昨年の2月16日、本会議で、上田文雄札幌市長は、議案の提案に先立って、所信表明を行ないました。
「・・・ 昨年、国政においては、地域主権の確立を掲げた民
主党が中心となった新たな政権が誕生いたしました。これは、明治以来の中央集権体質から脱却をいたしまして、地域の住民一人一人がみずから考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を持つ地域主権へと、この国のあり方を大きく転換させるものでありました ・・・」
政権交代する時の民主党の公約は、(みなさんが支持できるかどうかは別として)子ども手当、高校授業料無償化、高速道路無料化、農家の個別所得補償、製造業での派遣労働の禁止などなど ・・・
こんな公約があったから、期待する人が出てくるのは当然だと思います。
今、民主党政権、とくに野田内閣のやっていることを見た時、自民党時代とあまり変わったような気がしません。
あらためて考え直すことも必要ではないでしょうか。「明治以来の ・・・」とか「この国あり方を大きく転換」ではありませんでした。
では、私たちが、望む国の転換とはどういう姿なのでしょうか。
若者が希望を持って働ける、高齢者が介護を受けるようになっても安心できる、そういう社会ではないでしょうか。
若者の正規雇用を増やすように、労働者派遣法を改正させましょう。安心して医療や介護を受けられるように、国の社会保障予算を増やしましょう。
国が、そちらに向かうように、みんなで声をあげ、力を合わせましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿