北海道選出の鉢呂吉雄経済産業大臣が、暴言で辞任となりました。わずか9日間の大臣でした。
9日に原発周辺を「死の町」と表現し、陳謝していました。先立つ8日の夜、福島第1原発の視察を終えた後、議員宿舎に戻った際、取材で取り囲んだ10人ほどの記者のうち1人に、防災服の腕の部分などを近づけ「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をしたそうです。
「子どものようだ」とも思いましたが、無邪気なのとは違います。福島で、放射線の恐怖におびえて暮らしている人たちは、どう感じたでしょうか。やはり、許されない発言です。
私は、鉢呂氏とは政党も違いますし、目指していることも違うところがたくさんあると思っています。
しかし、同じ北海道出身の政治家として、頑張ってほしかったという気持ちもあります。
どんな政治家に対しても言えることですが、立場は違っても、まじめに一生懸命やってほしかった。残念です。