札幌市議会第3回定例会は、9月22日から、11月7日まで続きます。この中で、決算特別委員会が設置され、昨年度決算の集中審議が行なわれます ・・・・ が、決算に関係しない質問も多数です。 ・・・ むしろ、関係しない質問の方が多いと思われます。
札幌市議会の決算特別委員会は、第1部と第2部に分かれ、議長以外は全員、どちらかに所属します。
審議のやり方は、第1部が、総務常任委員会、市民まちづくり常任委員会、文教常任委員会が所管する局を対象に、第2部は、厚生常任委員会、建設常任委員会、経済常任委員会が所管する局を対象に、審議します。
決算特別委員会の場合は、9日間断続的に(おおむね週に2回ずつ)、1部と2部が同時並行で行なわれます。
局ごとに審議していきます。その局の、決算書の「項」(決算項目の単位とお考えください)ごとに、区分けして、審議します。
午後1時開会が多いのですが、その場合は午前11時45分に、午前10開会の場合は午前9時に、理事会が開かれ、そこで発言通告をします。
一人が一日に何度でも発言できます。発言時間や発言回数に制限はありません。(議会の一部に発言時間制限を導入しようという動きも見られます。私は、制限に反対です)
また、審査局以外の理事者や市長の出席要請を行なうこともできます。呼ばれた理事者・市長は出席して、答弁しなければなりません。
「制限時間も回数もなく自由に、市長も呼んで質問できる」だから、札幌市議会では、もっとも白熱した(白熱しないセンセイもいらっしゃる)応酬が期待できるのが、決算と予算の特別委員会なのです。
厳しく議論することが、市政を正し、市民生活に還元していくことです。