札幌市の事業仕分けで「廃止」という結果が出されているのですが、私は、事業仕分けのやり方に問題があったと思っています。
一般の人に事業仕分けをやらせるにあたり、市が「論点シート」なるものを仕分け人に渡しています。
そこに「論点」として、以下のことが書かれています。
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・通年利用可能な民間施設(ガトーキングダムサッポロや定山渓ビューホテル)が市内にできており、学校のプール開放等もある。
・夏の1カ月程度しか利用されておらず、利用者数も減少傾向にある。
・平成26年度には、躯体の耐用年数を迎えることから大規模改修が見込まれる。
・以上のことから、施設の今後のあり方を検討するべきではないか。
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仕分け人になった方は、「市のやっていることに厳しくメスを入れよう」と張り切っていたと思います。そこに、上記のようなことが、「論点」として、市から示されたら、「廃止」という結論以外に出るわけありませんよ。
しかし、ていねプールは、子どもたちの大好きな施設です。
流水プール(ていねプールオフィシャルサイトから) |
「北海道の短い夏を、屋外プールで思いっきり楽しませたい」
「強い日差しと水しぶきを浴びて、遠慮することなく歓声をあげさせたい」
親ならみんな思う気持ではないでしょうか。
その親の気持ち、子どもの楽しみを守るべきだと思うのです。
・・・市役所の人が、このブログを読んだら、明日の議会対策ばっちりですよ。