2003年以来の衆議院・参議院選挙の比例代表の、各党の得票数をグラフにしました。
民主党は、「2009年衆議院」が絶頂で、減らしたのは昨年末の衆議院が最初ではありません。「2010年参議院」から落ち始めていたのですね。
自民党は、激しく増減を繰り返していますが、大きく得票を増やしたのは、「2005年衆議院(小泉元首相のもとでの郵政選挙)」だけです。今回、議席を増やしていますが、長期的な得票数の推移でみると、大きく減らしてきています。
公明党は、「2005年衆議院」から減らしてきています。
維新の会は、今回初めての国政選挙です。「2012年衆議院」のところで自民と民主の間に水色の+のマークがあります。
みんなの党は、今回大きく増やしたようですが、「2010年参議院」が最高点です。
日本共産党は、「2010年参議院」と「2012年衆議院」の2回が少なくなっています。
社民党は、「2005年衆議院以来」、減らしています。
昨年末の総選挙は、比例代表選挙の得票の推移を見る限り、誰が勝ったとも言えない選挙でした。
議席を増やした自民党と公明党も、得票を減らしてきているのです。
国民は、「民主党には愛想をつかした」ということ以外、「どの党を信用していいのか、わからない」深い混迷にあるのではないでしょうか。
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