市長が、札幌市の来年度の予算を策定するにあたり、日本共産党札幌市議団として、170項目に及ぶ要望を提出しました。
国民健康保険の保険料を引き下げること。
保育料の値上げをしないこと。
住宅リフォーム助成など、中小企業支援策を強めること。
生活道路除排雪の強化。
市営住宅を増やすこと。
議員の海外視察費凍結分を、引き続き奨学金にあてること。
新中央体育館の建設にあたり、スポーツ団体や市民の声を反映させること。
創世1.1.1区計画は、巨大開発としないこと。
地下鉄南北線・東豊線のホームに転落防止可動柵を早期に設置すること。
有料ごみ袋の価格を引き下げること。
指定業者への天下りを全面禁止すること。
すべての避難所に備蓄物資を配置すること。
などなどです。
市長は、もっと実現しやすいことを要望した方がいい↓↓などと言いました。
「なにをおっしゃるか!!!」
実現しやすいことなら、わざわざ要望する必要ないでしょう。
「実現しやすいこと」ではなくて、「市民にとって、実現してほしいこと」を要望するのですよ。
私は、市長会議室を出るときに、「私たちは戦争に反対した党ですから!!」と言いました。
戦争が行なわれていた時に、「戦争反対」、「天皇主権から国民主権へ」などと言うと、治安維持法違反で特高警察につかまり、激しい拷問で殺されたのです。
事実、そういう日本共産党員が、大勢いました。
それでも、命がけで、「戦争反対」、「国民主権」を貫いたのです。
日本共産党は、「実現しやすいことを言って、成果を自分のものにする」ケチな政党ではないのです。
たとえ、実現への道が遠く厳しいものであっても、堂々と要求を掲げ、実現することをめざして、頑張り続ける。
それが、変革者の党なのです。
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