東京都議会議員選挙では、42選挙区のうち、定数1の選挙区が7ヶ所(全選挙区のうち17%)、定数2の選挙区が16ヶ所(38%)。
その合計=定数1または2の選挙区が23ヶ所(55%)と半分以上を占めます。
下のグラフは、選挙区の定数ごとに、当選者の会派を示しています。
定数1の選挙区は、自民党が独占しました。
定数2では、自民党が半分以上を占めています。
民主党は、東京特別区の23選挙区では5議席しか得られませんでしたが、それ以外の市・郡・島部の19選挙区で10議席を獲得するという特殊な選挙結果となりました。
市・郡・島部の19選挙区のうち、定数2が11選挙区あり、民主党の議席が多くなっています。
定数2では、自民・民主で大半を占めています。
定数3では、自民党の他、公明党、日本共産党も議席を獲得しています。
定数4~5では、自民・公明・共産の他、みんなの党も議席を獲得しています。
定数6以上で、ネットも議席を獲得しています。
選挙区の定数が少ないと、大政党が有利になり、定数が増えると、いろいろな政党が議席を獲得するチャンスが増え、国民の中にある様々な考え方が議会に反映されるようになります。
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