札幌市白石区の40代の姉妹が、自宅で死亡。
ガス料金滞納により、ガス暖房が止められ、妹さんは凍死していたのです。
ガス、電気は民間会社ですが、水道は札幌市で乱暴なやり方は許されません。
水道は、命に直結します。しかし、年間1万件も止めています。
札幌市水道局に聞きました。
「止めに行った時、必ず声をかけているのか。黙って止めてはいないでしょうね!」
水道局の方は、「止めに行く時は、話をするために必ずピンポンとチャイムを鳴らします」、「止める前に、5回は訪問しています」とのこと。
止めた場合、約6割は支払い約束などをして、翌朝までに再び給水開始するとのこと。
じゃあ、残りの4割(約4千世帯)は、どうなっているのか? 心配です。
使っただけの料金は払わなければなりません。
しかし、ライフラインは止めないことを、行政の基本にすべきだと思います。
水道料金督促は、払えない人の事情をよく聞き、経済的に困っている人の生活再建につなげるようにしなければならないと思います。
水道料金を滞納している人は、水道だけでなく、税金や、国民健康保険料や、家賃や、電気、ガス料金や、その他支払いが滞り、借金、多重債務を抱えている人が多いのではないでしょうか。
徴収・給水停止に行った人は、まず、水道料金の相談にのりながら、滞納者の生活全体を見る必要があると思うのです。
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