「むずかしい話かな」と思っていたのですが、
会場は、いっぱいでした。
お話をしたのは、佐藤清利さん(ブラジルのブラジリア本願寺住職)です。 ・・・ブラジルの浄土真宗の住職さんです。ブラジルにもお寺があるんですね。
チリのアジェンダ政権を支え、1973年の軍事クーデターがアジェンダ政権を襲ったときに、危機一髪で生き延びた人です。
佐藤さんは、アジェンダ政権を倒そうとするクーデター軍の3機の戦闘機が、アジェンダ大統領の官邸を爆撃するのを見て、「もうダメだ」と思い、逃げる途中、つかまります。
目隠しされ車で連れ去れら、10人ほどが機関銃を持って構えているところへ連れて行かれました。
「いつ殺されるか分からない」状況で、機転を利かして言った「私は、国連から派遣された工場経営コンサルタントだ」の一言で、解放され、生き延びることができたのです。
日本では、中南米の歴史や社会について、学校でもほとんど教えませんし、ニュースの報道も少ないです。
しかし、そこに学ぶべきことがたくさんあることがわかりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿