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2011年9月19日月曜日

高い薬で儲けているのは誰だ

 生活が苦しくて、私の事務所に相談に見える方が多数いらっしゃいます。派遣切りなど、何かのきっかけで、収入が途絶え生活につまづくと、容易に就職ができず、出口が見えなくなります。病気があり、高額な医療費を払わなくてはならない場合など、多重債務に陥ることも少なくありません。


 国民健康保険料とならんで、高負担なのが、病院代3割負担です。
 とくに薬代は高いですね。


 全日本民主医療機関連合会によると、製薬企業はかなり儲けているようです。


 2010年の製薬企業他の企業の経常利益率を比較すると
 武田薬品 27.1%。アステラス製薬 19.6%。第一三共 10.8%。
 トヨタ 1.5%。ホンダ 3.9%
 パナソニック 利益なし。ソニー 0.4%。東芝 0.4%。


 薬代の患者負担は、
 日本 成人3割。アメリカ 全額自己負担。イギリス 1処方1050円。ドイツ 448円から560円。フランス 全額払い戻し。


 しかも、日本の医療機関の7割は赤字を強いられているそうです。


 日本の薬価は海外よりも高いようです。
 クレストール錠10mgの薬価の場合
イギリス 127.4円。アメリカ 272.7円。日本 335円。


 病気の人を苦しめるのは、悪政です。


 全日本民主医療機関連合会の資料を参考にさせていただきました。詳しくは、下記のリンクをごらんください。
http://www.min-iren.gr.jp/inochi-jinken/kokuho/data/2011/110908_02.pdf