南北線・東西線には、すでに設置されています。
そして、ついに東豊線にも設置されるようになりました。
上の写真は、東豊線栄町駅です。(ただし、まだ柵は開きっぱなしで閉まりません)
市議会の会議録を調べると、2001年12月の議会で、日本共産党の岡ちはる議員が実現を求めています。
岡議員質問:
命にかかわる転落防止対策について,市長はどのように考えておられるのか。また,視覚障害者の転落防止に有効な安全さくの設置を進めるため,地下鉄エレベーター設置のように障害者施策として位置づけ,乗降の多い駅,島式ホームの駅など,実態を調査し,設置を検討し,具体的計画を明らかにしながら実現を図るべきと思いますがいかがか,今後の対処方針について伺います。
佐々木助役答弁:
ホームの安全さくを障害者施策として位置づけることにつきましては,バリアフリー化の施策であります地下鉄エレベーター設置とは異なりまして,難しいものと考えております。
いずれにいたしましても,利用客の安全確保につきましては,今後とも,引き続き努力をしてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても,利用客の安全確保につきましては,今後とも,引き続き努力をしてまいりたいと考えております。
この後も、実現を求めて、繰り返し取り上げていきました。
ねばり強く取り上げ続けたのは、視覚障がい者の方と懇談をした際、「地下鉄駅のホームは、欄干のない橋のようだ」と言われたことがきっかけでした。
当時、私は、日本共産党札幌市議団の一員として懇談しましたが、この言葉に衝撃を受けたことを今も鮮明に覚えています。
地下鉄全線の設置実現までに時間がかかりました。
しかし、 障害のある方の要求を聞き、その実現のために働けたことは、よかったと思っています。
今後とも、住民一人ひとりの声に耳を傾け、心を寄せて、政治の場で取り上げていきたいと思います。
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