「札幌市平和都市宣言」は1992年に作られたものです。
戦争のない平和な世界を築くことは、人類共通の願いです。
この切なる願いにもかかわらず、平和に対する脅威、特に核兵器の脅威から、人類は今なお自由ではありません。
私たちは、戦争こそ地球環境を破壊する最大のものであり、平和にまさる市民福祉はないとの考えのもとに、人類がひとしく平和のうちに暮らせる世界が実現されることを願っています。
私たち札幌市民は、日本国憲法がかかげる平和の理念に基づき、非核三原則を守ることを誓い、信義と公正を重んずる全世界の市民と相携えて世界平和の実現を望みつつ、ここに札幌市が核兵器廃絶平和都市であることを宣言します。
というものです。
そして、「札幌市平和訪問団」として、小学生と中学生数名が、長崎市を訪問し、平和祈念式典に参加したり、原爆遺跡を見学したり、被爆者の話を聞いたりなど、戦争の悲惨さと平和の尊さを実感する取り組みをしています。
渡部陽一さんの話ですが、テレビの通りのゆったりとした口調から、情熱をこめて話されました。
渡辺さんは、「戦場にも子どもがいる。そして、戦場では、いつも、子どもが犠牲になっている」と。
その戦場の子どもたちが笑顔になることが3つあるそうです。
1つは、学校にいるとき。
2つは、食事を食べた時。
3つは、日本のアニメを見た時。
戦争がなくなり、世界中の子どもたちすべてが、安心して、暮らしていけるようにする。それが大人の責任です。
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