年金が、1か月1万5千円未満と安いために、介護保険の給付制限を受け、必要な介護を受けられなくなっている人が、札幌市にどれだけいるでしょうか。
昨年5月現在の数字ですが、187人います。
この人たちは、単に、保険料を滞納しているという方ではありません。介護認定を受けている人(つまり、体が不自由で介護が必要な人)で、給付制限を受けている人です。
この187人の中には、すでに死亡した人や、市外に転出した人も含まれています。また、病院に入院中の人も含まれています。
それらの人を除いても、136人の人が給付制限を受けているのです。
給付制限を受けている136人のうち、実際に、介護を受けている人は26人だけです。率で言うと19%です。
札幌市全体で、介護認定を受けている人の77%が介護を受けています。
19%と77%、大きな差があります。この差が、給付制限のために、必要な介護を受けられなくなっている数字なのです。
給付制限を受けている人には、こういう人がいます。
●(東区)介護4・滞納理由は不明。本人からの反応なし・介護利用なし
●(東区)介護4・低所得のためと推測されるが、本人からの反応なく不明・介護利用なし
●(南区)介護4・理由:低収入、納付書を渡すもその後反応なし・介護利用なし
●(西区)介護4・低収入による納付困難、分割納付中・介護利用なし
札幌市よ!
年金が安い障がい者に安心して生きていける介護を提供すべきではないか!
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