今回は、「土砂・浸水災害対策」の3点目の質問です。
質問よりも、答弁の方が長くなっています。珍しいことです。
質問の第3は、本市で9月11日に起こった大雨災害で被害にあわれた方への対応についてです。
川が氾濫したことで自営業をしていて被害を受けた方が、今後の営業の見通しが立たず、融資を受けたいと区役所へ相談に行ったところ、セーフティネット保証制度を受けられないと返された人がいます。セーフティネット保証制度の対象とならなくても本市の融資制度を活用できるように対応すべきと考えますがいかがか伺います。
また、床上浸水した住居を対象に2万円を支給する災害見舞金がありますが、制度を知らない市民が多いと思いますが、このたび支給されたのかうかがいます。
副市長答弁
3点目、被災者への対応についてでございます。
まず自営業者への支援についてでありますが、札幌市では、中小企業者に対する資金繰り支援策として、中小企業貸付金制度を設けており、セーフティネット保証制度の該当の有無に関わらず、特に小規模事業者の方にお使いいただける低利の資金を用意してございます。
また、札幌中小企業支援センターにおきまして、資金繰りを含め多様な経営相談に対応しているところでございまして、今後ともきめ細かい対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、災害見舞金の支給についてでございます。
札幌市では、自然災害及び火事などにより被害を受けた市民の方々に対しまして、被害程度に応じて災害見舞金を支給をしております。
この制度は、消防局などからの情報に基づき、区役所の担当職員が現地調査を行ったうえで、住居の床上浸水が認められた場合には2万円を支給するものでございます。
現時点では、手続き中のものも含めて5件の支給を決定しており、ほか数件についても対象となるかどうか調査中でございます。
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