「子育て支援」はいいことですが、「市営住宅」が「子育て支援に特化」するとは、どういうことでしょうか?
小さい子どもがいる世帯でないと入居できません。
そして、子どもが小学校を卒業すると、退去させられるのです。
入居する時、「小学校を卒業すると出て行きます」と約束させられます。
(※2013年10月に、「中学校卒業まで入居できる」という方針になりました。訂正いたします。)
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しかし、何年か住んでいるうちに、事情が変わることもあるのではないでしょうか。
つまり、勤めていた会社が倒産するとか、リストラされるとか、離婚するとか。
そうなると、事情が変わって、転居は困難になることもあるでしょう。
民間のアパート・マンション・賃貸住宅に転居すると、家賃がはね上がります。
「退去していただきます!」
「無理です!」と、トラブルが続出することになるでしょう。
私は、「子育て支援に特化した市営住宅」にする必要はなく、世帯構成にこだわらない普通の市営住宅(もちろん、子育て世帯も入居できます)でいいと思います。
どうしても、札幌市が「子育て支援に特化した市営住宅」を建てたいと言うなら、入居するときには「子育て世帯」であることを条件にしても、退去を強制せず、「いつまで居てもいいですよ」としておいて、転居した場合は、次に入る世帯は、子育て世帯に限定する。
これでいいのではないでしょうか。
「子育て支援に特化した市営住宅」が、トラブルの種をまくことになるのではないでしょうか。
札幌市は、東雁来の開発(区画整理)を行なっていますが、思うように土地が売れずに重荷になっているのです。
子どもが小学校を卒業する年代の、若い親が、市営住宅を退去させられたら、東雁来の開発区域で売れていない土地を買い家を建てるケースが想定されます。
東雁来の開発(区画整理)をやっているのは、札幌市都市局。
そして、「子育て支援に特化した市営住宅」を建てようとしているのも、札幌市都市局です。
偶然の一致なのでしょうか?
2 件のコメント:
小学校じゃなくて 中学校卒業を卒業する3月末までですよー
匿名様
コメントありがとうございます。
この投稿は、2012年10月10日のものですが、当時は「小学校卒業まで」という方向でした。
2013年10月に、「中学校卒業まで入居できる」という方針が出されました。
ご指摘ありがとうございます。
投稿内容を、訂正します。
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