札幌市内の10区に、各1ヶ所ずつ、老人福祉センターがあります。
高齢者が、無料で、囲碁・将棋、カラオケなどを楽しんだり、なんといっても人気だったのは、お風呂に入ることでした。
ところが、昨年、入浴は有料化され、200円かかるようになってしまいました。
10ヶ所合計で、利用者は、無料の昨年3月、22,156人でした。
有料化後の、今年9月には、6,776人と、3分の1以下に激減してしまいました。
「わずか200円」、「風呂に入るんだったら金を払うべき」と言う人もいるかもしれません。
しかし、利用者が3分の1以下に減ってしまったのですから、「有料化は影響が大きく問題だった」と考えるべきではないでしょうか。
高齢者の楽しみを守るように頑張るのが、行政のあるべき姿だと思います。
このうえ、敬老カード(高齢者の交通機関割引カード)まで、縮小することになったら、ひどすぎます。
2 件のコメント:
そうですか。
確かに無料を有料化する話はどこの施設でも聞かれています。
横浜でも例外ではありませんが、今までの所、まだ無料で維持しています。
ゴミ焼却で得たお湯を利用していたのですが、
ゴミ焼却炉の変更で、お風呂が危うくなたようです。
しかし、そもそも老人福祉施設の設置の目的を考えると
とてもフに落ちない所もあります。
まっお金がないからと言う言い分なんですが、
じゃお金が有ったからやっただけって事だったなんて
とてもさみしい発想だったんですね。
参考URL:http://7shb.info/xn--qek234gj5ey5a066cimekulh3v4ll0svdj5a/
匿名さん、コメントありがとうございます。
市は、「お金がない(財政が厳しい)から」と言いますが、今の高齢者の懐具合も、年金が少ない、医療費がかかる、国保や介護の保険料が高いなど、非常に厳しいですよね。
タダで楽しめる施設も、そうたくさんあるわけじゃありません。
ですから、老人福祉センターのお風呂は、無料で楽しめる数少ない施設だったのです。
政治の問題が大きいのですが、高齢者にとって、厳しい世の中だと思います。
せめて、数少ない楽しみを奪う事をしないでほしかったです。
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