なぜ、増えているのか?
その原因を一言で単純に言うことはできないとしても、私は、市の取り組む姿勢に、真剣さを感じていません。
昨年の3月、予算特別委員会で、この問題を取り上げました。
そのときの、質疑応答の要約を掲載します。
H22年 3月11日 予算特別委員会
◆宮川潤 委員 温暖化対策の緊急性、重大性の認識についてお示しください。
◎環境都市推進部長 ふえている理由は、家庭部門では、世帯数の増加や電化製品の大型化、多様化。業務部門では、建物の面積の増加に伴う冷暖房需要の増加、OA機器の普及など、全国的にCO2排出量が増加している。札幌市では特にこの家庭部門と業務部門の割合が大きいことから、この傾向が顕著に出てきているものと分析している。
◆宮川潤 委員 札幌市が立てた目標でしょう。6%削減する、それができないのは全国的傾向だ、こんな話になりますか。どう責任を感じているのか、感じていないんですか。
(ここで、環境都市推進部長の上司である環境局長が手をあげます)
◎環境局長 減少させるという目標に対して実態は増加していることについて、札幌市といたしましても非常に重たい問題であるというふうに重く受けとめております。この重く受けとめていることを踏まえまして、さらなる取り組みを進めて、削減に向けて取り組んでまいりたい。
熱意を持って取り組んでいただきたい。
私は、この時のやり取りで、「どうも本気で二酸化炭素削減に取り組むつもりはなさそうだ」と感じました。
しかし、本気になって取り組まなければ、温暖化は進行してしまいます。
ですから、市役所に「本気」を求めているのです。
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