9月26日、札幌市議会で、日本共産党市議団を代表質問を行ないました。
その内容を順次ご紹介しています。
今回は、「公契約条例」についてです。
「公契約条例」とは、札幌市のが発注した工事や市営施設で働く人の給料を、最低賃金ではなく適切に引き上げるものです。
札幌市長が、昨年2月に提案し、議会で継続審議となってきましたが、9月19日にいったん取り下げました。
◎宮川質問~一刻も早く再提出すべきだが、いつになるか?
取り下げた条例案では、工事では5億円以上など、金額の高いものだけを対象にしていたが、すべての契約を対象にすべきではないか?
▲市答弁~できるだけ早期に再提案したい。
対象とする工事は、大規模工事と考えている。
◎宮川質問~公契約条例のモデル(テスト)実施をしたが、国が定めた標準的賃金のわずか40%台の労働者がいた。札幌市がワーキングプアを生み出している現実を、どう認識しているのか?
▲市答弁~このような実態を踏まえた議論をしていきたい。
◎宮川質問~市の非常勤・臨時職員の賃金を引き上げるべきではないか?
▲市答弁~現在の水準で適切なのではないか。
札幌市は、10月3日に再提案する予定になりました。
そして、「清掃」と「警備」については、契約金額の少ないものも含め、すべて対象にすることになります。
この点は、改善されることになります。
今までは、反対する党があり、継続審議が続いてきましたが、今度はなんとしても可決させたいです。
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