「札幌市行財政改革推進プラン」では、敬老カードの改悪・縮小も狙われています。
札幌市には、かつて、「敬老パス」があり、70歳になるとみんなに無料で交付されました。これで、市内のバス・地下鉄・路面電車はすべて無料で乗り放題でした。
・・・ 札幌の福祉の制度のなかでももっとも喜ばれていたもので、「70歳になったらパスがもらえる」とその日になるのを指折り数えて待っているのです。
それが、縮小されて「敬老カード」になりました。
まず、70歳になると、有料でカードを購入することになったのです。
1万円分乗れるカードを、
年間1枚だったら1千円、
2枚だったら3千円、
3枚だと、6千円、
4枚、8千円、
5枚、1万円、
6枚、1万3千500円、
7枚、1万7千円。
です。計算が合わないようですが、こういう価格で販売されています。
当初、札幌市の計画は、1人が1年間で、2万3千円分まで乗れるカードに、大幅縮小する計画だったのです。
しかし、高齢者の怒りが爆発!
市は、3万円分までに、少し拡大しようとしましたが、そんなんじゃあ、市民の怒りは収まらず、
5万円分までになったのです。
しかし、その後も、「拡充してほしい」という声が強く、7万円分までになったのです。
「外に出たい」、「でかけたい」という高齢者が多いということは、健康な証拠、うれしいですね。
それを、今度は逆に縮小しようというのです。
市長は、懲りていないのでしょうか。
「健康で、外に出て、歩いて、元気な老後を」という方がいいですよね。
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