鳩山元首相は、普天間問題で辞任に追い込まれました。「国外・県外移設」という国民への約束を果たせなかったからです。
野田首相は、辺野古への移設を進めようとしています。国民との約束よりも、アメリカの言うことをきくことにしたのですね。
アメリカに、言うべきことをハッキリ言える総理大臣って、日本にはいないのでしょうか。
野田首相は、23日、ニューヨークでの記者会見で、普天間基地を辺野古に移設することについて、沖縄県民に反対の声があることは承知している旨を述べながら、「沖縄の皆様に丁寧に説明しながら理解をいただく」と言ったそうです。
では、沖縄県民が理解しなかったら、辺野古移転は、やめるのでしょうか。やめないつもりでしょうね。
つまり、「理解しようがしまいが、反対しようが、何を言おうと辺野古に移転しますよ」ということでしょう。
「丁寧に説明」すると言っていますが、本音は「言葉は丁寧に説明しますが、結論は辺野古移転だと決まっていますから」ということではないでしょうか。
沖縄は、第2次世界大戦で、地上戦が行なわれ、多くの民間人が亡くなりました。数々の悲劇が生まれました。
捕虜となった人たちが、解放されて、自宅に戻ろうとすると、そこが鉄条網で囲われ、米軍基地になっていたのです。
それから、今日まで、ジェット戦闘機の爆音に悩まされ、事故の危険におびえながら暮らしてきたのです。
静かで安全な沖縄に戻しましょう。
アメリカよりも、沖縄の人たちを大事にする政治をさせましょう。
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