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2012年3月23日金曜日

新・札幌市民会館ホール、3面舞台か?

 札幌市中央区北1条西1丁目に計画されている「市民交流複合施設」という大きなビルの中に、市民会館の後継施設として、2300人を収容できる「多目的ホール」が検討されています。


 市議会予算特別委員会で、そのホールの構想について質問しました。


 オペラの上演もできるように、考えられています。


 市の答弁は、「様々な芸術・文化に対応できるように、国際水準のものを。最大で3面を検討している」ということです。


 3面というのは、
①正面の主舞台
②その奥の幕の裏にもうひとつ舞台があって
③さらに向かって右側にもうひとつ舞台がある、ということです。
愛知県芸術劇場大ホールの3面舞台 ↑↑↑ 観客はこちら側から見ます


 私が、「右側の舞台(客席からは見えません)は、どう使うのか?」と質問したところ、
 答弁は、「多様な演出をするため(?)で、次の舞台のセットを置いておく、次の日の舞台のセットを置く、多数の出演者の待機場所」ということでした。


 私、「主舞台の両側に余裕のスペースがあればよい、という声も聞いているが、どうなのか?」
 答弁、「多彩な芸術に触れる機会のために、3面を検討する意義はあるが、スペースを縮小する可能性もある。今後、検討する」 (何を言いたいのかさっぱりわかりませんね)


 たしかに、新しいホールを作るとなると、「あれもほしい、これもほしい」と言って、なんでも詰め込みたくなりますが、そうやっていくと、膨大な費用がかかるようになってしまいます。


 そうすると、使用料が高くなり、使いにくい施設にならないでしょうか?


 必要な機能を盛り込みながら、無駄なものはつくらない。
 慎重に考えて作らなくてはならないのです。


 

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