札幌市には、住宅リフォーム(バリアフリーやエコの工事)をする場合、条件に合えば、工事額の10%が補助されます(50万円が限度)。
工事をする市民は助かりますね。
それで仕事が増えれば、建設業者も喜びます。
今年度(2011年度)は、補助総額1500万円で始めましたが、申し込みが殺到し、年度途中で1000万円追加して、2500万円の補助枠を設けました。
新年度(2012年度)は、1億円の補助を用意しています。
仮に、100万円のリフォーム工事をしたとします。
市が補助金として出すのは、10万円です。
仮に、2000万円のリフォーム工事をした場合、補助金は200万円ではなく、限度額の50万円です。補助対象にならない工事もありますから、もっと少ないこともあります。
その経済波及効果が、どれほどになるのか、伊藤理智子議員の代表質問で聞きました。
市が、補助金として1億円用意した場合、想定される工事は20億円になるそうです。
さらに、その20億円が地域をめぐりめぐって、建設の材料が売れる、給料をもらった人が買い物をするなどを含めて、モノが売れる効果まで計算すると、32億円の経済波及効果(2次波及まで)になるのです。
1億円の市の予算が、32億円の地域経済に影響を与えます。
住宅リフォーム工事は、とても経済波及効果が大きいのです。
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