札幌市議会議会運営委員会の視察で、兵庫県議会を視察してきました。
札幌市議会では、議会基本条例の制定を検討していますので、すでに制定している議会で、どう運営しているのかを調査してきたのです。
議会基本条例は、全国の各議会で制定されてきています。
おもに、焦点となるのは、議員間討議、執行部(知事や市長)の反問権、議会報告会の3点です。
兵庫県議会の場合も、議員間討議を実施しています。
その内容は、各会派・各議員の考え方の違いを明らかにすることで、意見をまとめて何かを提案するためではないようです。
知事の反問権も認めていますが、質問した議員に言い返すようなものではなく、質問の趣旨を確認する程度です。
議会報告会は、実施していません。
そのほかでは、議場をつくり変えて、代表質問の再質問をするための「質問席」をつくっています。
議会の様子を伝える「議会だより」は、全世帯に配布し、テレビ放送も年3回(各30分)実施しているそうです。
札幌市議会では、議会のインターネット配信をしていますが、テレビ放送があれば、もっといいですね。
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