福島第1原発の事故で、放出された放射性物質の量と、広島の原子爆弾との比較を、政府が試算していました。
それによると、
◆セシウム137 広島89、福島15,000 (単位テラベクレル)
◆ストロンチウム90 広島58、福島140 (同)
◆ヨウ素131 広島63,000、福島160,000 (同)
また、東京大学アイソトープ総合センター児玉龍彦センター長は、福島第1原発で放出された放射性物質は、ウラン換算で広島原爆の20個分と試算しています。(8月26日「しんぶん赤旗」より)
福島の原発事故は、広島の原爆のように、激しい熱線や爆風はありませんでしたが、放射能汚染は、今後、長きにわたり、国土を汚染し、身体への影響も心配されます。
国は、影響調査と被害を最小限に食い止めるように、全力を傾けて取り組まなければなりません。
政権党は、内部での争いに終始することなく、福島で不安な思いを抱えながら頑張っている人と、同じ思いになって、被災者の救援と生活再建のために力をつくすべきです。
0 件のコメント:
コメントを投稿