の写真のような方位表示板があるのは、57ヶ所のみですから、差し引き176ヶ所には無いのです。

 「地下鉄のすべての出入り口につけてほしい!!!」と求めました。

 「ハイ、新年度中に全部つけます!!!」という答弁。

 前進答弁、うれしいです↑↑↑