北海道電力は、泊原発の再稼働に向けた安全審査を、原子力規制委員会に申請しました。
酒井副社長は、「電力需給が厳しい冬の前に1台でも再稼働できれば」と言っているそうです。
しかし、免震重要棟(会議室や通信設備、電源設備などを備え、事故の際に対策本部が置かれる)は、まだありません。
最大津波の想定は、9.8mとしていたものを、今回、7.3メートルに引き下げています。
北電は、これで、大丈夫と考えているのでしょうか。
福島第1原発の事故原因は、今も解明されておらず、15万人の住民が避難生活を続けています。
原子炉格納容器は設計変更していない。放射能を放出することを前提にしているフィルター付きベント(事故の際、原子炉格納容器内の空気・蒸気の放射能汚染を薄めて放出する)では安全が保障されないが、それさえ、設置されていない。
北電も政府も、原発で儲けることと、住民の安全と、どちらが大事なのか、問われているのではないでしょうか。
参議院選挙は、原発再稼働を許すか、許さないか、国民の声を示す場になります。
原発NO!を選挙で示しましょう。
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