さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2012年11月5日月曜日

領土問題、東京オリンピック招致問題での討論

 札幌市議会第3回定例会の本会議で、私が討論を行ないました。
 昨日のブログに書きましたが、市議会で意見書・決議をあげましたが、日本共産党は、
「我が国の領土・主権に関する意見書」と
「2020年オリンピック競技大会およびパラリンピック競技大会の東京招致を求める決議」に反対しました。


 反対理由を明確にするため、私が、討論を行ないました。
 その内容を、簡単にご紹介いたします。

 ①「我が国の領土・主権に関する意見書」について。
 
 この意見書で問題にしている尖閣諸島も竹島も、日本領であることは間違いない。
 尖閣諸島について、実効支配している日本政府は「領土問題は存在しない」と言って、中国と話し合いをしようとしてこなかった。
 竹島について、実効支配している韓国政府は「領土問題は存在しない」と言って、日本と話し合いをしようとしていない。
 これでは、いつまでも問題を棚上げしているだけで、解決にならない。
 尖閣諸島についても、竹島についても、歴史的経過を踏まえ、領土についての国際法にのっとり、道理をつくして、話し合いをすべきだ。
 緊張を激化させるような行動は、話し合う双方とも慎まなくては問題の解決にはつながらない。
 今回の意見書には、「領土・領海に関する体制の強化」(つまり軍事力の強化の意味だと解釈されます)を図ることを求めているが、このようなことを行なえば、国の間の緊張が激化するのは必至であり、冷静な対応を求める立場から反対

 ② 「2020年オリンピック競技大会およびパラリンピック競技大会の東京招致を求める決議」について。

 オリンピック・パラリンピックの素晴らしい意義は十分認めているし、ロンドン大会でも、世界中に勇気と感動を与えた。
 しかし、日本経済の見通しは、長く低成長が続くとみられている。
 オリンピックの施設建設などの費用は膨大であり、それが、将来の日本の重い足かせになる。
 将来の世代に財政負担を残すことは問題
 東日本大震災の被災地の復興が遅れている。
 今は、被災地復興を最優先すべきである。
 「東京でオリンピックを」と強く求める声が湧き上がっているわけではないのに、「東京でやれ」と、札幌で決議を上げる必要はない。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2026年の札幌オリンピックの誘致を北海道でも目指そうとしております。

どうせなら、2028年に北斗函館オリンピック誘致を北海道が目指した方が良いと思われます。

その理由は、以下の点です。

1:2015年度末までに新函館(現:渡島大野)駅が開業し、東京まで4時間前後で移動できること。札幌まではおそらく、2025年までの開通は厳しいことや、北斗函館とは違い、既存の鉄道区間を走行しない区間があまりにも長すぎるので、新函館(現:渡島大野)駅を新幹線と特急・急行・快速・各停が乗り入れできるような駅舎にすればよい。駅名は出来れば「北斗函館」駅の方が、インパクトがあってよい。

2:もし、首都圏エリア内で大震災の規模が発生したとしても、北斗函館が、首都機能の一部を担うことが出来れば日本の国土強化を実施するきっかけになる可能性が高い(街おこしを行い、自然災害におけるスピーディーな対応が出来る可能性につながる)こと。東日本大震災における被害は、激甚災害とまではいかないが、街の一部分が津波の海水につかり一部のお店・住宅地などに被害をもたらした。こうした被害を二度と繰り返さないようにするために、日本国土の在り方、世界の国々における国土の在り方を再認識するような施設等を設置し、自然災害としっかりと向き合う人間形成をつくる。

3:道南圏の経済活性化につなげるためにも、北斗市・函館市・鹿部町・七飯町・森町などの周辺地域の合併による大きな街をつくる上で、最も必要不可欠なことであると言えること。一つとなれば、日本の文化と世界各国の文化をバランスよく取り入れ、国際社会における世界の街の一つとして、世界の国々における街おこしの際の参考になるような街おこしをおこなっていくことにつなげること。

4.日本列島を一つの形に表すための巨大プロジェクトとして青森県の大間町民、貨物輸送の確立させるためのインフラ整備を行う。これは函館市と大間町を一本の橋で結ぶが、これは、車道と鉄道が一体となって北海道と青森などの本州方面を車と行き来する。鉄道は、主に貨物輸送と大間町民が函館市内の通院先におけるインフラ整備の確保として行う。名称は、仮:青函・津軽海峡ゲートブリッジとし、これが実現できれば、北海道新幹線の青函トンネル内の時速を最高速度270キロ前後で一日中走行させることができる。

5:北斗函館における、姉妹提携都市との拡充に努める。世界の国々との姉妹提携都市を出来るだけ一つでも多くの都市と結びつつ、世界の価値観を共有する意味で進めていく。

6:北斗函館から、日本国内を始め世界の国々としっかりと向き合い、今後のあるべき街の在り方、一人の人間としての在り方、自然災害における向き合い方など、さまざまなメッセージを発信していく役割を担い、今後の自分自身における身のあり方を探すきっかけにしていくこと。

7:北斗函館におけるインフラ整備の整備を実行すること。乗り物としては、市電・ロープウェイ・JRしかないが、この他として地下鉄(出来れば14~15路線の建設)、新交通システム(1~2路線)、LRT(その他の公共交通機関との連絡するための路線)、モノレール(函館空港から街の中心部までの路線)、私鉄(北斗函館エリアとそれ以外の郊外の路線)、ゲーブルカー(函館山へのアクセス路線・ロープウェイ以外のアクセス方法の路線)、JR(北斗函館近郊エリア・郊外エリアの新路線、出来れば10路線程度)、トロリーバス(電線方式ではない方法での路線・理由:近郊・郊外でも走行できるようにするため)、高速鉄道(出来れば5~6路線の建設)、新幹線(北海道新幹線新青森~新函館(現:渡島大野)間の建設・新函館~森、森駅から噴火湾沿いを縦断し、室蘭までに至る路線)軽便鉄道(3路線の建設)、リニアモーターカー(函館空港~仮:北斗空港までの路線)、空港の整備(函館空港の国内線を4割、国際線6割の空港機能で名称は函館国際空港、北斗エリア内に空港設置、国内線6割、国際線4割の空港機能で名称は北斗国際空港と検討する)。

8:北斗函館オリンピックを誘致する本当の目的は、以下の点です。

①:東日本大震災をはじめとした日本・世界の国々で起きた自然災害と向き合い、これからの日本を含めた世界の国々とどう向き合うのかを大いに考える。

②:21世紀における人々が、これから行うべきこととは何かをスポーツの祭典であるオリンピックから学習し、得たものを今後の自分に生かす。

③:近未来は、大都会・都会から地域へと変わり、小さなことから始まり、自分たちの力で新たな街づくりを行おう。

④:主役は、オリンピック選手やパラリンピック選手ばかりではなく、後世に生きている人々も主役となりつつ、この世を去った人々もまた主役である。

⑤:オリンピック・パラリンピックを私物化せず、後世に必ず残しつつ、世界の皆さんで守り抜きましょう。

⑥:地方に息吹きをふかせ、この街が現生の人々をはじめ、後世を担う人々への財産として残していきましょう。

⑦:まだ、一か国も誘致していない国々へとオリンピック・パラリンピックを開催し、みなさんでサポートさせてあげましょう。

⑧:一人の人間であることを忘れず、やるべきことはしっかりとやりぬき、自分自身の目標に到達したときにはみなさんで喜びを分かち合いましょう。

⑨:世界の国々との対立はしてでも、オリンピック・パラリンピックでは、露骨にやったり見せつけるようなモラル性に欠ける人間性にならないようみなさんで心がけましょう。

⑩:お金・モノ・力(権力)のバランスを均衡に保つように努力しましょう。

⑪:第3者の人間を卑下することより、自分自身の足元を見ておくことを心がけましょう。

9:北斗函館オリンピックを誘致したい意外な理由、それは、この街は日本の領土であり、夏としては北海道の中でも比較的に過ごしやすい街であること。世界の国々としっかりと向き合う場所になるべき一つの街にしたいこと。

10:北斗函館オリンピックを誘致することは現実からしても、100パーセント不可能であっても、今後の在り方次第では、それは決して不可能ではないこと。出来れば、これらの思いを北海道知事をはじめ、北海道各市町村、日本の各都道府県の知事、各市区町村のみなさん、さらに、世界の国々の皆さん、IOCのみなさん、JOCの関係者の皆さんに対して、よろしくお願い頂きたく書かせて頂きました。

長々と書いたことをお許しください。