反貧困キャラバンで、市内に住む女性が、自らの経験を発言しました。
家族が増えることは、幸せなことなのですが、生活保護との関係で、つらい経験されました。
妊娠したことを契機に、生活保護を受けるようになり、無事出産。
産後1か月には、就労指導が始まりました。
しかし、子どもがいると、仕事を探すのが大変なのです。
それは、子どもが熱を出したりすると、保育園に預かってもらうわけにはいかず、仕事を休むことになります。
仕事中に、子どもの具合が悪くなったり、ケガをすると、保育園から電話が来て、仕事を切り上げて、迎えに行かなくてはなりません。
ですから、雇う方としては、子どものいるお母さんは「安定して働いてもらえない」と敬遠しがちになり、なかなか就職できないのです。
また、この方の知人の話ですが、週4回働き月5~6万円の収入があり、不足分を生活保護で補っていた人は、「もっと働きなさい」と言われ、2週間に1回「就職活動報告書」の提出を求められたそうです。「30社受けた」という報告をしたところ、「それでは足りない」と、生活保護を停止されたそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿