札幌市議会第4回定例会が行なわれています。
日本共産党は、小形香織さんが代表質問を行ないました。
30分間で、
①市長の政治姿勢について
②児童心療センターの問題について
③生活保護の問題について
④保育の問題について
⑤学童保育について
⑥子どもの権利条例について
⑦地域防災計画の見直しについて
⑧景気・経済対策について
⑨公契約について
と、盛りだくさんの内容でした。
②の「児童心療センターについて」では、医師5人中、4人が来春に退職予定となっている問題について、「個人的な問題」ではない。
「児童心療センターの医師・職員と、保健福祉局とは、ここ数カ月間ではなく、それ以前から、長く齟齬が続いてきた」と、問題を指摘し、市長の認識をただしました。
さらに、「退職予定の人も含め現在の職員、患者、家族とともに、今後の方向を練り上げていくべきではないか」と質問しました。
渡部副市長は、「今般の事態を招いたことについては、組織マネジメントや組織目標の共有化が不十分であったと言わざるを得ず、極めて残念である」、
「現場のスタッフにとってより良い施設とするためには、時間をかけて丁寧に説明し、理解を得ながら進めることも重要であり、より一層の丁寧な対応を心掛けながら、計画を進めてまいりたい」、
「発達障害支援に関する学識経験者や民間医療機関の医師に加え、現場職員や利用者などからも意見をうかがいながら検討を進めてまいりたい」と、答弁しました。
答弁の「 ・・・ 現場職員や利用者などからも意見をうかがいながら ・・・ 」というところは、いいとしても、
「 ・・・ 計画を進めてまいりたい」という部分は、「とにかく進めていく」という一方的なやり方にならないかという懸念があります。
市は、反省すべきは、十分反省して、現場の声を生かしながら、今後のあり方を一から考え直すべきだと思います。
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