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2014年10月13日月曜日

代表質問~自民党支援の保育団体

 札幌市議会で、私が行なった代表質問です。




 自民党を応援する保育団体が作られようとしています。
 保育所の職員も、保護者も、そんな団体を求めていないはずです。


次に、保育に関する問題について質問します。
 質問の第1は、新しい保育団体の問題についてです。
 これまで全国的な保育団体として、全国私立保育園連盟、日本保育協会などがありますが、新しい保育団体を上から作らせようという動きがでています。
それが「保育推進連盟」ですが、その新団体の目的として「自由民主党とともに保育所保育政策の充実を図る」とし、さらに「将来的には自由民主党の各県連での党員拡大を図り、代議員制をめざす」としています。
「役割」では、「自由民主党の選挙活動を統括し推進すると同時に、自由民主党の党員獲得に努める。また、3団体の自由民主党への保育所保育政策及び予算活動を一本化し、保育推進連盟のみがこれを行う」としています。
他の保育団体が与党との交渉を行うことを妨害しようとしているのです。
法人の理事長や、保育所の園長、職員、保護者の政治的自由を侵害し、思想良心の自由を定めた憲法第19条に抵触すると思いますが、いかがか、うかがいます。

本市各区の私保連の会議中、または会議終了宣言直後にその場で「保育推進連盟」の紹介、または、加入の呼びかけが行われたと聞いていますが、そのような事実を掌握していますか、また、問題だとは考えませんか、このような動きを黙認することは許されないと思いますが、いかがか、うかがいます。

副市長答弁
まず、新しい保育団体の問題についてでありますが、この団体への加入や脱退は、あくまでも任意であり、法人や個人の自由を制約するものではないと認識をしております。
また、札幌市私立保育園連盟からは、全国の保育団体に係る情報提供の一環として会員に周知し、入会は各会員の任意の判断に委ね、今後も、保育推進連盟の活動に関与する意思はないとの報告を受けており、問題はないものと考えております。

宮川発言
新しい保育団体について、問題がないという答弁でありましたけれども、この団体は自民党の選挙運動をやり、自民党の党員拡大をやるという政治的にははっきりした性格を持っている団体で、その団体がいまある保育団体が与党との交渉ができないようにするといっているのが問題なんですよ。
任意の団体がどういう性格を持っていようとそれは様々ありますけれども、他の保育団体の交渉を妨げるということが、いまはされていませんよ、実際にはできています。
しかしこれが現実になったときには重大な問題になるんじゃないんですか。
そこをめざすといっているんですよ。
ですから、あらためてですね、これまで私保連や日保協などが、与党にも野党にも要望活動をやってきていますから、これらの団体が従前どおり、きちんと要望活動ができるように、そこは市としてですね、きちんと見届けていただきたい、妨害することのないようにしていただきたい、この点は申しあげておきたいと思います。

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