ゲストは、札幌彫刻美術館友の会会長で北海道大学名誉教授の橋本信夫先生です。
左が橋本先生、右が私。
橋本先生は、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」の役員でもあります。
先日、札幌市資料館の遠友夜学校記念室に行ったのは、このラジオ番組のための予習だったのです。
札幌遠友夜学校(明治27年から昭和19年)は、授業料無料で、低所得世帯の子どもたちの教育を行ないました。
教えたのは、札幌農学校(北海道大学)の学生や教授などで、無償ボランティアでした。
現在、遠友夜学校記念室があるのは、大通西13丁目の札幌市資料館の中です。
実際に遠友夜学校があったのは、札幌市中央区南4条東4丁目で、その近辺は低所得者の住まいが集中していたそうです。
そういう地域に、授業料無料で子どもたちが通える学校を作ったのです。
その場所に遠友夜学校があったという意味が大事だと思います。
遠友夜学校跡地に記念室があれば、札幌市の発展してきた歴史と地理を感じられるのではないでしょうか。
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