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2011年9月2日金曜日

北海道保育団体連絡会「秋のスタート集会」

 「どの子にもゆきとどいた保育の保障を」と、行なわれた北海道保育団体連絡会の「秋の運動スタート集会」に参加しました。
 会場いっぱいでした。

 開会あいさつに続いて、新潟大学准教授・DCI(子どもの権利を専門とする国際的市民団体)日本支部事務局長の世取山洋介(よとりやま・ようすけ)先生の「子どもの権利条約と保育」と題する講演がありました。

 深く考えさせられる、いい講演でした。
 「子どもの権利」は、新しい考え方ですね。
 「子どもはビシッと、しつけることが大事」、「子どもの『権利』なんて言って、ワガママ言わせたらとんでもないことになる」という考え方が多いです。

 日本も批准している「国連子どもの権利条約」は、「子どもの見解が、その年齢および成熟に従い、正当に重視される」、「子どもが … 幸福、愛情および理解ある雰囲気の中で成長すべきである」としています。
 … むずかしいですね。

 世取山先生は、「子どもが『ねぇねぇ』と言ったときに、大人が『なーに』と答える人間関係」や、「赤ちゃんが空腹で『オギャー』と泣いたときに、ミルクをあげること」だとも、されています。
 … できるかも。

 虐待事件や児童福祉の後退も問題になっていますが、子どもの気持ちをわかってあげること、子どもにとって一番いいことをしてあげることでしょうか。

 虐待はダメだと、はっきりしていますが、児童福祉の制度改正の問題となると、難しくなりますね。

 世取山先生は、政府が進めようとしている「子ども・子育て新システム」は重大な問題があると、おっしゃっていました。

 「子供の笑顔を守りたい」みなさん共通の願いです。問題のあるシステムはやめさせましょう。

 会場で販売していたクッキー(100円)は、とても美味↑↑
 また食べたいです。