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2011年11月11日金曜日

札幌市は温暖化対策できるのか(2)

 札幌市で、温暖化対策として、二酸化炭素の排出を減らす計画があるのに、増やしている問題について、書きました。


 なぜ、増えているのか?
 その原因を一言で単純に言うことはできないとしても、私は、市の取り組む姿勢に、真剣さを感じていません。


 昨年の3月、予算特別委員会で、この問題を取り上げました。
 そのときの、質疑応答の要約を掲載します。



H22年 311日 予算特別委員会

◆宮川潤 委員 温暖化対策の緊急性、重大性の認識についてお示しください。

◎環境都市推進部長  市政の最重要課題の一つとして位置づけている。

◆宮川潤 委員  ことし、1990年よりも6%削減するとしております。目標達成の見通しをお示しください。

◎環境都市推進部長  10.5%増加している状況。目標の達成は厳しい。

◆宮川潤 委員  二酸化炭素を減らす計画をつくったのに、ふやした。このことについて、どう総括し、どう責任を感じているのか

◎環境都市推進部長  ふえている理由は、家庭部門では、世帯数の増加や電化製品の大型化、多様化。業務部門では、建物の面積の増加に伴う冷暖房需要の増加、OA機器の普及など、全国的にCO2排出量が増加している。札幌市では特にこの家庭部門と業務部門の割合が大きいことから、この傾向が顕著に出てきているものと分析している。

◆宮川潤 委員  どう責任を感じているのかと伺いました。取り組みが不十分だったということに対して責任を感じてなければ、今後、前進に転じることはできないと思いますよ。どう考えているのか、改めて伺います。

◎環境都市推進部長  全国的な傾向で増加しております。

◆宮川潤 委員  札幌市が立てた目標でしょう。6%削減する、それができないのは全国的傾向だ、こんな話になりますか。どう責任を感じているのか、感じていないんですか

◎環境都市推進部長  国におきましても増加傾向、京都議定書の削減目標を達成していく指示を出している。札幌市も、こういう考え方で札幌市の目標について国と一緒にやっていきたい

(ここで、環境都市推進部長の上司である環境局長が手をあげます)

◎環境局長  減少させるという目標に対して実態は増加していることについて、札幌市といたしましても非常に重たい問題であるというふうに重く受けとめております。この重く受けとめていることを踏まえまして、さらなる取り組みを進めて、削減に向けて取り組んでまいりたい

◆宮川潤 委員   基本的な姿勢が改めて問われます。
熱意を持って取り組んでいただきたい。


 私は、この時のやり取りで、「どうも本気で二酸化炭素削減に取り組むつもりはなさそうだ」と感じました

 しかし、本気になって取り組まなければ、温暖化は進行してしまいます。

 ですから、市役所に「本気」を求めているのです。

 なお、上記の質疑応答の全文は、こちらをごらんください。


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