地元札幌市東区の東雁来地域では、市が区画整理を行ない、土地を分譲しています。
そのため、住宅が増え、児童が急増しており、小学校の教室や、学童保育が不足しています。
代表質問後、傍聴者と懇談 |
最後に、東雁来土地区画整理事業地域の児童急増について質問します。
東雁来では、団地造成により住宅建設が進んでいます。新しい住宅を建設する方は、子どものいる家庭が多く、札苗緑小学校、札苗北小学校では、児童数の急増に対応しきれなくなっています。
緑小は、今年増築工事をしていますが、北小は来年度の増築予定ですから、来年度は教室不足が必至です。
放課後児童対策も大変になっています。
北小校区には児童会館がありますが、登録児童は133名とパンク状態です。
緑小校区にある、民間共同学童保育所には67名と市内で最多の児童が登録され、従来使ってきた住宅1戸建てでは間に合わなくなり、高学年の児童は近くの町内会館も利用しています。
緑小学校には、今年度ミニ児童会館を整備する計画ですが、教室不足という状況では不可能です。
緑小、北小とも、今後10年間以上は児童が増え続けるものと思われます。
したがって、当分の間、緑小の校舎内にミニ児童会館を整備することはできません。
東雁来の区画整理は、本市が施工してきたものであり、それに伴う児童数の増加に対して、十分な見通しを持って来なかったために、対策が後手後手に回ったことは、本市としての責任が問われていると思います。
北小、緑小の児童数の急増に対して、対応が遅れていることについて、どう責任を感じているのか、緑小の児童の放課後対策については、新設の児童会館が必要だと思いますがいかがか、うかがいます。
副市長答弁
現在、札幌市では、すべての小学校区での放課後の居場所づくりのため、ミニ児童会館等の整備を進めているところであります。
児童数が増加しております札苗緑小学校区においても放課後の居場所の確保は、大変重要なものと認識をしておりまして、小学校の校舎内だけではなく敷地の活用を含めたさまざまな方策について早急に検討を進めてまいります。
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